金曜日は雨でした。土日は勉強させるために練習は各自でと指示をしています。今後は分かりませんが、今回に関しては絶対に自分達の力でやらせようと決めています。周りからどのような評価を受けようとそれだけは譲れない部分です。
そのため金曜日は雨でも走ることに。本当はタイヤを使った練習にしたかったのですが、雨が酷くグランドでは絶対に練習は不可能。先日自転車こぎをした時に練習場所を探していました。雨が降っても出来るところを見つけておきました。木が生い茂っているので多少の雨でもなんとか練習ができる。結局は練習開始時間には雨がある程度おさまっていたのでなんとか走れる状態になっていました。
実際走るという行為をするのは2週間ぶりだと思い思います。トレーニングはやっていましたが走練習は全くといっていいほどやっていません。これに意味があるのかどうかは分かりません。他の事をやりながらここまで来たというのが事実かもしれません。モチベーションを保つために何をするか?本当に求められている事は何か?ここの部分を私自身探りながらやっているという感じでしょうか。
この日は走る前に他の種目をかなりやりました。この数年間、本当にキレイな練習が多くなっていました。何を持って高校生らしい練習というか分かりませんが技術云々が先に立ちすぎてひたすら身体を動かす中で動きや効率的な身体の動かし方を身につけるというのが無くなっていた気がします。それがトップスピードの向上につながっていると思います。しかし、本当にそれだけで良いのか?大きな疑問が残り始めました。うちの練習パターンでは結果が出るのに時間がかかります。特に身体が出来ていない選手が走れるようになるためにはトレーニングに莫大な時間と労力を要します。その途中で「面白くない」と感じる選手も出てくるのだと思います。これまではそれでも我慢して競技に向かわせていました。2年生の秋くらいから少しずつ活躍できるようになっていく。それでももっと早い段階で走れるようになり、結果を出させることが今の選手には必要になるのかもしれません。時代の流れを我々はもっと感じ取らなければいけないのではないかと感じていました。
そう考える中でトレーニングと走練習を一緒にできる方法をもっと考えないといけないという気がしてきました。これは今更なんですけどね。この数年間、脚を怪我したら嫌だという理由でアスファルトの上を走ったり、坂道を走るのを避けていました。ましてはその坂を下り使ってトレーニング系の負荷をかけながら走るなどというのは一切やっていません。雨で走れないときに何度かやっていたかもしれませんが、頻度としては限りなく0に近いレベルだと思います。そういう「いつの間にか当たり前になっていること」を一つ一つ見直していきたい。それが正しいのかどうかは分かりません。
坂道でのおんぶ走をしました。少しずつ距離を伸ばしていくパターンでの練習です。二人一組でやるのでそれなりに時間がかかりますが調度良いレストになると判断。最後の1本はかなりきつかったようです。女子は涙を流していました。いや、限界値が低すぎる。このレベルでやっていたのだと思うと、こちらが求めている練習レベルには到底届くはずかありませんね。チームに求める水準が年々高くなっていましたが、もっと最初の段階からやり直さないとダメだと痛感しました。競技力のアップに内面がついて行っていないのであればやはり土台からの積み直しが必要になります。
そのまま坂道を使ってバック走。これも距離を伸ばしていきました。坂道でのバック走は危険かもしれません。それでも実施。走りながら身体の後ろ側を鍛えたい。スプリントとこのスピードが比例するかどうかはわかりません。しかし、様々な刺激を与えることで自分の身体のコントロールもできるようになると思います。決してキレイな練習ではありません。こちらも考えて手を変え品を変えやっていく中で見えてくるものがあると思っています。さらに坂を使ってのスキップ走。これはスプリントに比例すると思っています。平地で行うスキップと同じレベルのスキップができるのが理想。上に浮いたり単なるスキップになっている選手は練習目的が果たせません。
最後に坂道走。かなり暗くなっていましたが関係なく走る。グループ分けをして追いかける形での練習にしました。高跳び選手と体力がない者は少し距離を短く設定。途中から合流する形で行いました。レストは歩いて坂を下りる時間だけです。キツいとは思いますが妥協せず実施。2セット行ってから最後の一本は頂上まで走る練習にしました。距離的には250~300はあるでしょうか。長い距離を一切やらなくなっていましたからこの手の練習はキツイと思います。何を思いながら走ったかは分かりません。こんなキツイことをやらされてと思う選手もいるでしょう。毎日こんなに走るわけではありません。長い距離を走って脚作りをするというつもりはありません。しかし、この冬はこれまでとは違う形の練習パターンも取り入れていくつもりです。私の中で固まってしまったモノを打ち破りたい。そう考えています。
長くなりました。すみません。
そのため金曜日は雨でも走ることに。本当はタイヤを使った練習にしたかったのですが、雨が酷くグランドでは絶対に練習は不可能。先日自転車こぎをした時に練習場所を探していました。雨が降っても出来るところを見つけておきました。木が生い茂っているので多少の雨でもなんとか練習ができる。結局は練習開始時間には雨がある程度おさまっていたのでなんとか走れる状態になっていました。
実際走るという行為をするのは2週間ぶりだと思い思います。トレーニングはやっていましたが走練習は全くといっていいほどやっていません。これに意味があるのかどうかは分かりません。他の事をやりながらここまで来たというのが事実かもしれません。モチベーションを保つために何をするか?本当に求められている事は何か?ここの部分を私自身探りながらやっているという感じでしょうか。
この日は走る前に他の種目をかなりやりました。この数年間、本当にキレイな練習が多くなっていました。何を持って高校生らしい練習というか分かりませんが技術云々が先に立ちすぎてひたすら身体を動かす中で動きや効率的な身体の動かし方を身につけるというのが無くなっていた気がします。それがトップスピードの向上につながっていると思います。しかし、本当にそれだけで良いのか?大きな疑問が残り始めました。うちの練習パターンでは結果が出るのに時間がかかります。特に身体が出来ていない選手が走れるようになるためにはトレーニングに莫大な時間と労力を要します。その途中で「面白くない」と感じる選手も出てくるのだと思います。これまではそれでも我慢して競技に向かわせていました。2年生の秋くらいから少しずつ活躍できるようになっていく。それでももっと早い段階で走れるようになり、結果を出させることが今の選手には必要になるのかもしれません。時代の流れを我々はもっと感じ取らなければいけないのではないかと感じていました。
そう考える中でトレーニングと走練習を一緒にできる方法をもっと考えないといけないという気がしてきました。これは今更なんですけどね。この数年間、脚を怪我したら嫌だという理由でアスファルトの上を走ったり、坂道を走るのを避けていました。ましてはその坂を下り使ってトレーニング系の負荷をかけながら走るなどというのは一切やっていません。雨で走れないときに何度かやっていたかもしれませんが、頻度としては限りなく0に近いレベルだと思います。そういう「いつの間にか当たり前になっていること」を一つ一つ見直していきたい。それが正しいのかどうかは分かりません。
坂道でのおんぶ走をしました。少しずつ距離を伸ばしていくパターンでの練習です。二人一組でやるのでそれなりに時間がかかりますが調度良いレストになると判断。最後の1本はかなりきつかったようです。女子は涙を流していました。いや、限界値が低すぎる。このレベルでやっていたのだと思うと、こちらが求めている練習レベルには到底届くはずかありませんね。チームに求める水準が年々高くなっていましたが、もっと最初の段階からやり直さないとダメだと痛感しました。競技力のアップに内面がついて行っていないのであればやはり土台からの積み直しが必要になります。
そのまま坂道を使ってバック走。これも距離を伸ばしていきました。坂道でのバック走は危険かもしれません。それでも実施。走りながら身体の後ろ側を鍛えたい。スプリントとこのスピードが比例するかどうかはわかりません。しかし、様々な刺激を与えることで自分の身体のコントロールもできるようになると思います。決してキレイな練習ではありません。こちらも考えて手を変え品を変えやっていく中で見えてくるものがあると思っています。さらに坂を使ってのスキップ走。これはスプリントに比例すると思っています。平地で行うスキップと同じレベルのスキップができるのが理想。上に浮いたり単なるスキップになっている選手は練習目的が果たせません。
最後に坂道走。かなり暗くなっていましたが関係なく走る。グループ分けをして追いかける形での練習にしました。高跳び選手と体力がない者は少し距離を短く設定。途中から合流する形で行いました。レストは歩いて坂を下りる時間だけです。キツいとは思いますが妥協せず実施。2セット行ってから最後の一本は頂上まで走る練習にしました。距離的には250~300はあるでしょうか。長い距離を一切やらなくなっていましたからこの手の練習はキツイと思います。何を思いながら走ったかは分かりません。こんなキツイことをやらされてと思う選手もいるでしょう。毎日こんなに走るわけではありません。長い距離を走って脚作りをするというつもりはありません。しかし、この冬はこれまでとは違う形の練習パターンも取り入れていくつもりです。私の中で固まってしまったモノを打ち破りたい。そう考えています。
長くなりました。すみません。