kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

小学生との関わり&練習

2014-11-03 | 陸上競技
土曜日、この日も練習。前日の段階では雨予報だったので午前中にトレーニングをして終わりにしようかと考えていました。が、天気は思っていた以上に良い。風が多少ありましたが走れないレベルではありません。急遽、練習内容を変更。朝は基本とバトンまで、少し休憩してからトレーニングにしました。

私は市民団体と協力して小学生と一緒に活動することになっていました。11月中旬に行われる「こどもっちゃ商店街」で本校の生徒と小学生が協力をしてお店の経営をします。もちろん、うちの生徒は完全にサポート役に徹して小学生に「店長」をしてもらい接客をしてもらいます。今回は「手作りヨーヨー」を作ります。この作成方法を子供たちに覚えてもらい、お店に来てくれる小学生に教えてもらいます。高校生が小学生と関わるというのは多くありません。こういう機会に「異なる視点」で物事を考えるようになります。全て自分と同じ視点で見ることはできない。ここの部分を感じ取れるかどうかは大きいと思います。

午前中は基本的に私はこちらのイベントに付きっ切り。私のスタンスとしては「裏方」です。生徒が小学生と関わりながら進めていくのがメインなので大人がどんどん前に来て指示を出すというのは違うと思っています。試行錯誤しながら価値観が違う、感覚が違う、発達段階の子供たちと何かをしていくというのを高校生に学んでもらいたいと思っています。こういう活動を否定的にとらえる人もいるかもしれません。実際にこういう活動をする高校生をじっくり見てみると「教育とは何か」を感じ取れると思います。椅子に座って勉強をしているだけでは何も生べないのです。本当に大切なことは人と人がつながっていく中で学べる。そういう機会を作って与えることが我々の役割だと感じています。

結局これが12時過ぎまでかかりました。練習の方は11時過ぎには終わっていたようです。前日にかなり走っていたので思うように体が動かないという者もいたようです。当然でしょう。練習的には最初にメディ投げをしてその後身体の中心部分から動かすための練習。これに時間を割いてからドリルと短い距離。バトンまでとしました。これだけでも体にかかる負荷は大きいでしょうね。翌日が休みなので問題ないでしょう。

午後からはトレーニング。シャフト補強から始めバランスディスク、BOXを使った脚の入れ替えなど通常通りのトレーニングを実施ていきました。全身筋肉痛の中でこれくらいやるというのは簡単なことではありません。故障したらどうするのかと言われるかもしれませんがそうならないようにしっかりと練習をしているのです。身体作りには時間がかかります。来年に向けての身体作りはスタートしていると思っています。まだ田島などもあるので今シーズンが終了したわけではありませんが、長い目で見たときにこれから先の取り組みを明確にしておかなければいけません。疲れているから練習量を落とす。これも必要なことです。練習のバランスとして考えています。が、今は「負荷をかける時期」です。ここは逃してはいけないと思っています。

ケトルジャンプ、ダイナマックス補強、BOXジャンプ、ハードルジャンプと進めていきました。ジャンプ系が苦手な子が多いのであえてBOXを使ってタイミングを取るようにしました。腕の使い方から勉強。その流れの中でハードルジャンプへ。色々な要素が含まれているのがハードルジャンプです。そこを良い練習にするために前段階の準備から始めておく必要があります。まだまだ上手くできませんが時間をかけて冬の間にしっかりと跳べるようにしておきたいと思います。また、今一番ブームなのがダイナマックスを使った股関節補強。これは良いと思います。複数でやるのですが、全身運動をする者と股関節補強&軸づくりをする者とそれぞれが練習できるので効果はあると思います。この冬のメインにおいてもいいくらいの練習かなと思っています。興味がある人はぜひ導入してみてください(笑)。

最後にスイング歩行とプレート回し。疲れはあると思いますがそれでもやっておきたい。まずまずの感じだったでしょうか。

結局終了は16時過ぎ。月曜日に向けて何をするかを考えて過ごすように指示。少し具体的に何をするかも伝えました。漠然と「休め」では何をしていいのか分からない者が多い。どのようにして過ごせばいいかをある程度イメージすることで回復具合も変わってくると思います。「競技優先」で生活をする。そのためには勉強もしなければいけません。様々なことをやりながら進めていくことで自分自身が成長すると思います。

選手も疲れているでしょうが私も・・・。ストレス半端ない。
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イライラのピーク

2014-11-03 | 陸上競技
金曜日、朝の時点からかなりイラッとしていました。前日、気になる発言が聞こえてきたのですがバタバタしていたので聞き流していました。ふと気になって確認してみると自分のことを言われていることが判明。いや、こういうレベルで批判するか?常識レベルではないというのだけは確か。我慢の限界を越えました。私にどうこうできる話ではないのでこれまでのことを含めて報告することに。このような状況で正常な業務ができるとは思いません。更には話を聞くともっと怒りが込み上げてくる出来事が。「事なかれ主義」で済まされてきたのでしょうが、さすがに限度を超えています。「好き」「嫌い」で働くわけではありません。細かくは書けませんが・・・。文句ばかり言って自分で何もしないという人間にだけはなりたくないと強く思いました。何をやっても「批判」する人はいます。が、自分が何をしているのかを冷静に見ることができずに他者批判ばかりするのはどうなのか?書いていたら頭に来るのでこのあたりで止めておきます。

このような状況だったので朝練で選手にも話をしました。「批判される要素」をもう一度見直さなければいけないのも確かです。全てのことはつながっているといつも話しています。練習だけをすればよいとは思いません。周囲は「練習ばかりさせて」というかもしれません。事実尾を何も知らずに批判することは私的には「恥」だと思いますが、世の中の大半は「目に見えるもの」だけを批判する。それが現実です。競技においても「結果」を求められる。一生懸命やったと自分で思っていても結果がついてこなければなかなか評価はされません。評価されるためにやっているのではありませんが。先日の県体で結果が出せなかった者、総じて今回朝練で話をすることになりました。それぞれ言い分はあるでしょうがこういう部分のつながりが見えないと競技でも上手くいきません。

午後は少し気分的には落ち着いてきました。が、やはりこのストレスは尋常ではない。「何もやらない外部からの批判」というのは聞き流せばいいのですが性格的にできません。先日の健康診断で「メンタルヘルス受診を」と書かれていました。鬱になるとは思いません。多分。自分で言うのもなんですが結構真面目に物事を考えるタイプです。このような理不尽なことが続くというのを素直に受け入れるのが苦手です。「性善説」を信じているわけではありませんが、結構いい人が多いと思っています。が、世の中には「自分の思い通りにならないと批判する」というタイプが存在するし、尋常ではなく「意地悪」をする人がいる。これは実際に働きながら感じたことです。世の中は「きれいごと」ではない。受け入れないといけないのですが難しい部分があります。

練習はそれなりに。前日のダメージも大きいようでした。それでもこの週はある程度やると決めていたので練習。メディ投げのアップをしてからドリル。この日も少しばかり会議があったので練習に参加したときにはハードルドリルが終わっていました。並走から見ることができましたがあっという間に終了。まー仕方ない部分ですね。この日も30&60、バトンパスまで実施。毎日のようにバトンをやっているのでなんとか形になってきました。今回感じているのはインターハイに出場することで新チームへの移行が遅れてしまったという部分。どうしてもインターハイ優先になる部分があるので新チームに切り替わってからの練習が不足しています。バトンもそれが顕著に出ています。普通のチームであれば1か月くらいの時間があれば十分に対応できるのかもしれません。私自身の力不足もあると思いますがなかなかスムーズに移行できませんでした。それが県新人でのバトンミスにつながります。もっと効率よく感覚を作っていかなければいけないと感じています。

その後、動きを見てトゥトレをしました。疲れがあるので最大スピードが出るかどうかというのは微妙なところですがスピードが頭打ちにならないように刺激だけは入れておきたい。「何故このタイミングで入れたのか」と言われると分かりません(笑)。見ていてそう感じたからとしか言いようがありません。高跳び選手は一人だけ連続で行いすぐに跳躍練習へ。時間を確保して取り組まないといけないと感じています。真面目に跳躍練習をさせようかと。これを冬期も実施していくつもりです。それでもこの子が走らないと4継では戦えませんからバランスを見ながらということになると思うのですが。高跳びをやるのに12秒中盤のスピードが必要なのかどうかは不明ですが、リレーをやるうえでは絶対に必要になるのでどちらもやるというスタイルに若干シフトすることにします。

それ以外の者はマーク走。前半の加速段階を作るための練習にしました。疲れているということなので何も目標がなく走るよりはマーク走のほうが良いだろうと判断。これも最初の5歩をひたすら繰り返してその後中間まで。本数的にはかなりやりました。高跳びとマーク走をどちらも見ていたので細かい部分まで見れなかった気はしています。が、気になることは逐一指示。30mまでの加速段階が上手く作れないとその先の走りも安定しません。この区間で無駄にエネルギーを使ってしまうと上手く走れなくなります。バランスだと思いますね。女子4継の1走、この日は全くと言っていいほど走れていませんでした。安定した力が発揮できないようではメンバーも固定できません。昨年と違い選手は5人います。1人を外すことも可能です。競争する意識が必要になってくると思います。走れないようであればメンバー交代。それくらい厳しく対応しないと勝負にはならないでしょうね。

高跳び選手だけは全体が終わってからも練習。時間がかかります。

なんかよくわからない内容になっていますね。とにかくストレスが半端ないことだけは書いておきます。

最後に60mを2本。
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