もう記憶があいまいなので数日間飛ばします(笑)。お許しを。
日曜日は山口市で大会がありました。女子はこのレースに参加。男子も参加しても良かったのですが持ち記録云々の部分があって「参加できるから参加する」というのは避けました。記録会とは違います。それなりの記録がなければ出るのは失礼かなと。これは私の考え方なのでそれは違うという方もいらっしゃるかもしれません。
細かいことを書きたいのですがちょっと「想うこと」を優先的に書かせてもらいます。大会の結果は6人中3人が自己ベスト更新。6人のうち1人は県体後、膝を痛めていたので思うような走りが練習でもできていませんでした。この時点から結果はある程度推測できるレベル。きちんとした練習がつめるというのは大切なことです。半分は少しですが自己ベストを更新したことになります。3人とも中学時代に出した記録がベスト記録。13秒13→13秒10、13秒41→13秒23、13秒55→13秒31と微妙な記録更新。本人たちが納得できて喜びのある記録更新であれば評価できるのですが誰一人納得できない記録でした。記録更新するというのは素晴らしいことだと思いますが、「もっと出せるのに」という感覚がある中での記録というのはなかなか納得できないでしょうね。
昨年はこの大会で大幅自己ベストを更新して「来年は戦える」という手応えを得ました。時期が異なるとはいえ一応同じ大会です。今年は「絶対的エース」がいません。その中でどうやって勝負をすることを考えていくか。大事なことだと思います。この日はアップ場では「良く動いているな」という感じがある選手が多かった。しかし、それが実際のレースでは上手く出せない。ここは大きな課題です。理由はいくつも考えられます。選手の取り組み云々という部分よりも私の判断の甘さが大きかった気がしています。
この1週間、大会に出場する選手はそれなりに練習を落としました。とはいえ、全く休むのは違うなと思っていたのでひたすらドリルをやりました。バランスディスクを使ってのドリル。自分の身体を上手くコントロールするための練習です。ずっと立ってやるドリルなので少なからず疲労は蓄積していたでしょう。「万全の状態で試合に臨む」という部分ではなかったのは間違いありません。それでもある程度は走れるだろうという手応えはありました。走る練習だけではなくこういう感覚作りは絶対に大切だと思っています。これはぶれない部分です。しかし、・・・・。
この練習を一生懸命に取り組んでいました。そこに落とし穴があった気がします。分かりにくい部分だと思いますが、この練習は冬期練習の前半部分に良く取り入れる形の練習です。しっかりと膝を締めて足を前に運ぶ練習。完全に縦の動きです。縦の動きというのは脚運びの基本になると思っています。冬期練習ではこの部分をしっかりとやってから前に進む動きに変えていきます。縦の動きというのは重心の移動が小さくきちんと動きを作るという部分がメインとなる練習です。この練習を1週間繰り返しました。この部分が問題。
「速くなりたい」という想いが強い者ほ脚運びと体重を乗せる動きを真剣に繰り返します。負荷を増やしたくないという想いがあったので大きく動く練習はほとんどしませんでした。一応考えていたのでスティックを使ったドリルは行いました。これは前に進みながら同じ動きをするというものです。これも本人たちの感覚に合わせて実施ているだけでした。一生懸命にやればやるほど「縦の動き」の部分は良くなっていたと思います。しかし、その動きが「前に進む動き」につながってきませんでした。レースでの走りを見ると共通して「中間からの伸びを欠く」というものでした。アップ場での走りは結局、加速段階から中間へのつなぎの部分までしか見れていません。ここまでの動きが改善されてもそれからの動きができなければ走れないのです。
試合前日に「加速から中間への走りがしっくりこない」と何人かが言っていました。動き的には悪くない。しかし、本人たちの感覚は良くない。ここの部分の見極めが私自身できていなかったのだと思います。「木を見て森を見ず」という最も基本的な部分の見落としです。部分的な動きを強調するあまり全体の流れが作れなかった。しっかりと感覚を作ったところでそれを中間につなげる動きができなかったのです。そしてそれを見極めることができなかった私自身の未熟さゆえの結果だったと思います。本当に情けない。
偉そうなことをblogに書いておきながら・・・ですね。細かいことをやらずとも走れる選手は走れます。しかし、うちの選手は違う。地道に練習を積み重ねていってそれが結果につながる。だからこそ小さい部分を大切にしたい。それが「感覚作り」でした。が、その部分を一生懸命にやればやるほど「練習の組み立て」が重要になってくる。これが冬期練習に入っているのであれば問題はないのです。長い目で見たときに「縦の動き」をしっかりとやっておくことは来年以降につながります。まだレースがある現状ではこの部分は「特化してはいけない」という所があります。今の時点大幅自己ベストを更新して冬期に入ることができればモチベーションも上がるでしょう。目の前のことだけにとらわれてはいけない。この部分は私も反省するべきところです。
想うことは多々あります。これは可能な限り記録しておきたいと思います。とりあえずここまで。また書きます。
日曜日は山口市で大会がありました。女子はこのレースに参加。男子も参加しても良かったのですが持ち記録云々の部分があって「参加できるから参加する」というのは避けました。記録会とは違います。それなりの記録がなければ出るのは失礼かなと。これは私の考え方なのでそれは違うという方もいらっしゃるかもしれません。
細かいことを書きたいのですがちょっと「想うこと」を優先的に書かせてもらいます。大会の結果は6人中3人が自己ベスト更新。6人のうち1人は県体後、膝を痛めていたので思うような走りが練習でもできていませんでした。この時点から結果はある程度推測できるレベル。きちんとした練習がつめるというのは大切なことです。半分は少しですが自己ベストを更新したことになります。3人とも中学時代に出した記録がベスト記録。13秒13→13秒10、13秒41→13秒23、13秒55→13秒31と微妙な記録更新。本人たちが納得できて喜びのある記録更新であれば評価できるのですが誰一人納得できない記録でした。記録更新するというのは素晴らしいことだと思いますが、「もっと出せるのに」という感覚がある中での記録というのはなかなか納得できないでしょうね。
昨年はこの大会で大幅自己ベストを更新して「来年は戦える」という手応えを得ました。時期が異なるとはいえ一応同じ大会です。今年は「絶対的エース」がいません。その中でどうやって勝負をすることを考えていくか。大事なことだと思います。この日はアップ場では「良く動いているな」という感じがある選手が多かった。しかし、それが実際のレースでは上手く出せない。ここは大きな課題です。理由はいくつも考えられます。選手の取り組み云々という部分よりも私の判断の甘さが大きかった気がしています。
この1週間、大会に出場する選手はそれなりに練習を落としました。とはいえ、全く休むのは違うなと思っていたのでひたすらドリルをやりました。バランスディスクを使ってのドリル。自分の身体を上手くコントロールするための練習です。ずっと立ってやるドリルなので少なからず疲労は蓄積していたでしょう。「万全の状態で試合に臨む」という部分ではなかったのは間違いありません。それでもある程度は走れるだろうという手応えはありました。走る練習だけではなくこういう感覚作りは絶対に大切だと思っています。これはぶれない部分です。しかし、・・・・。
この練習を一生懸命に取り組んでいました。そこに落とし穴があった気がします。分かりにくい部分だと思いますが、この練習は冬期練習の前半部分に良く取り入れる形の練習です。しっかりと膝を締めて足を前に運ぶ練習。完全に縦の動きです。縦の動きというのは脚運びの基本になると思っています。冬期練習ではこの部分をしっかりとやってから前に進む動きに変えていきます。縦の動きというのは重心の移動が小さくきちんと動きを作るという部分がメインとなる練習です。この練習を1週間繰り返しました。この部分が問題。
「速くなりたい」という想いが強い者ほ脚運びと体重を乗せる動きを真剣に繰り返します。負荷を増やしたくないという想いがあったので大きく動く練習はほとんどしませんでした。一応考えていたのでスティックを使ったドリルは行いました。これは前に進みながら同じ動きをするというものです。これも本人たちの感覚に合わせて実施ているだけでした。一生懸命にやればやるほど「縦の動き」の部分は良くなっていたと思います。しかし、その動きが「前に進む動き」につながってきませんでした。レースでの走りを見ると共通して「中間からの伸びを欠く」というものでした。アップ場での走りは結局、加速段階から中間へのつなぎの部分までしか見れていません。ここまでの動きが改善されてもそれからの動きができなければ走れないのです。
試合前日に「加速から中間への走りがしっくりこない」と何人かが言っていました。動き的には悪くない。しかし、本人たちの感覚は良くない。ここの部分の見極めが私自身できていなかったのだと思います。「木を見て森を見ず」という最も基本的な部分の見落としです。部分的な動きを強調するあまり全体の流れが作れなかった。しっかりと感覚を作ったところでそれを中間につなげる動きができなかったのです。そしてそれを見極めることができなかった私自身の未熟さゆえの結果だったと思います。本当に情けない。
偉そうなことをblogに書いておきながら・・・ですね。細かいことをやらずとも走れる選手は走れます。しかし、うちの選手は違う。地道に練習を積み重ねていってそれが結果につながる。だからこそ小さい部分を大切にしたい。それが「感覚作り」でした。が、その部分を一生懸命にやればやるほど「練習の組み立て」が重要になってくる。これが冬期練習に入っているのであれば問題はないのです。長い目で見たときに「縦の動き」をしっかりとやっておくことは来年以降につながります。まだレースがある現状ではこの部分は「特化してはいけない」という所があります。今の時点大幅自己ベストを更新して冬期に入ることができればモチベーションも上がるでしょう。目の前のことだけにとらわれてはいけない。この部分は私も反省するべきところです。
想うことは多々あります。これは可能な限り記録しておきたいと思います。とりあえずここまで。また書きます。