kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ハードル練習をする

2011-01-31 | 陸上競技
月曜日、朝から本当に寒かったですね。しつこいようですが私は本当に寒さに弱い、というかかなり苦手です。冷たい風が吹くと精神的に悲しい気分になります。それでもめげずに散歩をしました。近くの公園にやはり氷が張っていました。先日見たときよりもかなり厚くなっていました。毎日継続的に歩いていますがやはり寒い日はしんどいですね…。

授業の合間に休みを取って携帯電話を修理に出しに行きました。一刻も早く出したかったので。思ったよりも時間を取られました。結局1週間程度かかるとのことでした。代替機を借りましたがやはり使いづらいですね。充電が長時間持つのは良いのですが、機械自体が変わると操作に慣れるのに時間がかかります。慣れた頃にはまた自分の携帯が返ってくる。難しいところですね。

午後の練習は通常通りとしました。この期に及んでまだ補習があります。3週間連続というのはさすがにしんどいですね。明らかにこちらがやりたいことができません。覚えるだけの検定ですからわざわざ時間を割く必要がないのではと思うのですが。まー商業系の補習ですから私が否定的にとらえると良くないとは思うので細かくは書きませんが。
練習はサーキットとリズムスキップで身体を温めました。こういう寒い日はしっかりと身体を温めるのが大切ですが難しくなります。だから休まず身体を動かし続けて動ける状態を保つという形にしています。私は仕事の関係で最初の30分くらいは出ることが出来ませんでした。その間にドリルをさせていましたがやはり1つ1つ細かく見ていかないといけません。少し離れた所から見ていましたがもう少し丁寧にやっていかなければ動きの変化は生まれません。もも上げ等の動きできちんとした動きが出来てこなければ次にはつながりませんから。

月曜日はハードルを使ったトレーニングにしています。これは数年前から継続的にやっていますが今年度はきちんと毎週やるようにしています。これはesaki先生からアドバイスをもらったので。ある程度ハードルが跳べる選手であれば問題はないのですが、スタートラインがかなり低かったので高い頻度でやっていかないと上達しません。ここ最近、ハードリングの上達を感じています。1年前は本当に目も当てられないようなハードリングでしたが、今はかなり上達しています。管理できる部分がきちんとできれば本当に戦えると。

これまでは短距離選手にもハードルを跳ばせていましたが、今年はハードルを倒した状態で越えさせるようにしました。ハードルを上手く跳ぶことが狙いではありませんから、やろうとしていることが最も意識しやすい形でやることが一番だと思います。ハードル選手は実際にハードルを跳ばせますが短距離選手にはそこまでは必要ありません。ポイントを明確にして取り組むことで必ず動きが変わります。

ハードルに加えて短い距離でのタイヤ引きをします。これも目的は同じです。形を変えて同じ部分を意識させることで身に付きやすいのではないかと考えています。これは感覚的なものですから正しいのかどうかはわかりませんが(笑)。タイヤを引いた後に今度はショート。これを何度も繰り返します。

最初の1セット目は動きの確認という感じで終わってしまいますから、2セット目以降はさらにポイントに意識を置いて走らせました。この辺りから動きに変化が見られ始めました。接地がスムーズにはまりつつあります。それがそのまショートに結び付いていきます。男女共に動きが改善されていきました。これは見ていて手応えを感じました。良い動きをしていました。

女子のレベルが少しずつ上がってきていると感じています。スピードレベルが確実に上がっています。まだまだ満足する段階には達していませんから評価するには早いですが…。速くなってきていますがこれが本物になるかどうかは本人達の意識次第です。大きなチャンスだと思いますね。これを本物に出来ればチーム自体が大きく変わると感じています。12秒台で3人というのが現実味を帯びているのではないかと思います。あくまで可能性の問題ですが。

走れるようになってくるとまた雰囲気が変わります。今までは積み重ねを要するに部分でしたから「苦しい」という部分が先に立っていたと思います。少しずつ動きが変わってくると今までやってきたことが結び付いてくると取り組み自体が変わってきます。逆に今まで勝てていた者が追い付かれたりすると焦りと悔しさが生じます。これがきっかけで目が覚める可能性があります。そうなると全てが変わると思っています。

小さな前進ですが、これが本物になればと感じました。まだまだこれからです。
コメント
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