kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

スピード練習

2013-04-26 | 陸上競技
水曜日、朝から雨でした・・・。当初はこの日に走り込みを行いたいと考えていたのですが天候的に厳しい。この時点で諦めました。朝の段階はほぼフリーにして股関節周りの動きをしっかりと行いました。長距離はジョグができないのでエアロバイク。60秒を8セット。朝からハードですが「速く動かす」という意識を持たせることは大事です。普段はこれほど速く動くことはありません。意図的にこういう状況を作るのは良い練習になると思いますね。こういう練習は好きです(笑)

この日は雨なのですが交通立番でした。どうも雨でも行かなければいけないようです。大雨の中立番をしていましが、人が誰も通りません・・・。30分くらい立っていましたが本校の生徒は0、幼稚園に子供を送る保護者らしき女性と子供が1組。以上です。これは辛いですね~。若干折れそうになりました(笑)。もちろんずぶ濡れ・・・。相変わらずですね~。

午後はサーキットから。練習開始前に昨日練習に来ていた新入生が「他の部活を見に行ってもいいか」と聞きに来ました。もちろんです。昨日話をしていますがうちの部活動で中途半端な気持ちで続けていくことはできません。ここは批判されるのかもしれませんが、部の方針ですからね。例えば硬式野球部が「甲子園を目指す」という方針で練習をしているとする。その中に「体力作りで楽しく野球をやりたい」という選手が所属できるのかというのと同じです。1週間に2~3回適度に楽しく運動したいという部活動とは違うと思っています。

サーキット終了後は通常通りの練習へ。グランド状態があまり良くなかったのでどうしようか悩みましたが、全体で同じ動きの確認をする場面が減っていたのでここは外せないかなと。室内でやろうかと思っていたのですが何とか屋外でできそうな雰囲気。少し下が緩いかなというのはありましたができる限りの練習はしておきたいと思っていました。ハードルをやってからフレキへ。新入生が数人入ってきているのでこれは個別に。2年生の一人に付きっ切りで指導させました。人に教えることで確実に動きの確認になります。自分自身で分からなければその部分の指導はできません。私が新入生の指導だけになると上級生の指導ができなくなります。今回は選手から選手への指導という形をとりました。いつもではないのですが、今回は意図もありそうしました。

他の選手は短い距離でのスピード練習。本当はもう少し走りたかったのですがグランドが乾いたところが60m程度しかなかったので割り切りました。この日にスピード練習をして翌日走ればいいやという感じでしょうか。できないことをウダウダ考えるよりもできることを考えるほうが良いなと思ったので。フレキをやってからタイヤ引き。最初は30m程度の距離をひたすら引きました。シーズンに入っているのに冬期練習のようなことをやっていると思われるでしょうね(笑)。この時期は再強化だと思っています。タイヤ引きをしながら動きを作っていくというところは冬期練習から重視してきました。特に加速段階の動きを改善するためにはこの部分は重要だと思います。

タイヤ引きとショートを組み合わせながら30mを行い、60mはタイヤの重りを少し軽くして実施。こちらもショートと組み合わせました。動き的にはまずまずかなという感じです。ちょっと前半でもたつく選手がいるのでこちらはしつこく言い続けました。ここが改善されるとかなりスピードレベルが上がるのですが。練習の合間にも何度か話をしました。2年生の時に200mでインターハイに出場した選手、県総体では12秒7かかっていました。それが加速段階の改善をすることで3週間で12秒3まで記録を短縮し、そのスピードを生かして200mでインターハイ出場を決めました。集中して改善しようとすれば確実に変わると思います。あとはその気があるかどうか。戦うためにはそのレベルまで引き上げないといけません。選手が「覚悟」を持てるかどうかだと思いますね。

最後の集合時にもその話をしました。限られた時間でなにをするのか。ここだと思います。

この日は少し早く終われました。とはいえ19時でしたが・・・(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする