kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

今からの過ごし方

2009-04-01 | 陸上競技
午後からの練習でした。それも通常の練習開始時間から。4月1日という事もあり、もう一度気持ちを引き締めていきたかったので会議と会議の合間の30分を使ってミーティングをしました。

いつも話している内容です。冬期を終えて4月に入りましたからこれからはシーズンに向けての準備です。ある程度の力がついている事は各自が自覚できているはずです。昨日も書きましたが「慢心」と「油断」に気をつけなければいけません。「自分達は強くなった」と思って心におごりがあれば必ずミスにつながります。「少しくらいなら…」と思う気持ちが取り返しのつかない事になるのは目に見えています。これからの時間の過ごし方で結果が大きく変わってきます。

何度も言っていますが「出来ることを全て全力でやる」事が大切です。ちょうど雨が降っていたのでそのことに関してめ触れてどうするべきかを投げ掛けました。雨に濡れてそのまま放っておけば身体が冷えて風邪をひく。当然です。そこをどうするのかをしっかりと判断できるか?風邪を引いてしまえば練習が積めなくなる。濡れてもすぐに対応すれば風邪は引かない。やれば出来ることをきちんとやらない限りは強くなれるはずはありません。

多くの人の支援を受けて練習をしています。保護者に経済的な支援を受けて競技に集中させてもらっている。保護者は1度しかない子供達の高校生活を後悔が無いように支えてくれているのです。選手は一生懸命に取り組んで力を付けていく事で恩返しができます。そして県総体などの大会で応援をしてもらえれば自分達の力も高まります。プラスアルファの力はこういう所からも生まれてきます。

3年生にとっては泣いても笑っても最後のインターハイ路線の大会になります。一生に1回しかないのです。これはそれぞれの学年でもいえる事です。今しかできないのです。これまでマイルで中国で2度準決勝に進める力がありました。しかし、2度ともプラスの5番目で準決勝には進めなかった。0.3秒届かなかったのです。何かが足りなかった…。インターハイを狙うためにはどれだけ力があっても0.01秒足りなくても届かないのです。全員の力を合わせてそのコンマ何秒かを詰めていくしかありません。誰か1人ではなく全員がその責任を感じていかなければいけません。甘い者はチーム内できちんと指摘していく必要があります。友達ゴッコではありませんからね。チームとしての規律は守るべきです。

約6ヶ月、過酷な冬期を越してきました。力は付いています。今から3ヶ月でもうワンランク力を上げていきます。実質は2ヶ月半です。どれだけ中身の濃い時間に出来るか?ここにかかっています。大切な時間を有効に使っていきたいですね。

練習に関して書こうと思っていたのにまた別の内容になりました(笑)。また書きます(笑)
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会議…

2009-04-01 | 陸上競技
今日から新年度です。当然ですが新年度の初日なので今年度の様々な確認をしていきます。

朝からぶっ続けで会議三昧です。様々な決め事があるので当然ながら時間がかかります。午前3時間あって昼休みに県記録会の申し込みと参加料の振込み。これももっと早くやっておけば良かったのですが、なかなか時間が取れなかったので…。

午後はまたも会議。いつもより短くて1時間40分位で1つ目が終わり、すぐに職員室の中での机の移動。少し休んで40分くらいの会議。トータルで5時間くらい会議でした(-.-;)。

さすがに疲れましたね~。会議で思ったのはもっとバランス感覚を身につける必要があるという部分ですね。どこかに偏った視点で物事をとらえると必ず弊害が生まれるということ。決めた事が客観的に見てみんなの同意を得られるか。大切な事だと思いますね。自己満足で終らず、バランスが取れないとうまくいきません。何となく気をつけていかなければいけないと思いましたね。

会議が続くのがあらかじめ分かっていたので練習は午後からにしました。午前中は強風で走れない状態だったのでちょうど良かったかもしれません。

練習に関してはまた書きます。とにかく会議が続いてぐったりしました。それだけは確か…。
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応援してもらうために

2009-04-01 | 陸上競技
先日との合同練習でマイルでubenishiは中国を目指して練習に取り組んでいるという話でした。狙うだけの力は十分にあると思いますし、うちも中国に進まなければ次にはつながらないので同じ方向を見ている部分があると思います。ライバルですね。

私はこれまで多くの人の力を借りて指導をしてきました。何度も書いていますが私の指導スタイルは師事している方の模倣から始まっています。技術的な話にしても、走練習のスタイルにしてもしつこいくらいに教えてもらってなんとか自分のスタイルを作りかけています。私の育てようとしているチームのベースはそこにあります。だから「自分が育てた」と声を大にしていうつもりはありません。周りの多くの方の力を借りてチーム作りをしているだけだと。

今回のように直接利害関係のあるチームと一緒にやる事を拒む人や選手もいると思いますが、私自身は周りから「育ててもらっている」分を他の部分に還元しなければいけないと思いますし、選手は自分達の取り組みとは違う方法で上を目指そうとしているチームと一緒に練習する事で自分達には足りないものに気付けるはずです。

練習終了後、ubenishiの選手に話をする機会があったので「マイルで県3以内を狙って欲しい」と話しました。まー直接的なライバルに「強くなって欲しい」というのもどうかと思いますが(笑)。「マイルで中国に行って欲しい。うちはインターハイを目指す。中国に行ってうちがインターハイを目指して戦う決勝を応援して欲しい。」と。いやーエライ話をしてます(笑)。ライバル校に応援を求めているわけですから。失礼な部分もあるかと思います。

しかし、うちがインターハイに行くためには単純な「実力」だけでは足りません。様々な条件が重なってくる「運」とチーム内の信頼関係や多くの人の応援などの「プラスアルファ」の力が必要になっていきます。自分達の力だけでは届かない。だから周りから「力」を借りたいと思っています。かなり「力」はついてきているのは間違いないと思います。選手の会話の中にもその部分が伺えます。しかし、組合せによっては予選から厳しい組に入る可能性もあります。「運」も左右しますし、他県の競技場で走るので県内のみんなの応援を力に変える必要があります。見えない「力」があると思います。だから一緒に練習したチームが中国で「仲間」として応援してくれるときっと「力」になると信じています。

これだけ書くと「結局は自分のチームのためか」と思われるかもしれません。その部分も確かにあります。私にとっては毎日見ている選手達は特別ですから。そう思われても周りに力を与えて、逆に与えてもらう事は続けていきたい。そう思っています。

そういえば昨日電話でogawa先生に「kanekoさん、いつも好き勝手やってるんだからやったら良いじゃないですか(笑)」と言われました。まー基本的にやりたい事をやらせてもらっていると思っています。あまり「和」を乱すのは良くないなーというのはいつも考えています、一応。周りからはそうは見えませんが結構心配性(笑)。私も応援してやって下さい(笑)。
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