ロシアのウクライナ侵攻で急に日本へのロシア侵攻が現実味を
帯びて来ました。
日本とロシアは第2次大戦後、平和協定を締結してないので、
今も戦争状態にある事は余り知られてない。
日本はロシアに対して北方領土は日本固有の領土で返還を請求
して来たがロシアは言を左右し返して呉れません。
ロシアは隙あればと絶えず日本を窺ってきて居ます。
今回ロシアのウクライナ侵攻で人ごとでなくなってきました。
日本は米国と安全保障条約を締結して居るので一端事あれば
米軍が助けて呉れると信じて居る様ですが、自国の軍事戦略を
優先する米国が果たして日本のため動いて呉れるのかこの頃
疑問が出て来た様です。
日米安全保障は米軍のための条約ともとられ米軍優先の条約
で日本にとっては不公平条約のとなっています。
日本は御存じの様に憲法9条で不戦の誓いを表明して居ます。
しかし世界の情勢はそんな甘いものではなく、自国を守る
自衛権まで放棄してないとし自衛隊を創設しました。
自衛隊は軍隊ではなくあくまで専守自衛のためのものと
言いながら戦後70年経過してみれば世界でも有数の軍隊
となって居て、今は自衛のためなら敵基地攻撃も容認する
様に変わりつつあります。
自衛隊は米軍の防衛戦略の一翼を荷負わされて居ます。
ただ今の自衛隊は憲法9条で縛られ動けない、張り子のトラ
同様な状態です。
自国を守って戦わない国を誰が助けて呉れるか。
日本人は国土防衛を安直に考えてないのか?
日本は中国を危険な隣国とみていますが今回のロシアの
ウクライナ侵攻で、より危険なのはロシアである事がはっきり
判ってきました。
樺太から42キロの宗谷半島・国後島から17キロの日本に
ロシアの軍隊が攻め入ってきたら、手もなく北海道は占領
されてしまうでしょう。
日本人の大半はそれはないと信じて居る様ですが、したたかな
ロシアの事油断出来ません。
また日本は米国が必ず守って呉れる信じて居る様だが、それは
日本の甘い願望である様だ。
米国は在日米軍基地が直接攻撃されない限り動けない事が判って
来ました。
日本は将来を見据えた世界の情勢をもっと見つめて、現実的
対処が迫られてきそうです。
言える事は自国の力で守らい国はどこも助けて呉れないと
言う事です。