kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

時間外労働100時間以上=要面談

2009-04-23 | 陸上競技
なんだか分かりませんが、正規の労働時間以外(朝と放課後、土日祝日)に100時間以上働いたら医者と面談しろという話になりました。何なんでしょうか…。あまりにもバカらしくて話を聞く気にもなりませんでした。批判ととられるかもしれませんが…。

一月の時間外労働が100時間を越すと健康を害する危険性があるそうです。精神的にも良くないので100時間を越す者は医者と面談をして対応策を考えていきましょうとの事です。時間外労働を減らすとか残業代を出すとかではなく、形式的に「面談をする」との事。何を目指しているのかって話です。

分かりづらいかもしれませんが、放課後の部活や土日祝日の部活は全て「サービス」です。昼休みに生徒に対応するのも「サービス」。どう考えても「教育」というのは時間がかかるのです。それを今更何を言っているのか?形式的に時間を調べて何の意味があるのか?「時間外労働の申告は各自で判断して」みたいな感じですが、4時間時間外労働をしても0時間と申告しても構わないみたいです。さらに意味がわかりません。ならやらなくてもいいじゃないかという感じですが、「報告」は義務付けられているので絶対に時間を入力しなければいけません。

「保証問題にも関わるので…」と言っていました。長時間の労働により死に至った場合、「過労死」として公務災害に該当するかどうかの判断基準になるようです。100時間なんてあっという間です。毎日朝1時間、放課後3時間程度は部活に従事していますし、休みの日は5~6時間は部活に関わっています。わけの分からない事をやっていたら、「勤務時間が終わったら一切仕事はしない」という雰囲気になっていくと思います。ほとんどお金にはなりませんし、出るほうが多いですから。生徒のためを思って何かをやる事ができなくなるなる危険性があると思いますね。

その上給料は3%カットされています。自分達の生活がきちんと確立できなければ「教育」に力を注ぐ事はできないと考えています。別にお金が欲しいというわけではありませんが、わけのわからない作業を義務付けられるなら金銭面の保証をしろって話です。

「教育」に対して「情熱」を持っていたとしても、このような状態が続けば意欲も減退していくのではないでしょうか。その上、「部活中の指導において、発言に十分気をつけてください。保護者からの苦情がありますから。」とまで言われました。義務付けられた「時間外労働」においての「発言」まで言われるのか?私なんて選手と馬鹿話もしますし、冗談も言います。「言葉」だけをとらえられたら「問題発言」だと言われるかもしれません。

上の人のために働いているつもりは全くありません。全ては子供達のためです。「この人のためなら」と思える人物のためなら、どんな事があっても頑張れます。しかし、「形式的」な部分だけで関わっている人のためには頑張れません。なんだかんだ言っても一人の人間ですから…。

きっと近いうちに我々がblogを書くのも禁止になるのでしょうね。批判と捉えられるかもしれませんから。しかし、事実を述べているだけです。教員は優遇された職業ではありません。子供が好きでなければ絶対にできません。

「形式的」な事ばかりが増えていきます。楽しくはありませんね。
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調整練習とタイムテーブル作成

2009-04-23 | 陸上競技
今日は調整練習として軽めにしました。

試合前ですが朝練習は実施しています。これは生活リズムを作るという意味合いが強いですね。冬期練習中も補強中心でやっていましたが、シーズンに入るのでウォークとバトンパスだけでもと考えて実施しています。県総体や中国大会では早い時間帯にレースがあるので、この時間帯にアップをすることになります。年間を通じて早い時間帯で動くようにリズムを作るようにしてきました。練習負荷云々というのではなく「意識付け」です。これが当たり前になれば生活のリズムが安定します。無駄に夜更かしをすることもなくなりますしね。

午後も基本的にかなり軽めに。動きの確認とその感覚を生かしてのウインドスプリントのみ。ほとんどのものが地区大会に参加するのである程度の疲労抜きをしました。少しだけマイルのバトン練習もしましたが、疲労するレベルの練習ではないので問題はないはずです。

早く終わったメンバーは学校に戻って地区大会のタイムテーブルと出場選手の一覧を作成。こういうことをしながら次第に試合の雰囲気になっていくと思います。いつも同じ練習をしていない長距離や投擲選手が何に出場するかもしっかりと知っておく必要があります。練習が違っても同じチームとしての看板を背負って地区大会に出場するのですからこのあたりの意識をしっかりと持たせていきたいですね。個人で戦う種目だからこそチームとしての意識が必要になります。学校対抗ですからね。そういえば上級生が新入生のビデオの撮影の仕方を教えていました。こういう基本的な部分をきちんと上級生が伝えていく必要があります。顧問がやることではありません。分ってきていますね。

misatoは一人別メニュー。shimaと2人で練習を見ていました。完全に回復してはいませんが、以前と比べるとかなり走れるようになってきています。痛みが出るのでなかなか加速段階が作れませんでしたが、今日は比較的良かったですね。回復の兆しが出てきました。あと1カ月でスピード練習も入れていけるようになると思うのでチーム力はかなり上がると思います。無理はさせませんが。

地区大会、県総体、中国のマイルのことを考えるとメンバー選考は熾烈になります。2年生の「甘さ」を日誌で厳しく指摘しました。理解しなければいけません。misatoを特別視している間は戦えなということをしっかりと考えてほしいですね。ここに関しては書きませんが、どこを目指して戦うのかを2年生も考えていく必要があります。本当にその舞台に立つ気があるのか?misatoが戻ってきたらすぐにメンバーを明け渡すような「弱さ」では戦えないことをもっと理解するべきです。本当に戦うならこれからが本当の勝負ですから。

普通の状態なら十分すぎる意識だと思いますが、もうワンランクあげてから大会に臨みたいですね。本当の勝負はこれから!!
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