WTOと言えば世界貿易を監視指導する国際機関として各国が頼りにして居ます。
処が米国第一主義を主張し保護貿易を推進するトランプ氏が今回WTOは米国を搾取する機関で
米国が加盟して居る理由が判らないと脱退を示唆したそうです。
又もやは破天荒な発言で世界を驚かして居ます。
ただWTO脱退は米国議会の承認が要るので実現の可能性は薄いとの事。
なんで其処までするかと言えばトランプ氏を支持する米国中間層や経済界のご機嫌取りではと
言われて居ます。
トランプ氏にとって一番の関心事は今年年末に行われる中間選挙を如何に勝ち抜きかにある。
そのため敢えて世界を敵にしても米国民の賛成を得たいとパフォーとマンスを繰り返して居る。
米国の輸入貿易赤字対策は格好な対象です。
北朝鮮問題で非核化の米朝会談・イランとの核合意の一方的破棄等々・・・皆世界を相手に
打った大一番です。
米国の同盟国と思われて居た日本にも情け容赦なく、厳しい要求を突きつけて来た。
しかし何でこんな世界から憎まれる事を遣るのでしょうね。
米国は益々孤立化するのではないか?