kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

感覚作り

2014-11-04 | 陸上競技
月曜日、この日は休日。まー変わらず練習をするのですが。選手は前日に休みにしています。私は・・・。仕方ない部分ですが。

練習前にキャプテンが指示を聞きに来ました。髪をバッサリと来ていました。練習場所に行くと女子は全員髪を切っている。県体後、そういう話をしましたからその影響もあるでしょう。「覚悟」という部分でこの行為が本物かどうか。以前のチームの話をすることがあるのでその部分だけ真似をするというのでは意味がありません。本当の意味の「覚悟」を問いたい。髪を切れば強くなるというものではありません。みんなが切るから切るというのであればここに意味は存在しません。髪を切ってきた行為を否定するつもりはありません。しかし、本当に大切なのは「これからどうするか」です。本当に行動が変わらなければ何をやっても同じ。

練習自体は基本的なことをやる時間としました。女子は週末に田島記念があります。この時期に大会に出るというのはこれまでほとんどありませんでした。県体が終われば冬期へ移行というのが例年の流れでした。今年はチーム作りが遅れているという部分もあります。また、一般の部の出場者が少ないということもあり「参加」の方向で考えてほしいという話もありました。断る道理もないので参加の方向で。今回も女子のみの参加としました。男子も参加させたいのですがある程度の記録がないと申し込みにくいので。

そのため少し練習量の調整が必要になる気がしています。先週、久々に練習で追い込んでいます。確実に疲れが抜けきらない状況です。その中でこの日もガンガンやるというのはちょっと身体的にしんどいかなという部分があったので基本をやりながら最後に短い距離を走るというメニューで。アップとしてメディ投げ。ネットを使ってのメディ投げ。重いものと軽いものを投げる。これだけでずいぶん身体は温まります。私は座ってみていたのですが途中から寒くなって歩きながら見ることに。この時期にこれだけ寒いと冬が怖いですね。冬眠したい。

終わってから地味にハードルを使った感覚作り。リズムスキップやその場でのハードルまたぎなどを実施しました。この手の練習は「やるだけ」では意味がありません。どのような意味を持っているのか、何を目的としているのかを各自がきちんと考えなければいけない。意識するポイントが分からずにやるだけの練習となっているようでは効果は一切ないと思います。繰り返し意識する部分を言い続けました。目に見えない部分ですから難しいと思います。単にやるだけの練習と意識して感覚を作る練習。数週間で大きな差になると思います。

ハードルを使っての練習をしばらくやってあとは通常通り。ハードルドリル後にチューブをやって並走を2本ずつ。その後、バトン合わせを2本ずつ。走ったのはトータルで8本くらいですね。少ない。ここ最近、「走りこむ」と決めた日以外は走る量は少なくなっています。これが良いことなのかどうなのかは不明(笑)。ここ最近は以前のように「量を追う」という練習が少ない。これが「がむしゃらの不足」につながっている気もしています。スピードレベル的にはそれなりに上がっていると思うのですが「がむしゃら」という部分が明らかにないと思います。冬はしっかりと「がむしゃら」に練習していきたいとは思っています。

終了後はバランスディスクを使ったトレーニングを少し。「感覚」という部分の練習です。これは武道場でひたすら。自分で「重心を取る」という練習です。すごく地味な練習ですが意識して行えば確実に効果はあると思っています。この手の練習、どれくらいやっていくのが適切なのか分かりません。強い選手は意識しなくても自然とこの部分ができている。この「差」は如何ともしがたい部分があります。ここを埋める「何か」を必ずやっていかなければいけないと思っています。

この事に関して少し書きたいことがあるのですがまた別に書きます。多分。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駅伝

2014-11-04 | 陸上競技
日曜日、高校駅伝が実施されました。数年前まではうちも長距離選手が複数いて単独で駅伝に参加していましたが、長距離の顧問が不在となりなかなか人数も集まらなくなりました。昨年に引き続き支部チームとしての出場となります。指導者によっては「駅伝」に一番の重きを置いておられる方もいらっしゃいます。トラック種目における「リレー」と同じ部分があるのでしょうか。複数の人間で同じ目標を目指す。球技などでは当然あることですが「個人種目」として位置付けられる陸上競技においてはほとんどないチームもあると思います。「参加するだけ」のリレーでは面白くない。どうやって戦うのかを考えていくから面白いのだと。駅伝も同様なのかもしれません。

うちからは男女2人ずつ参加。私はかなり遠くの折り返し地点で役員をすることになっていたので選手が走るのをほとんど(全く)見ることができず。仕方ない部分です。せめて試合の時くらいは走る姿を見たいのですが。男子は支部の部で1・2位だったようです。良く走りましたね。女子は2位。強烈な風が吹く中で走るので思うような走りはできなかったかもしれません。それでも全員でやるということの意味を感じ取ってもらいたい。

練習の中にもう少し短距離的要素を入れると面白いのではないかと思っています。「長距離の視点」だけではなく「他種目からの視点」で見ていくことでまた別の練習が生まれる。長距離ではなかなかそういうことができません。思い切ってやってみる方向で考えたいと思っています。今のところ卒業生にコーチをお願いして面倒を見てもらっています。この流れの中に一緒に練習をする機会を取り入れる。前からやりたいなと思っていたのですが。例えば120mのタイヤ引きをするとかセット走をするとか。ペース走、インターバール、ジョグが中心の長距離の中に「全力で走る」「負荷をかけて走る」という視点でトレーニングを組む。面白いと思います。まー1500mくらいまでしかこの手の練習では対応できないと思いますが。

合間には親しい先生とずっと話をしていました。貴重な時間だった気もします。結局1日これで終了。とにかく寒かった・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする