kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ポイント練習

2013-06-18 | 陸上競技
月曜日、この日はポイント練習。最後の強い刺激となります。少し日程に余裕があるのでもう少し動いてもいいかなという気もしていますが、無理に疲れを残したくないという感じもあります。

練習はいつもどおり。フリーアップにしてからバトン走を行い、スタート練習。中国大会に出場する選手を中心に練習を組んでいますから難しいことはしません。単純に動きの確認です。足に違和感があるという選手が出たので本数を少なめにしました。練習量は落としています。自分自身でケアをしっかりしておくようにと話してきましたが、上手くできなかったようです。ここまできたらできることは全てやる必要があります。指導者側だけが本気になっても最後は選手次第。しっかりと力を出すためにも真剣に考えてもらいたいですね。

また、スタートの感覚がいまいちだという者も。それほど悪くはないのですが本人的に納得がいかないようです。少しずつ不安になる部分もあるのでしょう。あまりも気になるようであればまた別の日に少しだけやってもいいと思います。疲れも気になりますが「精神的なもの」の方が影響は大きいですから。とにかく自信を持っていつも通りの走りをしてくれればいいのです。それでも「走れるだろうか」という不安がどのような選手にでも出てきます。それを処理できる能力があるかどうかも「競技者」としての能力のひとつだと思います。

走り的にはかなり良いと思っています。そのことが本人たちがどれだけ分かるか?余計なことを考えないようにしてもらいたいと思います。最後の120mもいいスピードで走れていました。「加速段階が上手くいかない」と感じている者もいたのでこの部分はもう一度練習をしておきたいと思います。

話が前後しますが1・2年生にだけ日誌についての話をしました。これは私がすごく重視している部分です。これに関しては過去の記事にも何度も書いています。また別に書きたいと考えています。これもメッセージを含む内容となります。

また。
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blogについて2

2013-06-18 | 陸上競技
ちょっとblogについてまた書きます。

このblog、解説してから2900日を超えています。現時点で2912日、あと8日で丸8年となります。この前の段階からBBS形式で日記を書いていますから10年くらいは書いているのではないかと。我ながらすごい話だなと思いますね。何のために書いているのか?と先日問われることがありましたが「考えをまとめるため」というのが一番適切な表現かなと感じています。

「まとめるだけなら閉鎖的にして自分だけで見ればいい」「部員にだけ見せるのであればパスワードをかければいい」とも言われます。確かにそうですね。誰かに見せることを意図しないものであればわざわざblogに書いて公開する必要性はない。書くことにより不特定多数の人の目に触れ、「誤解」を招くこともある。事実だとしても一方的な「主観」で書く部分があるのでそれを「良し」としない人も出てくる。当然です。

では、なぜ書くのか?人によっては「自分はこんなにすごいんですよ」とアピールのために書く場合もあります。自己顕示欲を満たすためですね。多くの人に見られる、それが反響を呼ぶ。それが快感となり続けていく。数年前にネットアイドルが閲覧数を増やすために「放火」して自分が第一発見者だとblogに書いていた事件もありました。「誰かに注目される」ことを嬉しく思う人も世の中にはいるのです。

高校生もblogを書くようです。詳しくは分かりませんがこれはパスワードをかけて特定の人にだけ見せるのかもしれません。誰かの悪口だったり、不平不満を書き記し、それに共感してくれる人と感覚を分かち合う。表面的なつながりになりやすい部分だと思います。数年後に見直すことがあるのかは不明。単なる感情的な部分を書くというのはなんとなく違うと思いますし、そういう文字だけのつながりでは少し寂しいですね。

何のために書くのか?このblogを使って選手にメッセージを送ることができたらと考えてやっています。blogにだけ書くというのはやっていません。選手に話をした内容を書くように心がけています。もちろん一方的な書き方になってしまう部分もあるかもしれません。それに対する反発もあるでしょう。このblogを使って「方向性」を示すようにしているつもりです。そこを感じ取ってくれるかどうかです。厳しい言葉をかけることも多々あります。その部分はできるだけ文字として残さないようにしていますが、それでも「伝わらない」という部分に関しては言葉を選んで書くようにしています。

こうやって「考え方」を示し続けているのでよく批判されます。「キジも鳴かねば撃たれまい」です。こっそり何かしているのであれば取り立てて誰かに批判されることもありません。その反面、誰にもメッセージは伝わらなくなります。どちらの「利点」が大きいかですね。このblogを見ている人は選手に限りません。数年前は他県の選手も見てくれていたようです。リンクを貼らずこっそりやっているつもりでもどこからか情報は流れるのでしょう。「参考になった」と言ってくれる選手もいます。それだけで十分なのではないかなと。

最初は「肯定的」に捉えている方でも「何か」があれば確実に「批判的」になります。ここはどうすればいいのか分かりません。師匠に相談したら「あらかじめ予測することが必要」というアドバイスをもらいました。「伝わらない」ことを書き続けても絶対に「伝わらない」のです。受け取る感覚がなければどれだけ話をしても上手く伝わらないのです。だからこのblogに書いても難しいのだと。まさにその通りです。

ある選手が「自分が入学してからのblogを見直してみた」と話していました。この子たちの記憶とシンクロしながら見ていけるのだと思います。このblogが持つ意味は何か?考えながら続けていきたいと思います。8年って結構長いですよね(笑)。
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