kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

基礎練習の続き

2020-12-17 | 陸上競技
火曜日。この日は朝からかなり気温が低かったですね。その中でもやるべき事をやりたいなと考えていました。

アップの内容に関して少し前に見直しを図りました。これまでよりも補強関係を少しずつ増やしていこうかなという部分があります。大きな筋肉だけではなくもう少し細かい部分もやりたい。明らかに動き自体は良くなってきていますが、もっと改善していくためにはやはり筋力アップは必須だと思います。

この日はバランス系をやってからサーキット。マネージャーが不在だったため私がタイム測定を。この時に何度も繰り返して言葉かけをしました。上述のような事です。必要な筋力を上げる。何をやろうとしているのかを考えていかなければいけません。筋力を上げるために正確性を重視しながらきちんと負荷をかける。しんどくなった時に「少しくらい」という気持ちは出ます。そこを変えていけるかどうか。声かけひたすら。

その後、セラバンド補強をやってからハードル股関節を。前日に引き続きその場での股関節回しを実施。毎日やっていこうかなと考えています。この辺りを強化したい。腸腰筋を強化していく地味な補強も含めてこういう形で「足を前に運ぶ」ために必要な事をしていきたい。サーキットなどもやりますがこういう細かい補強も常にやっていきたいなと。

この日も動きの基礎。ここに時間をかけることになりますが、やはりやり続けたいなと。動きに必要な事を気づくたびに伝えます。それにより「流れ」が止まってしまう部分もある。本当はもっとスムーズに進む方がいいのでしょうが。しかし、「意識付け」や「確認」のためには必要だと思います。年内はとにかく徹底。ドリルの頻度を増やしています。他の部分を削ってでも身に付けさせたいと思います。

この辺りからかなり寒くなってきました。気温は測っていませんでしたが。1〜2度くらいになっていたのかなと。それでも練習は継続。やりたい事、やらないといけない事をしっかりとやる。そこだけは譲れないなと。状況によっては「練習を大幅変更」というのもありなのかもしれません。しかし、雪が積もってできないという状況でなければ問題はないと思います。継続して目標に向かって進んでいく。

スパイクを履いてからスイッチング、片足スキップ、スタート腰押し、チューブ5歩、二次加速スティック、前半マーク。代わり映えしません。この数年は毎日毎日色々な事をやろうとしていました。比較判断するための「ルーティン」のような種目を入れていきたい。これを毎日やっていく事でその日の調子や動きの感じを自分自身で判断できるようになるのではないか。ベーシックな考え方かもしれませんが、狙いを明確にしていきたい。そしてこれはスプリントにとって重要な要素だと思っています。少しずつ話をしながらやっていけたらなと。

バトン走を。これからの練習の中にも定期的に入れていきたいと考えています。冬の間はなかなかバトンを使わないと思います。私は常にバトン走をやりたいとと思っています。冬だからこそできることがある。距離感やバトンパスの感覚を作るためには一朝一夕ではできない。だからこそ継続的にやっていきたい。前任校ではほぼ毎日やっていましたが、この冬は2日に1回くらいはやりたいなと思います。最大スピード練習にもなります。

走練習の最後に中間マークを。本当にこの辺りから寒かった。雪がパラつく中でどう取り組むか。筋肉が温まらない。それでもやっていく。寒いと最高の動きができない。分かっています。それでもやらなければいけない部分がある。寒さ対策もしっかりとしながらかなと。中間までの動きを徹底してやっていくことが次につながると思います。本当はどこかで120くらいは入れなければいけないと思いますが。少しづつ移行して行けたら良いなと思いますね。

終わってからシャフト補強。数名は土曜日から負荷を増やしています。しんどいと思いますが。最後にホッピングをやって終わり。ほぼ予定通りの時間帯に終わりました。

寒い。それでもやることは変えない。これは春に向けての準備です。寒い中でこれくらいの動きができれば暖かくなればどうなるか。考えるとワクワクしてくるのではないかなと思います。怪我なくそれを続けていくことが必要になります。やれる事をしっかりとやっていく。ここしかない。

寒い。グランドに立っている人が少なくなります。他の部活動も寒いので早めに終わったりします。活気がなくなると気持ちも下がります。だからこそ全員が声を出して前を向いて取り組まないといけない。少しづつですが確実にできるようになってきていると思います。成長が伺えます。

少しずつ。進んで行けたらと思います。
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スプリント練習

2020-12-17 | 陸上競技

月曜日。この日は7時間授業。練習は通常通り17時前からに。

 

時間の関係もあってドリル的なことを少し割愛。アップの補強を少し増やしたいなと思っていました。しっかりと声を出して雰囲気づくりをしていくというのもこの日のテーマ。自分たちの練習を自分たちで作る。そういう部分は重要だと思います。ある程度の成長を感じられます。こうやって「自分のためにやる」という感覚が身についてくれればきっと動きも変わってくるだろうなと。

 

上半身下半身をやってからDM∞。そこからハードル股関節を。前日のハードル練習会で行った「その場での連続抜き」を通常練習の中に入れようと考えました。スプリントに必要な動きもここに入ってきます。股関節強化という意味合いも強い。重心移動のない状況下でしっかりと股関節を動かす。これが基礎筋力向上につながるかなと。そこから前に進むハードル股関節。ずいぶんよくなってきたかなと感じています。基礎的なことを徹底しながら。

 

朝練で軽くドリルをやっています。そのため午後はなし。本当はやったほうがいいのですが「取捨選択」をする中で短時間で何かをやろうと思えば何かをやらないという部分が必要になってきます。メニュー的にT走はやりたかったのでその部分を優先。限られた時間の中でしたが補強をしっかりと入れてそこからスイッチング、スタート腰押し、チューブ5歩、二次加速スティック、前半マークで。慣れてきたのもあるのでテキパキと練習が進んでいきました。所要によりグランドを少し離れましたがきちんとやってくれていました。

 

メインはT走。60mT×3-60mスプリントを。これを2セット実施。土曜日はこの本数を減らさなければいけませんでしたがこの日はすべてやり終えることができました。気が付いてみると練習自体は予定よりも早く終わる。全員が声を出しながら素早く次の行動に移っていたのも影響していると思います。そのため延長せずに終わり。早く終わったのでもう少しできたらいいかなというのもありましたが欲張っても何も変わらないと思って実施せず。「やりたい」と思っていたことができたのであればそれはそれで十分なのではないかなと。


テストが終わってからも継続的に「基礎的なこと」をやっています。そこに時間を割いているので走る練習などが不足しているのかもしれません。しかし、焦らずやっていきたいなと考えています。面白いことにかなりの選手の動きが改善されています。スピードが出るようになっている。寒くなっているので最大スピードは出ないのかもしれませんがそれでもかなり良くなっている。


走る時に腰が残ってしまう選手はこの段階では十分な改善ができていないという感じはあります。走る時に腰が進まないので足だけの動きになってしまう部分があります。共通して言えることは「重心が後ろにある」ということです。このタイプの選手はなかなか進みません。ここの改善をどうするか。歩く時から「前重心」でやるように言っていますが定着しません。「意識」の「無意識化」ができるようになればいいなとは思っています。


少しずつ進んでいきたいと思います。年内は焦らず縦の動きの徹底。色々なところにヒントが転がっている気がします。やるべきことを見極めていきたいですね。原点回帰。続けていこうと思います。

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