メーデーと言えば働く労働者の祭典として5月1日が万国共通でした。
が我が国は企業海外流出・非正規労働者採用拡大等で労働人口が減少し、
企業もグローバル化で競争原理導入・成果主義・コスト削減を行わなければ
生き残れない時代となりました。
其れと共に我が国の労働運動は次第に下火となりメーデーも4月の祭日に
お祭りとして開かれる慣わしとなってしまった様です。
其処で各地で4月29日昭和の日に祭日にメーデーが開催されて居る様だ。
労働者の団結等、今頃言っても明日は我が身がどうなるかの時代です。
其処でメーデーは限られた労働組合役員指導のメーデーとなった。
一部はお祭りとなってしまった様です。
時の政府が国策として労働者賃上げの旗振りを始める官製春闘すら
出現する時代です。
今や労・使・官の関係はどうなって居るのか判らなくなりました。
ただ安倍政権の雇用改革に危機感を抱き、連合等が中心に今年の
メーデーは盛り上がって居る様ですね。
國は労働法の規制緩和を検討しています。
残業代ゼロ制度導入、管理者待遇で残業代を支払わなくてもよい制度。
派遣労働者の期間制限をなくす改正労働者派遣法案等々労働改悪に
繋がるとして反対運動を展開しています。
労働者も正社員と非正社員に分かれ要求も異なってきました。
労働者の祭典メーデーも様変わりしてきましたね。