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kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

最近の動物園について思うこと

2005-06-03 | Weblog
 今日も暑いね。ほんと、このままだと世の中どうなってしまうのか心配。というか、kanekoは異常に暑さに弱い(寒さにも弱いが)のでちょっとの暑さが身体にこたえます。色が黒いのが原因か?

 今日は課題研究で動物園についての調査。kaneko自身も旭山動物園について調べてみました。この研究はkanekoが興味がある内容を生徒に投げかけていく形で実施。最近はちょっと自分たちでも興味を持って調べていってます。先日の動物園での質問をまとめたりして、ほかの動物園とくらべたりしながらすすめています。ちょっと盛り上がってきました。その中でレッサーパンダについて旭山動物園の園長さんが書いている提言を発見。見てみると「レッサーパンダが立つのは解剖学的に当たり前。野生のレッサーパンダも普通に立っているそれをまるで芸をしているように見せるのは見せ物にしているのと同じ。」と提言されていました。

 確かに。先日徳山動物園に行ったときもえさをもらうために普通に立ってました。園の飼育委員の方は「レッサーパンダは普通に立ちます。特別なことではありません」といわれていた。そうなんだよね。特別なことなら扱っても良いけど、普通のことを芸のように取り扱ってみせるのは「動物園のあり方」としては間違っている気がします。

 最近は動物園のついて調べているのでこんなことが言えるわけですが。先日の聞いた話では「昔は動物がいるだけで動物園に人が集まった。今はTVなどでその姿を見る機会も増えて新鮮さがなくなってしまっている。動物がいるだけの動物園では地域の人に何も還元できない」と言われていました。確かに。今人気のある動物園は「動物が自然のままの姿を見せる」&「動物が間近で見られる」というのが多い。一時的に人気が出た動物園は珍しい行動をする動物がいるだけで、ブームがすぎてしまえば人は集まりません。以前のタマちゃんブームのように人は忘れていきます。そんなのでは地域に何も還元できない。その辺まで考えてやっていかないと動物園自体が寂れてしまいます。

 動物はその行動を見るだけで癒されたりします。また、人間の能力を遙かにしのぐ力をもっています。それを感じていくのが動物園なのではないでしょうか?見せ物にして人を一時的に集めることを目的にしてしまうと意味がない気がします。地域に根ざしたランドマークとしての動物園をどうすれば作っていけるのかを考えていくことが必要。これを高校生の視点からやっていきたいわけですよ。陸上バカではなく、きちんとこういうことも考えてます。結局はすべて人間を成長させていくためのものだから。つながる部分があります。

 そういえば、県総体が終わってちょっと時間があるので基礎筋力アップと基本の確認に時間をかけています。テーマはスピードアップ。これは前から同じ。そのために様々な角度から力をつけさせていこうという考えです。中距離も股関節伸展のスクワットやらせてます。まだシャフトだけですが。基礎筋群を強化して、それを走りに結びつけていくことが大事だと思ってます。これは間違っていないと思ってるのでとりあえずしばらく続けていきます。なんかいいアドバイスとかあったら教えてくださいね。
コメント
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