22日の火曜日から1泊2日で毎年恒例の合宿を実施。この合宿に参加させてもらえるようになって指導する力、見る力が少しずつ向上してきていると思います。県トップの指導者が中心に指導をされますから本当に勉強になります。私は基本的に裏方。時には私が指導する以外の経験も必要です。今回はインターハイとの日程がかなり近くなっているのでインターハイに出場する4人は別メニューで実施させていただくことにしていました。大変申し訳ないのですが・・・。さすがに量を追うというのは難しいですから。
合宿の最初に先輩指導者が全体に話をされました。何のためにこの合宿をやるのか?という話です。合宿が実施される時期、これは夏休みに入ってすぐです。これからの夏休みをどのように過ごすか?「自分が変わるきっかけを見つける合宿にする」という内容でした。これまで自分ができていると感じていたことが実はできていない。やりたくても頑張りきれなかった部分をこの合宿で最後まで粘ってみる。声を出すのも一人ではなく全員が出す。人任せにしない。これはいつも話している内容ですがこれを他の指導者から言われるということが本当に大きなことだと思っています。自分たちは本当はもっと強くなれるというのを感じ取ってもらいたいと。
練習は午前中は基本から。これもいつも実施している内容ですが壁を使った重心移動。それを行う前に「身体の中心から動かす」という感覚を意識。基本的なことですがすごく大切なことだと思っています。これができるようになるかどうかで走りも確実に変わる。動的柔軟を行ってからその場でのハードル越え。これは地味なトレーニングという感じにもなるのですが、「中心から動かす」という基本的な感覚を身に付ける者にもなります。こう見えてもハードル専門だと自負していますからこの手の動きを修正しなければいけないと思っています。他校の選手も含めて基本的な「姿勢」の話を。言葉では説明しにくいのですが「やったつもり」になる動きでは意味がありません。誤魔化すことをしない。本人は誤魔化すつもりがなくても実際にはそのような動きになっている。ここは絶対に意識ないといけません。「軸」という話をよくしますが高校生には分かりにくいかもしれません。「身体をまっすぐしなさい」という部分ですね。うちの選手は一応バランスディスクを使って常に重心を取る動きをしています。少しずつこの手の動きは身に付いてきているのかなと。
普段から同じような感覚&練習形態でやっている学校が集まっていますから、丁寧にやっていくことで動きの確認になります。常々師匠が言われていましたが「意識が高い選手は2日で動きが変わる」という部分があります。本当に自分のためにやろうと思えば一つ一つの動きを大事にします。どうすれば動きが変わるのか?この動きの意味がどう走りにつながっていくのか?ここを理解することで確実にかわります。ここを大事にしてもらいたいですね。他校と一緒に練習をする最大のメリットは「環境が変わること」です。普段やっていることが試されることに加え、他者の目がありますから集中して練習することができます。初めてやる動きであればなかなか意識できない&感覚をつかめない部分があるかもしれませんが、普段やっていることの延長になるのであれば普段よりも効果は上がるはずです。
ある程度のところまで一緒に練習をしてインターハイ組は移動。タータンの上で練習をしておきたいというのがあったので別メニューで練習をすることにしました。14時過ぎから練習を始めましたがびっくりするほど暑い。尋常ではありません。調べてみると31度くらいでした。さらに気になって調べてみると甲府は同じ日に34度。いや、どうなんですか??タータンの上は照り返しもあるので40度を超えているのではないかという暑さ。休みを挟みながら練習をすることに。選手にはとにかく直射日光に当たらないように(不可能なのでできるだけ日に当たらない)話をしました。首の部分は冷たいタオルを使う。できるだけ帽子をかぶる。さらには腕に直射日光が当たらないようにカバーするアームガードの準備などを指示しておきました。「日焼けするのが嫌だ」というのもあると思いますがこれだけ日差しが強いと日光に当たるだけでダメージを受けます。「日焼けしたほうが強そうに見える」というのはありますが、ここまで強い日差しを受けると疲れが抜けなくなる可能性があります。完全に「やけど」状態になります。
それでもやるべき練習は実施。並走、バトンパス。今回は風の影響も考えてホームストレートとバックストレートでの練習も行いました。常日頃から会話をするようにしています。自分の走りの状況をきちんと相手に報告する。お互いが相手の状況を確認しておくことでバトンミスが発生する確率が大幅に減ります。風の影響も同様。判断することができるかどうかと相手の状況を把握することは同じだと思っています。うちのバトンがすごくうまいとは言い切れません。それでも「失敗をしないための練習」をしています。渡らない、落とすというミスはしばらく見ていません。油断はできませんが本人たちがそれぞれの局面でしっかりと相談して行動できているのだと思います。
スタート練習をしようと思ったのですがあまりにもタータンが暑すぎて不可能だと判断。短い距離を1セットは知って終わりとしました。90-60-60を走って終了。少ないと思いますが翌日もタータンで走るつもりでしたから少し抑えめに。「走り込み」と「スピード練習」は分けたいと思っています。この日はスピード練習としての位置づけでした。動き的にはよくなっているなと感じています。小さなエースは試合になると本来の力を発揮します。1週間前くらいは1走に負けていましたし(笑)。この日は「微妙」と言いながら1走を置き去りにしていました。1走も悪くないのです。かなり走れている状況ですから調子的には良いかなと思っています。大きなエースもよく走れていました。その中で3走も良い走り。中国前や国体合宿の時の走りとは違います。ちょうど1週間前なのでそろそろ痛みが出てくるのではないかという不安もありましたが大丈夫。戦えそうな手ごたえはあります。
合宿組はしっかりと走ったようです。良いこと。そういう機会も重要ですからね。いつもスマートな練習をしているようでは駄目。時にはしっかりと走る。そのバランスだと思います。暑い中でしたが選手も刺激を受けながらできたのではないかと思います。良い一日でした。
合宿の最初に先輩指導者が全体に話をされました。何のためにこの合宿をやるのか?という話です。合宿が実施される時期、これは夏休みに入ってすぐです。これからの夏休みをどのように過ごすか?「自分が変わるきっかけを見つける合宿にする」という内容でした。これまで自分ができていると感じていたことが実はできていない。やりたくても頑張りきれなかった部分をこの合宿で最後まで粘ってみる。声を出すのも一人ではなく全員が出す。人任せにしない。これはいつも話している内容ですがこれを他の指導者から言われるということが本当に大きなことだと思っています。自分たちは本当はもっと強くなれるというのを感じ取ってもらいたいと。
練習は午前中は基本から。これもいつも実施している内容ですが壁を使った重心移動。それを行う前に「身体の中心から動かす」という感覚を意識。基本的なことですがすごく大切なことだと思っています。これができるようになるかどうかで走りも確実に変わる。動的柔軟を行ってからその場でのハードル越え。これは地味なトレーニングという感じにもなるのですが、「中心から動かす」という基本的な感覚を身に付ける者にもなります。こう見えてもハードル専門だと自負していますからこの手の動きを修正しなければいけないと思っています。他校の選手も含めて基本的な「姿勢」の話を。言葉では説明しにくいのですが「やったつもり」になる動きでは意味がありません。誤魔化すことをしない。本人は誤魔化すつもりがなくても実際にはそのような動きになっている。ここは絶対に意識ないといけません。「軸」という話をよくしますが高校生には分かりにくいかもしれません。「身体をまっすぐしなさい」という部分ですね。うちの選手は一応バランスディスクを使って常に重心を取る動きをしています。少しずつこの手の動きは身に付いてきているのかなと。
普段から同じような感覚&練習形態でやっている学校が集まっていますから、丁寧にやっていくことで動きの確認になります。常々師匠が言われていましたが「意識が高い選手は2日で動きが変わる」という部分があります。本当に自分のためにやろうと思えば一つ一つの動きを大事にします。どうすれば動きが変わるのか?この動きの意味がどう走りにつながっていくのか?ここを理解することで確実にかわります。ここを大事にしてもらいたいですね。他校と一緒に練習をする最大のメリットは「環境が変わること」です。普段やっていることが試されることに加え、他者の目がありますから集中して練習することができます。初めてやる動きであればなかなか意識できない&感覚をつかめない部分があるかもしれませんが、普段やっていることの延長になるのであれば普段よりも効果は上がるはずです。
ある程度のところまで一緒に練習をしてインターハイ組は移動。タータンの上で練習をしておきたいというのがあったので別メニューで練習をすることにしました。14時過ぎから練習を始めましたがびっくりするほど暑い。尋常ではありません。調べてみると31度くらいでした。さらに気になって調べてみると甲府は同じ日に34度。いや、どうなんですか??タータンの上は照り返しもあるので40度を超えているのではないかという暑さ。休みを挟みながら練習をすることに。選手にはとにかく直射日光に当たらないように(不可能なのでできるだけ日に当たらない)話をしました。首の部分は冷たいタオルを使う。できるだけ帽子をかぶる。さらには腕に直射日光が当たらないようにカバーするアームガードの準備などを指示しておきました。「日焼けするのが嫌だ」というのもあると思いますがこれだけ日差しが強いと日光に当たるだけでダメージを受けます。「日焼けしたほうが強そうに見える」というのはありますが、ここまで強い日差しを受けると疲れが抜けなくなる可能性があります。完全に「やけど」状態になります。
それでもやるべき練習は実施。並走、バトンパス。今回は風の影響も考えてホームストレートとバックストレートでの練習も行いました。常日頃から会話をするようにしています。自分の走りの状況をきちんと相手に報告する。お互いが相手の状況を確認しておくことでバトンミスが発生する確率が大幅に減ります。風の影響も同様。判断することができるかどうかと相手の状況を把握することは同じだと思っています。うちのバトンがすごくうまいとは言い切れません。それでも「失敗をしないための練習」をしています。渡らない、落とすというミスはしばらく見ていません。油断はできませんが本人たちがそれぞれの局面でしっかりと相談して行動できているのだと思います。
スタート練習をしようと思ったのですがあまりにもタータンが暑すぎて不可能だと判断。短い距離を1セットは知って終わりとしました。90-60-60を走って終了。少ないと思いますが翌日もタータンで走るつもりでしたから少し抑えめに。「走り込み」と「スピード練習」は分けたいと思っています。この日はスピード練習としての位置づけでした。動き的にはよくなっているなと感じています。小さなエースは試合になると本来の力を発揮します。1週間前くらいは1走に負けていましたし(笑)。この日は「微妙」と言いながら1走を置き去りにしていました。1走も悪くないのです。かなり走れている状況ですから調子的には良いかなと思っています。大きなエースもよく走れていました。その中で3走も良い走り。中国前や国体合宿の時の走りとは違います。ちょうど1週間前なのでそろそろ痛みが出てくるのではないかという不安もありましたが大丈夫。戦えそうな手ごたえはあります。
合宿組はしっかりと走ったようです。良いこと。そういう機会も重要ですからね。いつもスマートな練習をしているようでは駄目。時にはしっかりと走る。そのバランスだと思います。暑い中でしたが選手も刺激を受けながらできたのではないかと思います。良い一日でした。