練習初めの3日、練習終了後数人を残して話をしました。ここ最近の問題点、不協和音を解決するためには私が介入しなければいけないと感じたので。細かい原因は書きませんが「少しだから」「自分の問題だから関係ない」という考え方を正していかなければ何も変わらない。この手の考え方は間違いなくチームを崩しますし、自分自身のためにならないことが多い。
今回は私の指示で約束事を決めました。これに関して周りに正直にならずに「嘘」をついたというのが発端で不協和音が生じました。「嘘」をついた理由は「周りに知られたくない」「自分自身の問題だから自分がやればそれでいい」という考えからでした。「関係ないではないか」という気持ちがあったのでしょう。
最初の段階から私は気づいていました。明らかにおかしい部分ですから見たら分かります。個別に何度も言い続けてきましたが、明らかに限界だと感じたので全員に徹底して全員で共通理解をさせることにしました。自分の弱い部分、知られたくない部分を見せるのは嫌だと思います。が、もう限界でした。このまま「頑張っています」というポーズを見せていたら本当に間に合わなくなります。だから徹底することにしました。が、ごまかされてしまいました。
最初の段階で「嘘」をついてしまったらその「嘘」がばれないようにさらに「嘘」を重ねる。そして取り返しのつかない状態に陥る。当然の結果です。「甘さ」があるのを1人の意志で克服できていたら、私もそこまで踏み入ってやる必要はないと考えています。これまでそこが出来たのは数人です。大半は周りの「力」で変わっていった。だからこそ可能性に賭けて周りの「力」を借りて全員に自覚をさせようと思いました。この段階でもっともらしい理由をつけて自分を正当化するようでは変化は期待できません。
「少しだから」は全ての部分につながっていきます。日常生活で「少しだからいいや」と手を抜く、ルールを破る者はほぼ100%練習中に楽をします。練習は別だから大丈夫、ということにはならないのです。「少しだからスピードを緩めても良い」「少しだから間食しても問題はない」という考え方に間違いなくつながります。平気で「自分はやっている」と言うようになる。やっていない事を誤魔化すために「嘘」をつくようになるのです。最終的にはそれすら悪いことだとは思わなくなる。話しは大きくなってしまいますが犯罪に手を染めてしまう者も同じようなパターンです。「少しだから」を許すと「バレなかったら良い」という考え方につながるのです。
数年前体重管理を徹底しなければいけない状態になりました。かなり厳しく話していきましたが「自分がどれだけ努力しているか分かっていないのに勝手なことを言う」と逆ギレされたことがあります。結果的に体重は一冬で7キロ近く増えて目指す場所には届きませんでした。自分が出来ていない事を指摘されるというのは誰もが嫌がります。しかし、そこを避けると最終的には自分にとってマイナスにしかならない。「少しだから」と見えないところで食べていたのでしょう。食べずに体重が増えるということはあり得ません。補強やサーキットに関しても私が見ている所と見ていない所では明らかに違っていたようです。ここまでくるとどうにもできない気がしてきます。
だからこそ「少しだから」を許したらいけない。自分本意の考え方を許してはいけない。最後に大きな事につながってしまうからです。これは残して話した全員に共通して言えることです。ここが徹底出来ていないから甘さが目立つのです。
色々な話をしました。私が分かった事は「女子は裏切る」ということです。これを言葉にしてはっきりと言いました。失礼な言い方だと非難されるかもしれませんが、短い指導経験の中で学びました。全面的に信頼は置けない。それを分かった上で指導に当たらなければいけないと思います。女子は「個」で動くのが難しいため周りに流されます。加えて楽な方に流される。だからこと「周りは関係ない」と言えるくらいの強さが必要です。簡単な事ではないですが「甘さ」を捨てることが出来なければ本当に目指す場所には届かないのです。
「他人」と「過去」は変えられない。どんなに悔い改めても「過去」はどうにもなりません。その時に戻ってやり直すことはできない。大切なのはこれからどうしていけば良いのかです。考え方を変えていく事ができれば「自分」が変わっていき、結果的に「未来」が変わる。これは間違いない事実です。私が選手の変わりに努力することは出来ないのです。
かなり多くの事を話しました。が、伝えたかったことは限られています。例えを多く使いましたが全て同じことを話したつもりです。本気になれるかどうかだけ。ここまでやる指導者がどれだけいるかは分かりません。本当なら「辞めて」で終りかもしれません。この半年それくらいの状態が継続的にあったのは間違いない事実ですから…。私自身甘いのかもしれません。それでもこのままでは何も残りません。戦える集団に変えていくためにはあと3ヶ月でどこまで意識改革ができるかです。出来れば全国に届くだけの潜在能力がうちの選手にはあると思います。
色々と思うことがあります。
今回は私の指示で約束事を決めました。これに関して周りに正直にならずに「嘘」をついたというのが発端で不協和音が生じました。「嘘」をついた理由は「周りに知られたくない」「自分自身の問題だから自分がやればそれでいい」という考えからでした。「関係ないではないか」という気持ちがあったのでしょう。
最初の段階から私は気づいていました。明らかにおかしい部分ですから見たら分かります。個別に何度も言い続けてきましたが、明らかに限界だと感じたので全員に徹底して全員で共通理解をさせることにしました。自分の弱い部分、知られたくない部分を見せるのは嫌だと思います。が、もう限界でした。このまま「頑張っています」というポーズを見せていたら本当に間に合わなくなります。だから徹底することにしました。が、ごまかされてしまいました。
最初の段階で「嘘」をついてしまったらその「嘘」がばれないようにさらに「嘘」を重ねる。そして取り返しのつかない状態に陥る。当然の結果です。「甘さ」があるのを1人の意志で克服できていたら、私もそこまで踏み入ってやる必要はないと考えています。これまでそこが出来たのは数人です。大半は周りの「力」で変わっていった。だからこそ可能性に賭けて周りの「力」を借りて全員に自覚をさせようと思いました。この段階でもっともらしい理由をつけて自分を正当化するようでは変化は期待できません。
「少しだから」は全ての部分につながっていきます。日常生活で「少しだからいいや」と手を抜く、ルールを破る者はほぼ100%練習中に楽をします。練習は別だから大丈夫、ということにはならないのです。「少しだからスピードを緩めても良い」「少しだから間食しても問題はない」という考え方に間違いなくつながります。平気で「自分はやっている」と言うようになる。やっていない事を誤魔化すために「嘘」をつくようになるのです。最終的にはそれすら悪いことだとは思わなくなる。話しは大きくなってしまいますが犯罪に手を染めてしまう者も同じようなパターンです。「少しだから」を許すと「バレなかったら良い」という考え方につながるのです。
数年前体重管理を徹底しなければいけない状態になりました。かなり厳しく話していきましたが「自分がどれだけ努力しているか分かっていないのに勝手なことを言う」と逆ギレされたことがあります。結果的に体重は一冬で7キロ近く増えて目指す場所には届きませんでした。自分が出来ていない事を指摘されるというのは誰もが嫌がります。しかし、そこを避けると最終的には自分にとってマイナスにしかならない。「少しだから」と見えないところで食べていたのでしょう。食べずに体重が増えるということはあり得ません。補強やサーキットに関しても私が見ている所と見ていない所では明らかに違っていたようです。ここまでくるとどうにもできない気がしてきます。
だからこそ「少しだから」を許したらいけない。自分本意の考え方を許してはいけない。最後に大きな事につながってしまうからです。これは残して話した全員に共通して言えることです。ここが徹底出来ていないから甘さが目立つのです。
色々な話をしました。私が分かった事は「女子は裏切る」ということです。これを言葉にしてはっきりと言いました。失礼な言い方だと非難されるかもしれませんが、短い指導経験の中で学びました。全面的に信頼は置けない。それを分かった上で指導に当たらなければいけないと思います。女子は「個」で動くのが難しいため周りに流されます。加えて楽な方に流される。だからこと「周りは関係ない」と言えるくらいの強さが必要です。簡単な事ではないですが「甘さ」を捨てることが出来なければ本当に目指す場所には届かないのです。
「他人」と「過去」は変えられない。どんなに悔い改めても「過去」はどうにもなりません。その時に戻ってやり直すことはできない。大切なのはこれからどうしていけば良いのかです。考え方を変えていく事ができれば「自分」が変わっていき、結果的に「未来」が変わる。これは間違いない事実です。私が選手の変わりに努力することは出来ないのです。
かなり多くの事を話しました。が、伝えたかったことは限られています。例えを多く使いましたが全て同じことを話したつもりです。本気になれるかどうかだけ。ここまでやる指導者がどれだけいるかは分かりません。本当なら「辞めて」で終りかもしれません。この半年それくらいの状態が継続的にあったのは間違いない事実ですから…。私自身甘いのかもしれません。それでもこのままでは何も残りません。戦える集団に変えていくためにはあと3ヶ月でどこまで意識改革ができるかです。出来れば全国に届くだけの潜在能力がうちの選手にはあると思います。
色々と思うことがあります。