ブルネイで開催されたTPP交渉会合、日本は初めて最初からの参加と
なったが様々な問題を残して交渉閉幕しました。
二国間協議に主点が置かれたTPPブルネイ交渉会合でしたが、関税撤廃を
巡る対立に、此までの通商交渉では前例の無い広範なルール作りも要求され
集中討議の10分野で難航し、妥協点を見いだすのは大変容易で無いことが
改めて認識させられた。
物品市場アクセス分野では各国保護したい農産品・工業品を抱え関税撤廃で
対立しています。
原産地規則分野では、原産地の定義で関税が変わるので各国の思惑で対立。
環境分野では、日本は漁業補助金削減に反対。
知的財産分野では、後発医療品の特許期間延長等の扱いで各国苦慮。
競争分野では国有企業と民間企業の競争公平を巡り国有企業の定義で紛糾。
投資分野では、企業が政府を訴えられる規定で衝突。
政府調達分野では、公共事業海外企業への市場開放で紛糾。
一時的入国分野では、ビジネスマン入国手続き迅速化は合意。
金融サービス分野では、金融商品の規制と投資家の保護も合意。
非適合措置分野では、TPPルールの適用外の国内制度を討議。
特に新興国の国内規制等が争点となった。
ここで二国間協議で関税例外処置品目を認め合えば聖域なき関税撤廃の
TPP理念が崩れると云う懸念があって一部国から関税リスト統一を促す
動きもあると云う。
兎に角各国の利害が真っ正面からぶっつかり合うTPP交渉です。
國の運命がかかって居るのでどこの國も下手な妥協は許されません。
日本は何処まで国益を守れるか?
此からの交渉にかかって居ますね。
本年度中の妥結を目指すオバマ大統領の小手先に騙されないシッカリした
交渉を期待します。
なったが様々な問題を残して交渉閉幕しました。
二国間協議に主点が置かれたTPPブルネイ交渉会合でしたが、関税撤廃を
巡る対立に、此までの通商交渉では前例の無い広範なルール作りも要求され
集中討議の10分野で難航し、妥協点を見いだすのは大変容易で無いことが
改めて認識させられた。
物品市場アクセス分野では各国保護したい農産品・工業品を抱え関税撤廃で
対立しています。
原産地規則分野では、原産地の定義で関税が変わるので各国の思惑で対立。
環境分野では、日本は漁業補助金削減に反対。
知的財産分野では、後発医療品の特許期間延長等の扱いで各国苦慮。
競争分野では国有企業と民間企業の競争公平を巡り国有企業の定義で紛糾。
投資分野では、企業が政府を訴えられる規定で衝突。
政府調達分野では、公共事業海外企業への市場開放で紛糾。
一時的入国分野では、ビジネスマン入国手続き迅速化は合意。
金融サービス分野では、金融商品の規制と投資家の保護も合意。
非適合措置分野では、TPPルールの適用外の国内制度を討議。
特に新興国の国内規制等が争点となった。
ここで二国間協議で関税例外処置品目を認め合えば聖域なき関税撤廃の
TPP理念が崩れると云う懸念があって一部国から関税リスト統一を促す
動きもあると云う。
兎に角各国の利害が真っ正面からぶっつかり合うTPP交渉です。
國の運命がかかって居るのでどこの國も下手な妥協は許されません。
日本は何処まで国益を守れるか?
此からの交渉にかかって居ますね。
本年度中の妥結を目指すオバマ大統領の小手先に騙されないシッカリした
交渉を期待します。