中国大会最終日、女子の200mがありました。県総体で25秒62という予想以上の記録を出し一気にインターハイが見えてきていました。ここからは私にとっても未知数の部分です。中学の時のタイムは13秒1と29秒台ですからここまで大幅に記録が短縮できるとはイメージ出来ませんでした。冬期後半はかなり走れるようになってきていましたからある程度は手応えがあったのですが、色々あって上手く持ってこれない部分がありました。
県総体で記録を出してから本当に狙える位置にいることを確認できました。しかし、一気にレベルが上がってきたためこれから先の対応を考えないといけなくなりました。今まで通りではこれから先の戦いには参加出来なくなります。タイミング良く国体の合宿がありました。この期間中に最も信頼できる指導者の2人に課題としているスタートから加速段階の動きを徹底してみてもらいました。誰にでも預けられる訳ではありません。分からない人に見てもらって崩れてしまったらインターハイ所ではありません。
全て自分で出来るのが理想だと思います。しかし、今の私が一流指導者を気取って「自分が強くした」と思って自分だけでやっても選手のためにはなりません。分からない部分、困った部分があれば信頼できる指導者に頼ることも大切だと思います。図々しいですが「できない」ことを「できる」振りをするほうが問題だと思っています。このことにより見違えるように前半が改善されました(まだ速くはないですが)。結果的に100mが12秒36まで上がりました。出来すぎの部分がありますし、今の力は12秒4だと思っています。しかし、この事が大きな自信になったのは間違いない事実です。
その勢いで200mに臨みました。ランキングは4番目でしたがほとんど当てにならないと思っていました。総体での条件が違いすぎますから。それほど甘いものではないというのは分かっていました。師事している方からはいつも「タイムは関係ない。強い者が強い。」と言われています。前日の100mがハイレベルでしたから当然200mも上がってきます。25秒5を出さないとインターハイには届かないだろうという雰囲気はありました。うちの選手は100mよりも200mを得意としています。チャンスは何度もありません。きちんと戦える時に戦わないといけない。
予選は無難に通過しました。準決勝では優勝候補の選手と以前からマークしていた他県の1年生と同じ組でした。ここも向風0.4の中で25秒48のベスト更新で通過。組の3着ですから全く安心は出来ません。例年ならば25秒6でもインターハイに届いていますが今年はシビアだと感じていました。決勝前には昨年同様身体のバランスを調整してもらえました。多くの方の力を借りて決勝の舞台に立てるということを心から感謝したいと思いました。
決勝は雨の中のレースとなりました。準決勝3着で入ったので外のレーンとなり8レーンでのレースでした。雨なので内側より外の方が良いとは思いますが、インレーンから追われるのはプレッシャーです。カーブを出た時点で明らかに6番手。本人の走りとしては悪くない。大きく離されているわけではありません。そこから粘っていました。県総体ではここから後続を引き離したのですが中国大会決勝ではそうはいきません。何とかそのままの順位を保って6位でフィニッシュ。見事インターハイの出場権を獲ることが出来ました。この姿を見て観客席からはチームメイトが大きな声で「おめでとう」と叫んでいました。しっかりと応募が出来たのだと思います。やっとチームとしての意識が芽生えたのかなと感じました。
昨年400mでインターハイへ。今年は200mです。これでやっと流れが出来た気がします。今から1年後に向けて準備をしていきたいと思います。やることは山ほどあります。全力で取り組める「心」を育てていきたいですね。戦えるレベルを目指します。
県総体で記録を出してから本当に狙える位置にいることを確認できました。しかし、一気にレベルが上がってきたためこれから先の対応を考えないといけなくなりました。今まで通りではこれから先の戦いには参加出来なくなります。タイミング良く国体の合宿がありました。この期間中に最も信頼できる指導者の2人に課題としているスタートから加速段階の動きを徹底してみてもらいました。誰にでも預けられる訳ではありません。分からない人に見てもらって崩れてしまったらインターハイ所ではありません。
全て自分で出来るのが理想だと思います。しかし、今の私が一流指導者を気取って「自分が強くした」と思って自分だけでやっても選手のためにはなりません。分からない部分、困った部分があれば信頼できる指導者に頼ることも大切だと思います。図々しいですが「できない」ことを「できる」振りをするほうが問題だと思っています。このことにより見違えるように前半が改善されました(まだ速くはないですが)。結果的に100mが12秒36まで上がりました。出来すぎの部分がありますし、今の力は12秒4だと思っています。しかし、この事が大きな自信になったのは間違いない事実です。
その勢いで200mに臨みました。ランキングは4番目でしたがほとんど当てにならないと思っていました。総体での条件が違いすぎますから。それほど甘いものではないというのは分かっていました。師事している方からはいつも「タイムは関係ない。強い者が強い。」と言われています。前日の100mがハイレベルでしたから当然200mも上がってきます。25秒5を出さないとインターハイには届かないだろうという雰囲気はありました。うちの選手は100mよりも200mを得意としています。チャンスは何度もありません。きちんと戦える時に戦わないといけない。
予選は無難に通過しました。準決勝では優勝候補の選手と以前からマークしていた他県の1年生と同じ組でした。ここも向風0.4の中で25秒48のベスト更新で通過。組の3着ですから全く安心は出来ません。例年ならば25秒6でもインターハイに届いていますが今年はシビアだと感じていました。決勝前には昨年同様身体のバランスを調整してもらえました。多くの方の力を借りて決勝の舞台に立てるということを心から感謝したいと思いました。
決勝は雨の中のレースとなりました。準決勝3着で入ったので外のレーンとなり8レーンでのレースでした。雨なので内側より外の方が良いとは思いますが、インレーンから追われるのはプレッシャーです。カーブを出た時点で明らかに6番手。本人の走りとしては悪くない。大きく離されているわけではありません。そこから粘っていました。県総体ではここから後続を引き離したのですが中国大会決勝ではそうはいきません。何とかそのままの順位を保って6位でフィニッシュ。見事インターハイの出場権を獲ることが出来ました。この姿を見て観客席からはチームメイトが大きな声で「おめでとう」と叫んでいました。しっかりと応募が出来たのだと思います。やっとチームとしての意識が芽生えたのかなと感じました。
昨年400mでインターハイへ。今年は200mです。これでやっと流れが出来た気がします。今から1年後に向けて準備をしていきたいと思います。やることは山ほどあります。全力で取り組める「心」を育てていきたいですね。戦えるレベルを目指します。