kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

合同練習

2020-12-15 | 陸上競技

記録として。

 

土曜日。tb高校の来校。こちらからお願いして「一緒にやりませんか」と投げかけました。こういう部分は得意です。本当は我々が訪問するべきなのかもしれませんが。どちらかというと「来てもらう」ということが多くなっています。tb高校の選手のおかげでエネルギーをもらいながら練習を進めることができました。感謝です。

 

私にとってはtb高校は「仲間」だと思っています。私が最も尊敬する師匠の学校でした。私が指導を始めて本格的に競技として進み始めた時に、師匠に様々なことを学びました。これは今でも同じですが。何かあれば師匠に相談してアドバイスをもらいながらやっています。「1人立ちできない指導者」と思われるかもしれません。別にそれでもかまいません。一人で何かを成し遂げるということに意味があるのかどうか。「本当の意味で頼れる人」に頼りながらやっていくことは「選手にとってプラス」になります。

 

師匠が異動され、合宿なども実施できない情勢の中でした。コロナの影響は大きい。夏には一度指導する機会がありましたがそれ以後はほぼなし。毎年毎年一緒に練習をする。私にとってはtb高校の選手は「うちの選手の次」位に特別な部分があります。あくまで「うちの選手」の「次」ですが。


補強もやりたいとは思っていましたがやり方などを覚えてもらうだけで時間がロスしてしまいます。その部分を考えるとやりたいと思っていることが出来なくなる。せっかく来てもらったのだから何かしらの収穫がないといけない。バランス系なども最小限にしながら進めていきました。


tb高校の選手には夏休みに一度指導しています。今シーズンはその時だけ。去年のことがあるのでそれぞれと話をしながらやることができます。普段学校でやっていることと似通っている部分がかなりあります。それはうちの練習自体が師匠から学んだことをベースにしているからです。そういう部分も感じてもらいたいなと思っています。基礎的なことを徹底してやっていくというだけです。今シーズンは私自身が一歩先のことをやろうとし過ぎてしまった感があります。この冬のテーマは「基礎の徹底」です。タイミングが良かったかなと思いますね。


補強をしてドリルをして。そこから短い距離中心の練習を。普段うちがやっている練習したをそのまま実施しました。よそ行きの連鎖をする意味はないと思っています。スプリント練習に関しては毎回「ルーティン」のようにやる種目を決めています。チューブ5歩、二次加速スティック、前半マーク。これはどの日も入れるようにしています。さらに数日前から「腰押し」も入れました。1歩目の重心移動を作るためです。上手く行かないと止まってしまいます。腰を押してくれるペアの力も必要です。


限られた道具を使いながらやっていくので上手く回せるようにしました。スプリント準備をしてから40mT×3-40mスプリント×2の組み合わせ。これは2セット。そこから60mB-60mDM-60mスプリントを2本ずつ。そこから60mT×3-60m×2。これは2セットやろうと思っていたのですが時間の関係で2セット目は60mT×2-60mで。走練習の量としては少ないのかもしれないなとは思っています。全て全力ですから疲労感は出てきます。その中でどう取り組むかだと思いますね。


そこからシャフト補強。何人かは少し重さを増やしました。漸進性の原則です。慣れてきたら少しずつ負荷を増やしていかなければいけない。大きく増やすのではなく少しずつです。かなりキツそうではありました。身体作りは重要だと思っています。練習中に何度も何度も声かけをします。今回は私が言わなくても全体的に声かけをしながら練習に取り組めていました。こういう部分は重要だと思いますね。


最後にホッピングをやる。跳躍選手が来てくれていたのでお手本を見せてもらいました。三段跳のホッピングですから独特です。うちはスプリントに繋げていくためのホッピングをしています。色々な形で見ていくことは重要。選手にとってプラスになります。この冬はしっかりとジャンプ系の練習を継続していきたいと考えています。ケアも含めて取り組んでいきたいと思います。


しっかりと練習ができました。わざわざ足を運んでくれたtb高校の選手達には感謝です。色々な形で恩返しができたら良いなと思っています。また年明けに一切にできると思います。できることをしっかりと。

コメント
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