自民党総裁選投開票が昨日行われ予想通リ決戦投票の結果岸田氏
が27代自民党総裁に大差で選出された。
第1回投票では得票数は僅か1票差と云う接戦でした。
だが続いて行われた決戦投票では予想通リ岸田氏が大差で河野氏
を破った。
1回目岸田氏 議員票146票・地方票110票・計256票
河野氏 議員票86票・地方票169票・計255票
高市氏 議員票114票・地方票74票・計188票
岸田氏と河野氏の差僅か1票、それにしても河野氏議員票は
高市氏にも負けて僅か86票は意外でした。
決戦投票では岸田氏 議員票249票・地方票8・計257票
河野氏議員票 131票・地方票39票・計170票の大差
決戦投票で河野から岸田の勝ち馬に乗り換えた票15票ある
評判通り河野氏は地方票で圧倒したが、議員票は大差で破れる
敗因は今回は各派閥の領袖の締め付けがなく自主投票優先と
なった事が大きな要因の一つです。
第2に急激な改革を好まない議員が河野氏を避けた事。
党内で嫌われ者の石破氏・小泉氏が早くから河野氏支持表明
それに反発した議員が多数出た事。
河野氏は領袖の麻生氏からも全面的支持を得てなかった事。
決戦投票で高市氏と岸田氏が手を組んだ事が大きい。
他に政治的力学が働いて岸田氏の大差の結果となった様だ。
それにしても河野氏の議員の信頼のなさが突出して居ます。
出る者は叩かれるの法則通りですね。
此れで官庁の行政改革が挫折するのではないか?
河野氏が提唱したハンコ行政廃止・ノーぺーパ、デジタル化
等々は今後どうなるか?
さて次の課題が先ずは、党人事で特に誰を幹事長に据えるか
決定次第で衆議院選が大きく変わる。
岸田氏を押し立てて、党1丸となり衆院選で勝てるか?
次首班決定後の閣僚人事・内閣官房長官の任命で岸田政権
の命運が決まる。
安倍氏と同罪とされた森友・加計問題今だ国民の信頼を
取り戻して居ません。
正直な話し岸田氏は河野氏や高市氏に較べて影が薄い存在
でした。
最大派閥細田派に守られた御曹司的状況です。
その細田派も多くの問題を抱えて居る様です。
果たして国民の信頼を取りもどせるか?
首相となった暁、今後の施策に期待したいです。