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kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

グローアップシステム

2005-06-05 | Weblog
 今日は下関でグローアップシステムの強化練習会。今回は高校にも参加を呼びかけていたので400mHの子もいるかな~と思っていたけどやはり中学生のみ。難しいですね。

 練習はかなり順調。推進力を生み出すリードと抜き足を練習して、その後踏切練習。110mHが専門のkatura先生と一緒にやっていたので二人であーだこーだいいながら修正していきました。

 中学生のおもしろいところは少しの指導でものすごく動きが変わること。ポイントを意識させるだけで見違えるくらい動きが良くなりました。3年生の子はスタート&インターバルを修正すると本当に速くなりました。これは15秒台間違いなくでるね。走力がないのでこの辺を今後強化することで一気に開花する可能性あり。2年生も良い動きする選手がいて1ヶ月に1度の練習会の成果も出てきているようです。

 夕方はTVで日本選手権観戦。丹野選手本気ですごい。鳥肌が立ちました。次元が違うレベルまで一人で引き上げてます。日本の女子が51秒台ですよ。バックストレートのリラックスした動きとラストの100mの動きは完璧。あれほど動きがオートマチックになっている選手は日本にはいない(だから日本記録が出たんですが)。感激でした。
 女子の走り幅跳びもすごい。直接の勝負ではないフィールド種目であれほどの抜きつ抜かれつの勝負ができるのはものすごい集中力です。おもしろかった。

 残念なのは報道の仕方かな。1つは幅跳びは花岡選手が6回目に6m69跳んで、興奮した雰囲気になっているのに「時間となりましたので放送を終わります」と終わってしまったこと。野球は勝負が決まっていても無駄に延長放送をする。しかし、陸上ではそんなことはありえない。一番良いところを「時間です」といって終わらせてしまうのはあまりにももったいない。あの勝負をみて「陸上やってみよう」って思う子もいると思う。民放なら協賛会社の関係もあるので仕方ないけど、ここは最後までやるべきでは?あんな勝負なかなか見ることはできない。もったいないよ。
 あとは「高校生チャンピオン」をものすごく大きく扱うところかな。女子の1500mも高校生チャンピオンが出てるけどあまり扱わない。でも男子の400mは過剰に扱う。この辺はなぜ?確かに超高校級の記録が出たけどそこばっかりではだめなんじゃないかな?もっと評価してほしいのが女子の400m。さっきも書いたけど「超日本人級」の記録なわけですよ。これまで53秒を切った選手ですら数人しかいない(それも52秒9とか)。その記録を一気に51秒台まで持っていった走りはもっと評価を受けるべきだと思う。マスコミ関係者からみるとマイナー種目かもしれませんが、だからこそそのあたりをもっとアピールしてほしい。女子の400mの日本記録についてはTVニュースでほとんど報道されなかった。一般の人向けには「高校生が勝った」の方がインパクトはあるんだけど、評価されるところはきっちりと評価されないといけないんじゃないかな?

 とにかくかなり?が残る報道だった気がします。こんなこと思うのはkanekoだけかな?
コメント
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