kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

地区合宿最終日

2009-07-26 | 陸上競技
今日も雨でした。合宿をやって3日間雨だった記憶はありません。山口県全域が雨ですし、近県でも土砂災害が起きているようです。何なんでしょうか。

朝練をやる事になっていますがこの時点で雨が落ち始め外にいられない状態に。宿舎のロビーで基本的な姿勢を作る練習を繰り返しました。軸作りはかなり前からやっていますが、先日のtabe合宿で更に意識する事が出来たのでもう一度しっかりと確認を。地味な動きをひたすらやるというのは飽きてきます。しかし、本当に身体で軸を感じようと思えばしっかりと繰り返さなければいけません。約50分繰り返しました。意識できている者は身体のラインが整ってきます。基本的な部分ですから。

練習は午前だけ。外で走れない状態だったので体育館の中でひたすら軸作りをやりました。うちがやっている真っ直ぐの軸作りのための基本的な練習です。かなり意識しやすいと思っていますし、うちの選手は普段やっている事が何のためなのかを再度確認ができたと思います。その中で腰の水平移動の感覚作りの動きを試してみました。これはもう少しアレンジすればかなり効果的なのではないかという話になりました。完全に思いつきでしたが(笑)。
本当基本的な動きを確認した後にしっかりと走りたいのですが場所がありませんでした。残念です。これだけ雨が降ったらなかなか思い通りにはいきません。仕方ありませんね。

そういえば朝練の地味な練習、初日からやる気の感じられなかった者が完全にサボっていました。いやーひどい。選手の日誌に「強くなるために来ているのにダラダラ話をしながらやるような者は帰って欲しい」と書いていました。目的意識が全く違いますからね。あまりにも目についたので「もう練習に参加しなくていい」と個別に話しました。後で謝りに来ましたが全く意味が分かりません。「今日の朝練でサボってすみませんでした」と言われましたが、本当に謝る気はないですし、謝る意味が分かりません。今日だけではないし…。顧問の先生にも「参加させないでくれ」話しました。

が、また勝手に練習に参加しています。その上全くやる気がない。イライラしないようにしていたのですあまりにも目についてしまいます。ogawa先生と最初の段階で本当に帰らせておけば良かったという話になりました。これも顧問に話しましたがあまり伝わらない様子でした…。うーん、私達はどうするべきだったのでしょうか…。練習後にまた謝ろうとしていましたが無視して帰りました。教育活動の一環だからきちんと指導をしないといけないと思っていましたが、ここまでの者に労力を割きたくはありません。うちの選手であれば何がなんでも理解させてやりますが、やる気のない他校の選手のためにやる意味はありません。書き方が悪いかもしれませんが。

このような者を見てうちの選手が何を感じどう行動するのか。頑張れない者を可哀想と思うのではないかと思います。下を見て「あの人達よりはやっている」と満足していては意味がありません。目指す場所が全く違います。満足してもらっては困るのです。うちの選手の取り組み方を見て周りの学校に刺激になればと思っています。今までうちが他校から育ててもらったものをしっかりと還元していく必要がある。全ては自分自身のため。周りのためにやっているわけではありませんし、評価を受けるためにやっているわけではありません。全ては自分自身が強くなるため。それだけです。昨年の夏の取り組みのレベルと比べるとうちは上がってきていると思っています。成長を感じます。

うちは基本的な部分の確認と繰り返しがきちんとできたと思います。うちの練習としてはかなり充実したものになったと思います。しっかり頭の中で整理して身体に結びつけて欲しいですね。
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地区合宿2日目

2009-07-26 | 陸上競技
合宿2日目、朝の時点からかなり雨が降っていました。この時期にこれだけ降るというのはなんなんでしょうか。雷もなっていたので外で午前は外で練習できませんでした。

前回の合宿と比べやはり意識の差が激しい…。朝練で腹筋を軽くやったのですがそれすらまともにやろうとしない者が5名程度…。何をしに来ているのでしょうか。私の気持ちが冷めてしまうので午前は男女別にして男子はogawa先生に任せました(笑)。何度か注意をしても一向に変わらないし、顧問の先生もいなかったので「やるだけ」の状態。まー私がどこまでやるかという話になるんですが…。気分が悪くなりますね。

午前は室内で階段とスティック、膝の引き出しを延々とやりました。休みを挟みながら2時間近くやったでしょうか。外で走れないならきちんとした技術をひたすら繰り返すしかないという判断です。合宿だから出来ると思います。
意識して取り組む事でしか動きは変わらないと思っています。鉛筆の持ち方が悪い者がそれを直そうと思えば書くときに絶えず意識しておかなければ直りません。休みを入れながらでも何度も何度も繰り返すことで変わっていくのだと思っています。こういう地味な練習をしっかりできる者が強くなると思います。以前投擲の先生が「擲種目が強くなるためには正しい動きをひたすら繰り返す必要がある。投げる以外の地味な技術練習の繰り返しが正しく出来る者が強くなる」と言っていました。これは短距離も同じです。いえば勉強も同じです。目的とするモノのためにきちんと努力して繰り返せる者が強くなる(成長)するのです。女子は比較的きちんと分かっている様子でした。まだまだ膝か開いたり、接地が前側になってしまう者もたくさんいましたが随分良くなってきたのではないかと思います。

午後は奇跡的(?)に天気が持ち直してグランドが使えそうだったのでしっかりと走りました。前日に基本的な事をやって流しをしたらそれだけで足が痛いので見学をしますと言いに来る者がいました。ogawa先生が「学校での練習を見直した方がいい」と言い放っていましたが、アップレベルです…。それもあったのでどうしようか悩みましたが、下のレベルに合わせる必要はないと判断してかなり走ることに。当然ですね。意識レベルの低い者に合わせると一生懸命やりたい者の練習になりません。

短短は150mと120mの組み合わせ、短長は最初150mのみ、2セット目からは250mも入れて走り込みました。前で積極的に走っている選手は確実に強くなる方向に進んでいます。意欲は競技成績に比例すると思いますから。
女子の短長はうちが8人、他校が2人という状態でした。うちの短長比率は高い(笑)。練習自体も力的に1組目はうちの女子だけになってしまいました。人数の関係で3人は2組目で走ることになりましたが、この事がこの3人を強くすると思います。諦めてしまうような選手達では戦えません。何とかして前の組に這い上がってやろうという気持ちを持っていますから。

1組目の5人も良く走れていました。いつもの練習仲間と同じですが、合宿での緊張感と2組目の走りにかなり刺激を受けていたようです。250mでは最初の場所取りでかなり接触をしていましたが1年生が譲らなくなりましたこういう所に意識の変化が現れてきます。「心」が動けば必ず強くなると思っています。それに刺激を受けて周りの上級生も走っていました。ある程度の走りは出来ていますが、力の差を示すまではいきません。チーム内で力の差が無いのは良いことかもしれませんが、日替りで先頭が変わるようでは困ります。絶対的なエースを育てていく必要があります。誰がそこまで来るのか?見せてもらいたいですね。

全体で女子は脱落者0。男子は案の定…。まーやる前から分かっていましたが。適当に走ってフィニッシュ前で減速。指摘してもまた同じ。ogawa先生の所に「足が痛いので…」と5人位の集団で言いに行く。本当に何をしに来ているのかわかりません。一応顧問の先生にも話したのですが…改善される雰囲気もなし。情けない話ですね。

嫌な内容を書かないといけないというのは非常に残念ですが、大半の者はきちんと意識して取り組めていたと思います。1日目に比べると少し良くなった感じがあります。これも合宿の持つ意味だと思います。

また書きます。長くなりすぎました(笑)。
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