政府は小規模農地を借りうけて大規模農家等に貸し出す「農地中間管理機構」
所謂農地バンクを各都道府県に設置しました。
農地の貸し手に支払う協力きんとして政府は14年制度開始で250億円を準備
しました。
貸出実績が伸び悩む中、今年2月成立した補正予算で更に200億円上乗せ。
此の予算は農地面積に応じ各都道府県に配分された。
しかしほとんどの府県で予算消化率は1%程度と低調です。
頭の良い官僚が考えだした妙案も現場では通用せず空回りですね。
此の農地の貸し手への協力金は数種類あるが、大半は地域集積協力金です。
貸し出した地域に10アール当たり2~3万6千円が交付される。
10アールとは1反で、1アールは10メートル四方ですから、10ア-ルは
100メートル四方ですね。
だいたいの広さが判りますね。
全国的消化率は目標の3%で支払い協力金は16億円とか。
この中には形式だけの要請で支払われた協力金もあって甘いものらしい。
各府県の残った分は基金化して繰り越されるが今年の当初予算に90億円が
計上されているとか。
一旦云い出した事は仲々止められないらしいね。