安倍政権は我が国の成長戦略の大きな目玉として外国へのインフラ輸出を挙げて居ます。
そのため首相自らトップセールスで新幹線売り込みを始めて居ます。
その有力な相手のインドネシアで今一歩と言う処でインドネシアの政変で担当大臣が替わり
雲行きがアヤシクなってきました。
安くしかも工期が短く直ぐにでも建設出来ると言う中国案に傾くのはヤムを得ない事かも
知れません。
今回その上に財政負担や債務保証を伴わず工事しまと言う考えられない好条件を提示して
中国が高速鉄道建設工事受注に成功しました。
日本側は安全第一で着工も慎重に調査し取り掛かる、融資は新幹線方式の条件で、建設
しても後々までの面倒を見ると言う方式ですので価格も高くなります。
おまけに日本側はJR東海とかJR九州・JR東北と新幹線売り込みは内部で激化指導しても
強力な中国側には負けてしまいます。
日本は中国にすっかり我が国で開発した新幹線技術を持って行かれ強力なライバルと
なってしまいましたね。
この分では米国西部での新幹線やタイ・ベトナム・インドへの高速道路輸出は皆中国に
持って行かれる様な形勢ですね。
日本の完璧主義は料金面や運営面で大きな枷となって居る様です。
しかし安全性の確保を疎かにしたら新幹線の意義がなくなります。
其処の処はシッカリ今後も抑えて交渉して欲しいですね。
判って呉れる國にだけ輸出すると言う立場は崩さないで欲しいですね。