これまで何度も中国大会に進んでいます。インターハイへも数度。ここにおける考え方というのは様々だと思います。ちょっとだけ書きたいと思います。
初めて中国大会に進んだときマイルで4分11秒でした。これはとにかく「中国大会に進む」というのを大きな目標に掲げ、前の年は3人しか部員が居なかったにも関わらず取り組んできました。マイルに出場することさえもできなかったチームが「中国大会出場」を掲げるというのはどうなのかという話ですが(笑)。それでも奇跡的に中国大会に進みました。
この時、まだ陸上における(他の部分もですが)師匠と話をする機会はほとんどありませんでした。恐れ多くて話ができませんでした。まだ考え方の影響を受けていない年でした。その時、中国に進んで嬉しいという気持ちが選手の中にありました。当然そこを目標にやってきたのですから当然です。ある意味「そこで終わり」という感覚もあるでしょう。最大目標を達成したのだからそれで十分だと。当時の4分11秒は上手くいったら準決勝に進めるかもしれないというタイム。ボーダーが4分10秒くらいだったと思います。そこで私が目標を再設定。4分10秒を切って準決勝へ。高い目標です。
選手は「え??」という感じだったと思います。これまで一度も県の決勝に進んだことのない選手がいきなり中国大会の準決勝というのがイメージできたかどうかは分かりません。それでも「行くだけ」で終わるのは絶対に嫌でした。「中国に進んだから良かったね」で終わるような状況ならほとんど意味がないと考えたからです。結果は4分13秒くらいかかって5着だったと思います。予想通り4分10秒切りで準決勝。簡単なことではありませんがそこを目標に掲げて良かったと思います。「参加するだけ」というのはやはり面白くありませんから。ここは顧問の「考え方」だと思います。
選手は「中国」で満足してしまう危険性が大きくあります。特にインターハイに行くためには6位以内に入らなければいけません。現実的に考えることができないというのはあり得る話です。しかし、「無理だ」と決めたら絶対に届きません。「絶対に行くんだ」という気持ちを持って最大限のことをやっていく。これが必要だと考えています。「行くだけ」のリレーを組むというのは今の私にはできません。「一人でも多くの選手に中国を経験させる」という意味では大きいとは思います。しかし、それは翌年の「インターハイを狙う」という布石にならなければいけません。行くだけで翌年につながらないのであればそれは意味をなさない。厳しいようですがそう考えています。
師匠と話をした際に「最初はインターハイに進んだことで満足だった」と言われていました。今の状態からすれば「本当ですか??」という感じです。初めてインターハイに行ったときに顧問が「満足」していたとのこと。しかし、その選手を連れて師匠の師匠(分かりにくい(笑))の所に行った際に、「どうやって戦うかだね」と言われたと聞きました。最初は何のことか分からなかったと。やっとインターハイに行けた選手が戦うというのがイメージできなかったと言われていました。しかし、「インターハイに行くだけではダメ」だといいうことを言われているのだと気づき、それからは目の色が変わったと言われていました。結局「選手の満足」というよりも「顧問の満足」という部分が大きかったのだと。それからはずっと「全国で戦う」ことだけを考えて指導されています。そういう指導者のもとで育つ選手は意識的に「全国」を考えますから練習への取り組みも大きく変わってくるはずです。
私のような平凡な指導者は常に目標を持たなければいけません。良い指導者を目標にどうやったら近づけるのかを考える。それが自分自身が成長する唯一の手段だと考えます。その場での満足に終わらずもっともっと上を目指さないといけない。それができなければ「選手の成長」もないのです。そういう視点で物事を見ていかなければいつまでたっても本物にはなれない。
「行くだけ」ならほとんど意味がないと考えます。本当に戦うためには何をしないといけないのか。そこが全て。今回の女子マイルの棄権は「行くだけになる」というのがあったからの棄権です。200mを走る2人を外してマイルの予選に出ることで獲るモノはない。4分30秒いじょうかかるでしょう。今は「インターハイ」で戦うことを最大目標にしています。そのためには中途半端なことはできない。そう考えると辛い選択ですがマイルの出場は選べませんでした。走りたかったであろう3年生には申し訳ないという気持ちもあります。しかし、3年生が最低でも62秒ずつで走ってくれないと2年生にかかる負担が大きすぎる。余裕を持って準決勝を走らせることができるのであれば出場をさせますがこの2人が最大限の力を発揮してやっと届くのであれば個人の中国大会、ましてはインターハイというところまで考えることができなくなります。
なかなか伝わりにくいかもしれません。しかし、「戦う」ということを意識するのであれば「可能性」を考える必要があります。中国大会に出場したということで終わりではない。そこから先に何をするかが大事なのです。そういう視点の中で最善の策は何か?ここが全てだと思っています。難しい部分かもしれません。伝わりにくい文章ですね~。「戦うこと」を意識できるチームにしていきたいと思います。これからです。
初めて中国大会に進んだときマイルで4分11秒でした。これはとにかく「中国大会に進む」というのを大きな目標に掲げ、前の年は3人しか部員が居なかったにも関わらず取り組んできました。マイルに出場することさえもできなかったチームが「中国大会出場」を掲げるというのはどうなのかという話ですが(笑)。それでも奇跡的に中国大会に進みました。
この時、まだ陸上における(他の部分もですが)師匠と話をする機会はほとんどありませんでした。恐れ多くて話ができませんでした。まだ考え方の影響を受けていない年でした。その時、中国に進んで嬉しいという気持ちが選手の中にありました。当然そこを目標にやってきたのですから当然です。ある意味「そこで終わり」という感覚もあるでしょう。最大目標を達成したのだからそれで十分だと。当時の4分11秒は上手くいったら準決勝に進めるかもしれないというタイム。ボーダーが4分10秒くらいだったと思います。そこで私が目標を再設定。4分10秒を切って準決勝へ。高い目標です。
選手は「え??」という感じだったと思います。これまで一度も県の決勝に進んだことのない選手がいきなり中国大会の準決勝というのがイメージできたかどうかは分かりません。それでも「行くだけ」で終わるのは絶対に嫌でした。「中国に進んだから良かったね」で終わるような状況ならほとんど意味がないと考えたからです。結果は4分13秒くらいかかって5着だったと思います。予想通り4分10秒切りで準決勝。簡単なことではありませんがそこを目標に掲げて良かったと思います。「参加するだけ」というのはやはり面白くありませんから。ここは顧問の「考え方」だと思います。
選手は「中国」で満足してしまう危険性が大きくあります。特にインターハイに行くためには6位以内に入らなければいけません。現実的に考えることができないというのはあり得る話です。しかし、「無理だ」と決めたら絶対に届きません。「絶対に行くんだ」という気持ちを持って最大限のことをやっていく。これが必要だと考えています。「行くだけ」のリレーを組むというのは今の私にはできません。「一人でも多くの選手に中国を経験させる」という意味では大きいとは思います。しかし、それは翌年の「インターハイを狙う」という布石にならなければいけません。行くだけで翌年につながらないのであればそれは意味をなさない。厳しいようですがそう考えています。
師匠と話をした際に「最初はインターハイに進んだことで満足だった」と言われていました。今の状態からすれば「本当ですか??」という感じです。初めてインターハイに行ったときに顧問が「満足」していたとのこと。しかし、その選手を連れて師匠の師匠(分かりにくい(笑))の所に行った際に、「どうやって戦うかだね」と言われたと聞きました。最初は何のことか分からなかったと。やっとインターハイに行けた選手が戦うというのがイメージできなかったと言われていました。しかし、「インターハイに行くだけではダメ」だといいうことを言われているのだと気づき、それからは目の色が変わったと言われていました。結局「選手の満足」というよりも「顧問の満足」という部分が大きかったのだと。それからはずっと「全国で戦う」ことだけを考えて指導されています。そういう指導者のもとで育つ選手は意識的に「全国」を考えますから練習への取り組みも大きく変わってくるはずです。
私のような平凡な指導者は常に目標を持たなければいけません。良い指導者を目標にどうやったら近づけるのかを考える。それが自分自身が成長する唯一の手段だと考えます。その場での満足に終わらずもっともっと上を目指さないといけない。それができなければ「選手の成長」もないのです。そういう視点で物事を見ていかなければいつまでたっても本物にはなれない。
「行くだけ」ならほとんど意味がないと考えます。本当に戦うためには何をしないといけないのか。そこが全て。今回の女子マイルの棄権は「行くだけになる」というのがあったからの棄権です。200mを走る2人を外してマイルの予選に出ることで獲るモノはない。4分30秒いじょうかかるでしょう。今は「インターハイ」で戦うことを最大目標にしています。そのためには中途半端なことはできない。そう考えると辛い選択ですがマイルの出場は選べませんでした。走りたかったであろう3年生には申し訳ないという気持ちもあります。しかし、3年生が最低でも62秒ずつで走ってくれないと2年生にかかる負担が大きすぎる。余裕を持って準決勝を走らせることができるのであれば出場をさせますがこの2人が最大限の力を発揮してやっと届くのであれば個人の中国大会、ましてはインターハイというところまで考えることができなくなります。
なかなか伝わりにくいかもしれません。しかし、「戦う」ということを意識するのであれば「可能性」を考える必要があります。中国大会に出場したということで終わりではない。そこから先に何をするかが大事なのです。そういう視点の中で最善の策は何か?ここが全てだと思っています。難しい部分かもしれません。伝わりにくい文章ですね~。「戦うこと」を意識できるチームにしていきたいと思います。これからです。