kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

練習と勉強会と

2021-02-22 | 陸上競技

更新がかなり遅れています。なかなか。アクセス数が減っています。別にそれでいいと思っています。このblogがどのような意味を持つのか。私自身もわかりません。それでも記しておきたいなと思っています。

 

金曜日。この日は授業が詰まっていました。準備なども含めてバタバタ。さらには他の人の仕事も勝手に引き受けたために忙殺されました。分担してやるほうが良い業務とまとめてやってしまったほうが早い業務があります。こういう部分は判断が難しいですが。とにかく午後はそれをやる。勝手に引き受けているので自業自得なのですが。疲労困憊(笑)

 

練習は1時間程度。グランド状態は極めて悪い。この日は気温が上がる予報だったので問題ないだろうと考えていました。乾くだろうと。が、午前中は思っていたように上がらず。午後は晴れてきましたが通常走る場所は影になります。思っていた以上にグランドが水分を持っていたようでなかかな乾きません。

 

グランドは砂場のような状況でした。それでも「身体を動かす」ということは重要。上半身下半身をやってからハードルドリル。この部分はひたすら声掛けをしながら。やりたい事。「身体の真下でとらえる」こと。「膝の引き出しと腰の移動をつくる」こと。この二つに特化しています。多くのことはできません。だからこそポイントを絞って。

 

そこからDM投げと腰押し。上述のように本当にグランドが緩かった。グニャッという柔らかさではなく、走れば土に穴が開いてしまうような柔らかさ。前に進もうと思ってもなかなかできません。その中で走る意味があるのかという話もありますが。身体を動かすことを最優先。できる限りのことを。数日間天候も悪く体を動かしていません。走れる状況ではなかった。だからこそこの日はある程度身体を動かしておきたい。走る云々というよりも運動をするというほうが大きかったかもしれません。

 

選手も走りにくい。どうしても足が流れてしまいます。その中で「これだったらやらないほうがいい」という判断も必要かもしれません。しかし、走る。この状況だからこそ意識する部分も出てくると思います。難しいですが「ひたすら前に運ぶ」というのができます。冗談半分で「地面に足が付く前に次の足を出せ」と言っています(笑)。「先生、それ浮いていますよ」という突っ込みも。しかし、その状況だからこそ「前に運ぶ」ことをいつも以上に意識できると思います。

 

これだけグランドが柔らかいとパワーを使った走りにもなります。タータンの上だとそれはない。いつも同じ環境で走り続けることができる。うちの環境ではそれができない。そうであれば「やれることをしっかりやる」というので良いと思います。

 

いつも通りの流れで進んでいって「T走+40↑30→」を実施するつもりでした。が、スタートのところが緩い上に反対側も緩い。こうなると「動きの意識」云々ではなくなります。選手からの申し出により「T走」とスプリントへ変更。地面が緩いのでT走もかなり大変だと思いますが。それでも集中して取り組んでいました。重要。

 

短時間ですが体を動かしました。今の時期はそれが重要。疲労抜きという意味合いもあります。疲れを残さない。その中で刺激は入れていく。こうやって走りが作れて行けばいいなと思います。選手がどのように物事に取り組むようになるか。その成長を期待しながら見守っています。

 

良い練習だったと思います。走り云々ではなく雰囲気がです。やりたいことができる状況になってきました。状況を見ながらしっかり取り組みたいと思います。

コメント
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