kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

現実と向き合う

2020-05-13 | 陸上競技
少しblogを書き始めていました。とにかく止まらずに前に進む。そこを意識した生きていかなければいけないなと感じていたからです。出来るだけ後ろ向きなことを書かない。それを心がける。「こいつ気楽なことを書いてるな」と思われるかもしれないなという危惧はあります。しかし、後ろ向きな言葉を書き続けても何一つ変わらないのです。そう思っていました。

この数日間で色々ありました。「前を向こう」と思っていても「それは許さない」というのがこの世の中にはある。それは現実を突きつけられた人間にしか分からないことなのだと思います。綺麗事ではない。理想論でもない。自分の目の前にあることは「耐えるしかない現状」「避けられない現実」なのだと。これはどれだけ文字にしても絶対にわからない。「同じ状況にある」と思われる人でも「直面する」ことはほとんどない。今回、「耐えられるのかな」と思うことが実際にありました。それを言葉にして伝えても「本当?」としか受け止められない。

このことに直面する。それぞれの立場があってそれを尊重しなければいけない。「ノイジーマイノリティ」は両極端で存在する。実際に耳に入ってくるのはその両端の話が大半になる。「サイレントマジョリティー」は「物言わぬ大多数」なので何かを思っていたとしてもそれは伝わらない。

かなり危惧していたことがある。その話をしても「応援しているという声が多い」と言われる部分があった。本当なのかなという気持ちがずっとずっと心に残っていた。が、「現実」を突きつけられると「理想論」がぶち壊される。「そうであって欲しい」という強い願望はあくまで自分自身の「理想」であって世の中はそんなことはない。無力感というか虚無感というか。言いようのない感覚に全身が覆われている感覚があります。

大半の人にとって「対岸の火事」でしかない。矢面に立ってその矢を受けることでしか分からないことがあるんだなと痛烈に感じた。それはきっと「立場」が同じでも「打たれないと感じない」部分だと思う。そして直撃した時にどう受け止めるか。自分を保つか。

情けないことに今の私にはそこまでの度量はありません。苦しい。「そんなことは当たり前だ」と言われるのかもしれない。受け止めていくのが当然。そう言われるとなかなかしんどいですね。

世の中は少しずつ「平常」に向かっているのだと思います。が、本当は進んでない。それを突きつけられた時、今の自分に何ができるのか。「自分の利益」を最優先したり、「理想論」を言葉にしたりする。大切なものを置き去りにしているのではないか。

きっと分かってもらえない。同じ環境にあっても「直撃」しないと分からないことがある。「直撃」しても相対したときにしか分からないことがある。涙が出たとしても「泣いてる場合じゃない」と言われるのが現状。自分が辛くて涙が出るのではない。自分を守るために「苦しさ」と向き合うわけではない。

マイナスな思いを書いたってなにも始まらないのは分かっています。それは避けたい。そう思っていました。

できればこれで最後にしたいなとは思っています。進むためには「受け止める」しかないというのもあります。その受け止めるという作業が自分の中でできるかどうか。

うまく書けません。事実は小説より奇なり。ドラマよりはもっとしんどい現実がこの世にはあります。他人事ではなく自分のこととして起きている。それを受け止めなければいけない。


面白くないですね。すみません。
コメント
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