kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

市内合同練習

2009-04-04 | 陸上競技
年度末の人事異動により市内の中学校の陸上部の顧問の先生方が大きく異動になりました。これを機に月に1~2度、うちと市内の中学生とで合同練習をしようということになりました。うちのスタッフは投擲、長距離、短距離と各パートがそろっています。少し時間を取られるのは確かですが、顧問になった当初から「地域陸上の活性化」を希望していた私からすれば非常にありがたいことですね。

が、昨日の時点で天気予報を確認すると狙ったかのように「雨」でした(-.-;)。それほどの降水量にはならないみたい(朝の時点では午後から雨でした…)だったので、タータンなら多少の雨でも問題ないだろうという事で練習場所を変更しておきました。が、朝起きてみると見事に雨…。少し降っているというレベルではなく結構降っていました(>_<)。かなり寒かったですが「着替えを準備しておくこと」と指示を出して練習は通常通り実施しました。

基本的な事に時間をかける余裕はなし。雨がひどくて寒かったですし、中学生はそれほど集中が続きませんから(笑)。中学生の大半には難しいことを話しても絶対にわかりません。膝の意識と脚の軌道のみ指示。十分ですね。まずは運動時間の確保です(笑)。数人はかなり実力がある選手もいますから刺激をもらうこともできました。

雨に濡れてなかなか筋温が保てない状態でした。普通のレース等ではこれほど雨に濡れてアップをする事はありません。それでも走れる状況であればきちんと走ります。タイム云々ではなくある程度練習を積む事に意味があります。本来ならこれほどの悪天候で無理をして走る必要はないと思います。風邪を引く可能性もあります(まー意識の問題もありますが(笑))。それでも力をある程度のレベルで競り合って走る中でレース感覚をつかむ事ができます。

短長は昨日の流れがあったのでタータンの上でもう一度確認しました。同じ感じで走っても200mで1~2秒遅れていました。雨の中で走るだけならそこまでタイムが落ち込むことは考えられません。レースは走るときだけ雨に濡れるだけですが、今日の練習はずっと濡れていますから動きません。それでも同じ条件でレースに近い駆け引きや力の差を踏まえた自分の走りを意識するには十分だと思います。mikiが前半から少し無理矢理スピードを上げましたが、結局後半でrinaに追い付かれていました。ここも経験です。きちんと力をうまく使えるようにしていかなければいけません。

こういう状況では「他の人がやっていない中で走っている」という部分がメンタル的な部分が重要になってくると思います。大会では雨でもレースが実施されます。普通の選手なら試合で雨が降れば「嫌だな」と思います。濡れて走るとうのはやっぱり嫌なモノです。大会等で大切な部分に影響するのはこういうメンタル的なものだと思います。他の選手がやっていないことをやっているという精神的な強さを示すことができれば「自信」になります。何か精神的に優位に立てるモノがあれば必ず「自信」になるのです。みんなが「嫌だ」と思うモノを「やりやすい」と思えば有利です。

全ての経験を大会に結び付けていきたいと思います。中学生がいた事で指導をして客観的に走りについて考える事ができたはずです。全てをプラスに考えていきたいですね。

寒かったので風邪を引かないように気をつけないといけません。全ては自分のため!!意識して取り組んで欲しいですね。
コメント
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