kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

基礎から次の段階へ

2011-01-14 | 陸上競技
木曜日、朝からかなり寒くて凍えていました。とにかく寒さに弱いのでこれだけ寒いと耐えられません。加えて色々なことがあってバタバタしました。辛い。イライラは絶頂にきていましたが我慢。
朝練はしばらくジョグにしようと思っています。今の段階では技術的な部分よりももっと根本的な部分の改善をしなければ戦えるようにはなりません。ここが最大の問題点です。体重管理が出来ないということは他の部分も絶対にできません。「甘え」と「妥協」があるから管理ができないのです。これは間違いなく他の部分にもつながっています。変わるのでしょうか…。

午後は12月までやっていた基本的な動きから前に進むための動きへの移行練習としました。これまではひたすら縦の動きを繰り返してきました。ドリル的な動きではなく大きな動きの中で上から下への動きを意識させる事に時間を使ってきました。それだけでは走りにすぐに結び付きませんがこの段階を飛び越していって前に前にという意識にすると動きが崩れてしまいます。それは避けたかったので時間をかけてやってきました。

1月に入って膝の引き出しと腰の移動を意識するための動きを取り入れ始めました。どこでもやるような動きです。少し大げさな動きにしてそれで重心移動を体感させる。上手くできるようになればかなり動きも変わってきます。
この動きに加えて今度は走りの中で腰を進めていくための練習を導入。加速ドリルという言い方をしていますがしっかりと重心を進めていく事に加えて脚運びにまで注意を払う。これを繰り返していき実際の加速段階の動きを本物にしていきたいと考えています。上手くかみ合えばスピードレベルが飛躍的に上がるのではないかと思います。動きの変化が見られる者もいました。合宿で繰り返してきた上にもう一度じっくり時間をかけていますから成果は出ます。

あとは全体的に時間の使い方が下手です。腕振りの確認や重心移動の確認は様々な場面でできます。歩いて戻る時間にもできるはずです。本気で強くなりたいという気持ちがあれば必ずできるはずです。一度注意をしてしばらくするとまた普通に歩いている。意識すれば出来ることが出来なくなる。意識しないからです。繰り返しになりますがこの部分は大きいと思いますね。本気になればやらなければいけないことは自然と見えてきます。言われなくてもやるようになる。出来ないのは本気でないから。それだけです。

本気になる方法が分からないのかもしれません。繰り返し話している内容を聞こうという気があれば多少は変わるはずです。こちらの指導レベルは少なからず上がってきていると自負しています。あとはそれに応えてくれる選手がいるかどうか。なんとかしていきたいですね。
コメント
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