民間航空のパイロット訓練飛行場として建設された下地島の空港は現在使われてなく無用な
空港となって居ます。
下地島空港は当時パイロットの飛行訓練はアメリカまで行って行われて居たが民間航空会社
の要望で下地島にパイロット訓練等の地方管理空港として建設されました。
一時は南西航空が空港として併用して居たが近くに宮古空港があるので利用客減で廃止された。
民間航空のパイロット訓練空港としてJALやANAがタッチアンドゴウーに離着陸訓練を行って
居たが、その後訓練も少なくなり現在は訓練もなくなり空き地状態らしい。
この空港は60メートル幅で3000メートルの滑走路1本と30メートル幅3880メートルの誘導路
があって、エプロンには大型ジェット用が5バーツ中型ジェツト用が1バーツあります。
遊ばせておくには大変勿体ない空港です。
下地島と伊良部島とは県道90号線で結ばれ、来年は宮古島と伊良部島が伊良部大橋完成で
結ばれる予定です。
処で現在尖閣諸島へのスクランブルは沖縄自衛隊基地から発進していますが行きに30分も
掛かり到着した時には中国機は居ないと言う情況にあるらしい。
其処で日本の防衛上下地島空港を自衛隊の軍事利用出来ないかの話が持ち上がった。
この空港からだと尖閣諸島まで15分で行けるので充分効果は期待出来るとの事です。
処が問題があります。
この空港を作る時住民の反対が強く、國と住民の間でかわされた「屋良覚え書き」では決して
この空港は軍事利用はしないと言う断り書きが入って居たらしい。
それで何回も米軍飛行場や自衛隊飛行場の話があったが流れた経過があるらしい。
今回は国防問題特に中国との問題でこの下地島飛行場が脚光を浴びて居る。
住民の中には経済優先で賛成の声もあるが、矢張り米軍とのトラブル懸念とか戦争に対する
拒否反応が強く依然として軍事利用には反対の声が多い。
それに本土から移住して来た人も多くこの人達が新たに軍事利用反対の、のろしを挙げて居る。
宮古島は観光方針のため、基地化反対の立場とか。
対中国対策として自衛隊としては是非利用したい下地島空港、さてどうなるかだ。
このまま何等利用されず朽ち果てるのもどうかとも思いますね。