1週間前の出来事になりますが国体合宿がありました。練習を振り返るなんて余裕はありませんでしたから全く触れることが出来ていません。過去最大級のバタバタでした。少し余裕が出来たので書きます。
本来なら周南地区の選手権があるのでそちらの役員としていかなければなりませんでしたが、毎月1回の国体合宿と重なりました。地元の大会なので手伝わないといけないという感覚がかなりあったのですが「合宿参加」を要請されたのでこちらを優先させてもらいました。
今回は県総体の1週間後(正確には5日後)の合宿です。なかなか選手が集まりません。様々な地区で大会が実施されているのも影響して女子の短距離は1人しかいませんでした。うーん、どうなんでしょうか…。結果的に練習は私が指示をして繰り返し繰り返し基本的なことをすることにしました。総体の疲れを抜いてから中国に向けてもう一度負荷をかけるためにはこの数日間が絶対に大切です。ある程度フレッシュな状態でしっかりと練習を積みたいと考えていました。私はハードル練習を見ながらの指示になります。練習の指示を出してからハードルを見る。大変です。
午前と午後の間に最も信頼している方にうちの選手のスタートをみてもらいました。図々しいのは百も承知です(笑)。しかし、この部分は私が最も苦手とする部分です。ここを克服しない限りは指導者としての成長はありません。とにかく離れずにずっと見ていました。どこにポイントがあってどのような意識・イメージでやらないといけないかを見ていました。以前から「構え」についていろいろ話を聞いていました。ブロックの位置や角度等様々な要素があります。少し前に私が疑問に思っていた事を質問したことがあるのですが、その事に関しても指導してもらうなかで確認ができました。
今回の県総体でうちの女子が200mで優勝しました。25秒62ですから非常に良い記録だと思います。しかし、私自身の課題が選手の課題に直結しています。スタートから加速段階がよくありません。ここが克服できなければ上では戦えません。きちんとした動き・意識を身に付けさせるための指導を勉強できれば他の選手にも間違いなく生かされます。学ばせてもらえる機会を逃したくないと思いました。動きは大幅に改善されました。やはりスゴいと改めて感じましたね。
翌日、またも選手はほとんど来ていませんでした。ありがたい事です(笑)。ほぼマンツーマンで指導してもらいました。この方も優れた指導者です。こういう指導者にしっかりと教えてもらえるというのはありがたいことです。こちらも付きっきりで見ていました。意識する部分を繰り返し聞いて本人の動きを見ました。これまで崩れていた部分がほぼ改善されました。スタートから中間への結び付けで我慢しないといけない部分があります。これまでは一気に身体が起きていましたがこの合宿中に大幅に走りが改善されました。
もともと後半の強さは素晴らしいものがあります。これはうちの練習パターンが合っていたのだと思います。1年前は後半は全く走れませんでしたから(笑)。今は前半我慢して後半で勝負という形になっています。繰り返しになりますがこれでは戦えません。なんとかしないといけないと感じていた部分が絶妙なタイミングで修正できました。他校の選手にも関わらず労力を惜しまず教えて頂けるというのは本当にありがたいことです。感謝しなければいけません。
私は技術的な指導力が優れているとは思いません。どちらかというと不足している部分のほうが多いと思います。私が目標とする指導者には遠く及ばないというのが現実です。たまたま選手に恵まれたからここまで来たという部分があります。そして学ばせてもらえる環境があります。まだまだ足りないことを身に付けていきたいと思います。
この瞬間、陸上競技に関してだけを考えることが出来ました。本当に幸せな時間です。ずっとこういう時間が続けばと思いますがなかなかそうはいきません。ほんの少しの時間でしたが好きな事だけを考えられることの喜びを感じました。様々な意味で貴重な時間だったと思います。
本来なら周南地区の選手権があるのでそちらの役員としていかなければなりませんでしたが、毎月1回の国体合宿と重なりました。地元の大会なので手伝わないといけないという感覚がかなりあったのですが「合宿参加」を要請されたのでこちらを優先させてもらいました。
今回は県総体の1週間後(正確には5日後)の合宿です。なかなか選手が集まりません。様々な地区で大会が実施されているのも影響して女子の短距離は1人しかいませんでした。うーん、どうなんでしょうか…。結果的に練習は私が指示をして繰り返し繰り返し基本的なことをすることにしました。総体の疲れを抜いてから中国に向けてもう一度負荷をかけるためにはこの数日間が絶対に大切です。ある程度フレッシュな状態でしっかりと練習を積みたいと考えていました。私はハードル練習を見ながらの指示になります。練習の指示を出してからハードルを見る。大変です。
午前と午後の間に最も信頼している方にうちの選手のスタートをみてもらいました。図々しいのは百も承知です(笑)。しかし、この部分は私が最も苦手とする部分です。ここを克服しない限りは指導者としての成長はありません。とにかく離れずにずっと見ていました。どこにポイントがあってどのような意識・イメージでやらないといけないかを見ていました。以前から「構え」についていろいろ話を聞いていました。ブロックの位置や角度等様々な要素があります。少し前に私が疑問に思っていた事を質問したことがあるのですが、その事に関しても指導してもらうなかで確認ができました。
今回の県総体でうちの女子が200mで優勝しました。25秒62ですから非常に良い記録だと思います。しかし、私自身の課題が選手の課題に直結しています。スタートから加速段階がよくありません。ここが克服できなければ上では戦えません。きちんとした動き・意識を身に付けさせるための指導を勉強できれば他の選手にも間違いなく生かされます。学ばせてもらえる機会を逃したくないと思いました。動きは大幅に改善されました。やはりスゴいと改めて感じましたね。
翌日、またも選手はほとんど来ていませんでした。ありがたい事です(笑)。ほぼマンツーマンで指導してもらいました。この方も優れた指導者です。こういう指導者にしっかりと教えてもらえるというのはありがたいことです。こちらも付きっきりで見ていました。意識する部分を繰り返し聞いて本人の動きを見ました。これまで崩れていた部分がほぼ改善されました。スタートから中間への結び付けで我慢しないといけない部分があります。これまでは一気に身体が起きていましたがこの合宿中に大幅に走りが改善されました。
もともと後半の強さは素晴らしいものがあります。これはうちの練習パターンが合っていたのだと思います。1年前は後半は全く走れませんでしたから(笑)。今は前半我慢して後半で勝負という形になっています。繰り返しになりますがこれでは戦えません。なんとかしないといけないと感じていた部分が絶妙なタイミングで修正できました。他校の選手にも関わらず労力を惜しまず教えて頂けるというのは本当にありがたいことです。感謝しなければいけません。
私は技術的な指導力が優れているとは思いません。どちらかというと不足している部分のほうが多いと思います。私が目標とする指導者には遠く及ばないというのが現実です。たまたま選手に恵まれたからここまで来たという部分があります。そして学ばせてもらえる環境があります。まだまだ足りないことを身に付けていきたいと思います。
この瞬間、陸上競技に関してだけを考えることが出来ました。本当に幸せな時間です。ずっとこういう時間が続けばと思いますがなかなかそうはいきません。ほんの少しの時間でしたが好きな事だけを考えられることの喜びを感じました。様々な意味で貴重な時間だったと思います。