米国FRBは雇用状況の好転に伴い是まで続けて来た量的金融緩和政策を予定通り10月末
で終了する事を決めた。
何れは予想された事ですが、矢張り世界に大きなショックを与えた。
今回はゼロ金利は当面維持との事ですがいずれゼロ金利解除がやって来る事は必定です。
新興国等からの資金の引き上げやドル買い円売り、日本売りが進む事が予想されます。
過去にはFRBが量的緩和縮小を示唆しただけで世界は大騒ぎになった経緯がありますので
是が利用的金融緩和終了とゼロ金利解除ですからその影響は大きなものがある。
FRBは15年度中に11年振り利上げ断行となります。
2008年のリーマンショツクの金融危機でまず量的緩和第1弾。
ゼロ金利政策導入となる。
それから色々あって今回の量的緩和第3弾終了まで6年間続きました。
量的緩和に資金提供された総額は4兆ドル邦貨にして400兆円以上ですね。
日本のGDPは500兆円と言われるのでその規模が判りますね。
現在日銀が行って居る大胆な金融緩和も何れは出口を模索せねばなりません。
ただデフレ脱却もままならず経済再興は道遠しでいまだ金融緩和を続けねばならぬ。
日本は今回の米国FRBの量的緩和終了で当たり前の事ですが大きな影響が予想されますね。