中国大会前にも書いていましたが「戦う」という意識でこの大会を迎えました。私はその感覚で過ごしていますが選手はどうだったのでしょうか。ここは分からない部分があります。しかし、指導する者が「中国に進めたのだから良かった」と思っていたら間違いなく選手も「十分だ」と感じてしまうでしょう。本当に「戦う」というのは簡単ではありません。
県総体が終わった時点で「ランキング」が出ます。中国大会で6位以内に入ればインターハイ出場が決まります。「順位へのこだわり」というのは大きくなります。しかし、このランキング6番以内に入っている選手が必ずインターハイに行けるという確率はかなり低いと思います。順当にすすむことはほとんどありません。大きく入れ替わることがあるのです。「ランキング」で6位以内に入っていると「インターハイに行けるのではないか」と力む場合が大半です。8位の辺りも同様。過剰な意識をしてしまうので結果的にうまくいかない。
同様にランキングが20番台の選手は「出るだけ」の意識になってしまいます。準決勝は2組ですから16位以内しか進めません。20番台の選手は半ば諦めの感覚が強く出てしまいます。そのため「参加するだけ」で終わり。とても「戦う」というレベルにはなりません。この部分も致し方ないのかもしれませんが、思い出づくりの中国大会になるというのはどうしても避けたいと思っています。これを選手がどの程度感じてくれているかは分かりません。うちの選手の中にも「無理だから」と感じている者がいるのかもしれません。それでは本当に面白くないと思います。
上の大会に進む。これは常に「戦う」意識が必要です。チームのレベルによっては県総体や支部大会に「出れればいい」と考えている選手もいるでしょう。そこは否定しません。「勝つことが全て」だとは言いません。楽しみながらそれなりに競技をしている選手もいると思います。しかし、県総体や中国大会は「勝負の場」です。上に勝ち上がってやろうという選手が集まる場だと思っています。「記録会」や「市内大会」とは位置づけが大きく異なるのです。県総体に来てゲームをしていたり漫画を読んでいるようなチームが本当に戦えるのか?上の大会を狙うチームが県総体や中国大会でゲームをしている可能性はないと思います。ここに「意識の差」が明確に表れます。
「戦う」のです。ここが分からないチームからは継続的に選手は出てこないと思います。能力が高い選手がいたとしても本当に引き出すレベルにはならない。中学時代に高い競技力を持っている選手であっても高校に行って伸びないというのはこういう部分が大きく影響していると思います。「中国に行けて嬉しい」という感情は当然誰にでもあります。しかし、そこで満足してしまうのか更に上を狙うのかで戦う姿勢というのは決まってきます。
うちは戦いに行きました。結果的には短距離から1人だけがインターハイに進みました。それ以外の者が「参加してよかった」というレベルで終わっているとは思いません。3年生にとっては最後の中国です。やり切れない部分もあるでしょう。下級生は来年の中国大会に向けてのスタートです。これから1年間しかありません。この中で「上で戦う」という意識を持てるかどうかです。
強いチームは「戦う」のが当たり前です。インターハイに行って戦うのが当然だから中国や地区大会などで負けるはずがないのです。最初から意識が違うのです。中国に行けたらいいなと思っている選手とインターハイで戦いたいと思っている選手では意識の「スタートライン」が大きく異なるのです。だから勝負にならない。
うちの選手には「上で戦う」という意識を強く持ってもらいたいと考えます。ここができなければ次も同じレベルの大会となります。ある顧問が「初めて中国戦えた気がする」と言っていました。参加し続けることも大切ですがそこで終わるのではなく「上で戦うためには」と顧問が真剣に考え始めるとチーム自体も大きく変わるのではないかと感じています。
「戦う」という意識を持ち続けてもらいたいと思います。
県総体が終わった時点で「ランキング」が出ます。中国大会で6位以内に入ればインターハイ出場が決まります。「順位へのこだわり」というのは大きくなります。しかし、このランキング6番以内に入っている選手が必ずインターハイに行けるという確率はかなり低いと思います。順当にすすむことはほとんどありません。大きく入れ替わることがあるのです。「ランキング」で6位以内に入っていると「インターハイに行けるのではないか」と力む場合が大半です。8位の辺りも同様。過剰な意識をしてしまうので結果的にうまくいかない。
同様にランキングが20番台の選手は「出るだけ」の意識になってしまいます。準決勝は2組ですから16位以内しか進めません。20番台の選手は半ば諦めの感覚が強く出てしまいます。そのため「参加するだけ」で終わり。とても「戦う」というレベルにはなりません。この部分も致し方ないのかもしれませんが、思い出づくりの中国大会になるというのはどうしても避けたいと思っています。これを選手がどの程度感じてくれているかは分かりません。うちの選手の中にも「無理だから」と感じている者がいるのかもしれません。それでは本当に面白くないと思います。
上の大会に進む。これは常に「戦う」意識が必要です。チームのレベルによっては県総体や支部大会に「出れればいい」と考えている選手もいるでしょう。そこは否定しません。「勝つことが全て」だとは言いません。楽しみながらそれなりに競技をしている選手もいると思います。しかし、県総体や中国大会は「勝負の場」です。上に勝ち上がってやろうという選手が集まる場だと思っています。「記録会」や「市内大会」とは位置づけが大きく異なるのです。県総体に来てゲームをしていたり漫画を読んでいるようなチームが本当に戦えるのか?上の大会を狙うチームが県総体や中国大会でゲームをしている可能性はないと思います。ここに「意識の差」が明確に表れます。
「戦う」のです。ここが分からないチームからは継続的に選手は出てこないと思います。能力が高い選手がいたとしても本当に引き出すレベルにはならない。中学時代に高い競技力を持っている選手であっても高校に行って伸びないというのはこういう部分が大きく影響していると思います。「中国に行けて嬉しい」という感情は当然誰にでもあります。しかし、そこで満足してしまうのか更に上を狙うのかで戦う姿勢というのは決まってきます。
うちは戦いに行きました。結果的には短距離から1人だけがインターハイに進みました。それ以外の者が「参加してよかった」というレベルで終わっているとは思いません。3年生にとっては最後の中国です。やり切れない部分もあるでしょう。下級生は来年の中国大会に向けてのスタートです。これから1年間しかありません。この中で「上で戦う」という意識を持てるかどうかです。
強いチームは「戦う」のが当たり前です。インターハイに行って戦うのが当然だから中国や地区大会などで負けるはずがないのです。最初から意識が違うのです。中国に行けたらいいなと思っている選手とインターハイで戦いたいと思っている選手では意識の「スタートライン」が大きく異なるのです。だから勝負にならない。
うちの選手には「上で戦う」という意識を強く持ってもらいたいと考えます。ここができなければ次も同じレベルの大会となります。ある顧問が「初めて中国戦えた気がする」と言っていました。参加し続けることも大切ですがそこで終わるのではなく「上で戦うためには」と顧問が真剣に考え始めるとチーム自体も大きく変わるのではないかと感じています。
「戦う」という意識を持ち続けてもらいたいと思います。