続きを。
レッドビーシュリンプの「餌」としてほうれん草を植えていました。このエビは雑食なのですが「ほうれん草」なども好んで食べます。しかし、無農薬のものでなければいけないので自分自身で育てるほうが早いなと。これも前回エビを育てたときに経験しているので問題ないだろうなと。
種を植えて結構早い段階で下のように芽が出てきました。ほうれん草の葉っぱは大きいのですが最初の段階では細いんです。これもなかなか驚きですが。4週間時間が経過すると・・・。
こんな感じになっていました。あれ?私が知っているほうれん草ではない?!葉っぱが大きくなるどころか細いままです。なんだ??そしてよく見てみると・・・。
なんと「花」が咲いていました。ほうれん草の花。始めてみました。ひょっとしたら「ほうれん草」ではない「種」を植えたのか??という気になってネットで調べてみました。間違っていない。ほうれん草も花が咲くのです。
ネット情報によると「日当たりが良い」というのが良くなかったようです。葉っぱが大きくなる前に上に伸びてしまって「花」が咲くという状況になったと。いやー、そんなもの分からんがな(笑)。これもやってみないと分かりません。
「ほうれん草」のイメージが大きく変わりました。それも花が咲くから種が取れてまた植えなおせばいいという感じではないということでした。品種改良を重ねているので「種」を植えても同じ種類のほうれん草が生えてくるとは限らないと・・・。そんなことってあるのか?ネタとしてはかなり面白いのですが。いい経験になります。
そしてプチトマト。これも植えていました。
それがあっという間に・・・。
こんな感じになっていました。いやー。師匠とやり取りをしていると「間に生えてきたやつは切ったほうがいい」とのこと。肥料のやりすぎ葉っぱばかり大きくなる、水は少ないほうがいい。水のことは「おいしいトマトを作る」という番組で見たことがあります。他の部分は教えてもらいながらですね。
実際にやってみないと分からないことが多い。「知っている」ことと「できる」ことは違うんだと選手には言ってきました。それを私自身がやっている感じですね。とりあえずやってみてうまくいかなかったらどうするか策を練る。ひたすら考えることも大事。しかし、実際の場面に立たないと分からないこともたくさんある。
プチトマト、すでに小さな花が咲いて実がなりつつありました。すごい。作物の素晴らしいところは最終的に「実」ができるのです。そんなことは誰でも知っている事実。しかし、こうやって実際目の前で見てみるとそれを実感します。時間をかけて根を伸ばし葉っぱを大きくして育っていく。最後に「実」をつける。それが大きくなるかどうかではなく「それぞれが実をつける」という事実が重要なのだと思っています。
一律で「同じ実」をつけるわけではない。それぞれが自分に合った「実」をつけるのです。それを示したいなと思って作物を育て始めた部分があります。こうやって目に見える「形」になるんだと。人の「成果」は見えにくい。それが「正解」かどうかも分からない。しかし、何かしらの「実」になるのです。トマトのように目に見えて赤くなる「実」もあればサツマイモのように地面の中に大きな「実」をつけるものもある。
人それぞれなのです。それを一律に「評価」するのは違うかなと。根本的な部分です。それを理解させ「伸びていく方向性」をサポートしていく。それが今自分自身がやりたいことなのかなと感じています。
作物は多くのことを教えてくれる。まー、最初からそこまで深く考えていたのかという自分自身への疑問はありますが(笑)。いいんです。
また書きます。多分。
更にかぼちゃ。「くりまさる」です。これも最初は小さな苗でした。大きくなって花が咲いたら受粉などをしないといけないという話を聞いています。が、そこまで大きくなるのかな??と。
やはり「タイミング」があるんだと思います。真っ直ぐ育てたいならその時期に「支柱」を添えてあげる。作物そのものは「大きくなろう」としています。それをタイミングを見てきちんと寄り添って「支える」ことが大事。ここがなければ間違った方向に進んでいくのです。