中国組の練習が終わってから色々と話をしながら考えていました。どうこう言うわけではないのですがこれからのチームのことを考える時間となりました。中国出場組以外は秋に向けての練習をしています。すぐに結果を求める形ではありません。だからこそ「今」やっておかなければいかないことを見極めていく必要があります。
今回はリレーで中国に進めませんでした。気持ちを切り替えないといけません。次期の4継メンバーに入る予定の選手のうち1人が今回中国に行けません。1走は高跳びで行くので雰囲気を経験することができます。中学時代の中国大会とは雰囲気が違いますからこの経験は「強くならなければ」という意識の部分につながっていきます。今回中国に進めないのでこの「経験」という部分が不足します。ここに関しては周りが経験してくるので感じ取る部分はあるでしょう。
しかし、以前から気になっていたことがあります。3走を走る1年生、「絶対に強くなる」という部分が少し不足しています。まじめに練習に取り組みますし、それなりに走れます。しかし、淡々と練習をするところがある。本人的にはそんなに感じていないかもしれませんがやはり物足りない部分があります。
このことに関して練習後に話をしました。よく考えてみるとうちのチームの4継は2走・4走とかなり速い。2走は200mが25秒9、4走は100mを12秒3で走ります。この間をつなぐというのは簡単なことではありません。中学時代にそれなりに走れていた選手であっても高校のこのスピードについていくことは難しいのは当然です。
ここは分かっています。このことに関して本人に聞いてみました。案の定、「二人には勝てなくても仕方ない」と感じているようです。この段階で圧倒的なスピードの差を見せられていますから当然といえば当然なのですが。練習中でも「付いていけないのは相手が速いから」と自分自身を納得させている部分があるのではないか?まさにその部分が不足している部分でした。
一緒に走るだけそれなり力はつきます。しかし、それではいつまで経っても勝てない。チーム内の先輩だから「勝てないけど仕方ない」という理由で自分自身を納得させる。直接勝負で負けるのはやはり選手としては面白くありません。それを「相手が強いから仕方ない」と感じていたら次のステップにはつながらないと思います。これは誰にでも当てはまることです。
これは私が感じている部分なので正確にはわかりません。うちの小さなエース、中学校のときは県でトップでした。ほとんどの大会で優勝しています。しかし、高校に入り最初の県総体で他の選手に自己ベストを大きく抜かれて負けています。中学校のときにトップだったというプライドはあると思います。それが今まで負けなかった選手に負ける。なかなか受け入れがたいものがあるでしょう。
昨シーズンは勝てませんでした。ベストが26秒97で中学時代の記録を0.01秒短縮して終わりでした。負けたくないという気持ちは強くあったはずです。それが今シーズンに入りいきなり26秒5を出し、県総体では25秒9。県内の2年生ではうちの大きなエースについで2番手となります。昨シーズン勝てなかった選手も勝っています。4継の失敗もあって集中力が研ぎ澄まされていたというのも大きく影響はしていると思います。
基本的には「負けず嫌い」です。本人はそういう気はないようですが見ていて「負けるのが嫌」というのが伝わります。それが「強くなった要因」だと考えています。同級生に負ける、上級生に負けるというのが嫌なのです。だからきつくても最大限にやる。練習の時は負けることが多くても試合できちんと結果を出すというのは「負けたくない」という気持ちが強いからだと考えています。
その姿をみて下級生が何を感じ取るか。強い2人に「負けても仕方ない」と思っているようではいつまでたっても力は上がりません。勝てないと決めつけている間はいつまでもその差は埋まらないのです。誰のための練習なのか?全て自分のためです。強い選手に勝とうという気概、負けたくないという「想い」はすごく大切です。
この辺りのことを話しました。感じ取ってもらいたいですね。
今回はリレーで中国に進めませんでした。気持ちを切り替えないといけません。次期の4継メンバーに入る予定の選手のうち1人が今回中国に行けません。1走は高跳びで行くので雰囲気を経験することができます。中学時代の中国大会とは雰囲気が違いますからこの経験は「強くならなければ」という意識の部分につながっていきます。今回中国に進めないのでこの「経験」という部分が不足します。ここに関しては周りが経験してくるので感じ取る部分はあるでしょう。
しかし、以前から気になっていたことがあります。3走を走る1年生、「絶対に強くなる」という部分が少し不足しています。まじめに練習に取り組みますし、それなりに走れます。しかし、淡々と練習をするところがある。本人的にはそんなに感じていないかもしれませんがやはり物足りない部分があります。
このことに関して練習後に話をしました。よく考えてみるとうちのチームの4継は2走・4走とかなり速い。2走は200mが25秒9、4走は100mを12秒3で走ります。この間をつなぐというのは簡単なことではありません。中学時代にそれなりに走れていた選手であっても高校のこのスピードについていくことは難しいのは当然です。
ここは分かっています。このことに関して本人に聞いてみました。案の定、「二人には勝てなくても仕方ない」と感じているようです。この段階で圧倒的なスピードの差を見せられていますから当然といえば当然なのですが。練習中でも「付いていけないのは相手が速いから」と自分自身を納得させている部分があるのではないか?まさにその部分が不足している部分でした。
一緒に走るだけそれなり力はつきます。しかし、それではいつまで経っても勝てない。チーム内の先輩だから「勝てないけど仕方ない」という理由で自分自身を納得させる。直接勝負で負けるのはやはり選手としては面白くありません。それを「相手が強いから仕方ない」と感じていたら次のステップにはつながらないと思います。これは誰にでも当てはまることです。
これは私が感じている部分なので正確にはわかりません。うちの小さなエース、中学校のときは県でトップでした。ほとんどの大会で優勝しています。しかし、高校に入り最初の県総体で他の選手に自己ベストを大きく抜かれて負けています。中学校のときにトップだったというプライドはあると思います。それが今まで負けなかった選手に負ける。なかなか受け入れがたいものがあるでしょう。
昨シーズンは勝てませんでした。ベストが26秒97で中学時代の記録を0.01秒短縮して終わりでした。負けたくないという気持ちは強くあったはずです。それが今シーズンに入りいきなり26秒5を出し、県総体では25秒9。県内の2年生ではうちの大きなエースについで2番手となります。昨シーズン勝てなかった選手も勝っています。4継の失敗もあって集中力が研ぎ澄まされていたというのも大きく影響はしていると思います。
基本的には「負けず嫌い」です。本人はそういう気はないようですが見ていて「負けるのが嫌」というのが伝わります。それが「強くなった要因」だと考えています。同級生に負ける、上級生に負けるというのが嫌なのです。だからきつくても最大限にやる。練習の時は負けることが多くても試合できちんと結果を出すというのは「負けたくない」という気持ちが強いからだと考えています。
その姿をみて下級生が何を感じ取るか。強い2人に「負けても仕方ない」と思っているようではいつまでたっても力は上がりません。勝てないと決めつけている間はいつまでもその差は埋まらないのです。誰のための練習なのか?全て自分のためです。強い選手に勝とうという気概、負けたくないという「想い」はすごく大切です。
この辺りのことを話しました。感じ取ってもらいたいですね。