ロシアのウクライナ侵攻と言う暴挙に対し国連全く打つ手なしです。
国連安全保障理事会のロシア非難決議案をロシアは拒否権を行使して
否決しました。
注目された中国が拒否権は行使しなかったがインド等と共に棄権した。
流石にロシアの暴挙に賛成して世界相手に戦う気はなかった様だ。
このような問題が起きた場合国連安全保障会での常任理事国の拒否権
発動です。
そもそも国連保障理事会は前の大戦を繰り返さない様戦勝国の5ケ国
米英仏中ロシアが創設した国連機関で、5ケ国に絶対な拒否権を与え
常任理事国とした。
国連安全保障会は、5ケ国の常任理事国と2年毎選出される非常任
理事国10ケ国によって構成されます。
現在の非常任理事国は、アルバニア・ブラジル・ガボン・ガーナー
インド・アイルランド・ケニア・メキシコ・ノールウエイ・アラブ
首長国連邦の10ケ国です。
国連は各国の経済に応じた国連分担金により運営される。
20年前の各国国連分担金は米国22%、日本19・6%、英国
5・5%、フランス6・5%、中国1・54%、ドイツ9・8%
ロシア1・2%、新興国は殆どが0・004%位でした。
韓国も1・7%位でした。
それが2021年には米国22%変わらず、中国12%、日本
8・5%、ドイツ6・0%、英国4・5%、フランス4・4%
ロシア2・4%となった。
日本は米国に次いで2番目でしたが当時9・6%から8・5%
に切り下げられ中国は2番目となった。
日本が経済大国の3番目になった頃の話しです。
日本は幾度となく国連改革案をだしたが、否決されて来ました。
日本の常任理事国入りは韓国や中国の反対でいつも否決されて
居ます。
韓国、中国は日本にカネは出せでも口は出すなと圧力をかけて
居ます。
韓国の国連分担金は日本の8分の1程度で、しかも滞納がち
と聞く。
日本を目の仇にして居る韓国にとっては日本憎しなんでしょう。
この不条理を何とか改善しようとするが一向に改善出来ない。
一番の問題は常任理事国5ケ国の拒否権です
時代は変わったので、このまま現状維持すれば国連はいずれ
崩壊してしまうのではないか?
国連分担金も新しい視野に立って公平な分担率を弾いて欲しい。