日曜日に3週連続の検定が終了。この時期は本当に大変だと思います。私自身も試験監督をする必要があるので基本休みにはなりません。仕方ない。その中でも今年はしっかりと練習が積めたほうではないかなと思います。勉強もしっかりとやってもらう必要があります。当然の話です。
月曜日。火曜日が県立高校の推薦入試が実施されることになっていました。コロナの関係で72時間以上経過すればウイルスが死滅するという話になっているので月曜日に教室などを使わずに時間を確保するということになっていましした。うちは募集人員の40%が推薦です。今年は倍率が上がっているという現状もあり受験者が多い。それに対応するためにいろいろやります。アルコールなどを使って消毒作業をしました。万が一が起きないようにということですね。
その関係で生徒は家庭学習となっていました。そのため練習は午後から。時間がかなり確保できます。火曜日に関しては家庭学習日で学内に入ることができないので「各自で補強」という指示を出すことにしていました。そうであれば時間が確保できるときにしっかりと走っておきたいなと考えていました。
バランス系から初めて上半身下半身。これはいつも通り。ドリル系もしっかりとやりました。走練習がメインの時はこういう部分ができません。時間が確保できるときにはドリルから走練習の流れでやりたい。短い距離を中心に行うようにしていました。かなりの本数走ることにしていたのでどれだけ保てるかなという感じはありましたが。
DM投げから腰押し。これはいつもの流れ。スティック5歩の時に「腰引き」をしまいした。チューブ5歩をやらない代わりにという感じです。構えた時にしっかりと前足側に力が入っているか。その流れの中で骨盤を後ろから引いておく。「よーい、はい」で手を放して跳びだしていく。久々にやったので最初は崩れていました。慣れてくると進み始める。こういう部分も繰り返しが重要だと思います。バランスを考えながら取り入れていきたいと思いますね。
二次加速スティックをやってからトーイング。比較的暖かいのもあってオーバースピードトレーニングを入れました。実際は風が冷たくて思っていた以上に体感気温は低かったような気もしますが。それでも走れるときに走っておきたいなと思っています。そのまま前半マーク。
そこからバトン走を。男子は少人数なのである程度固定されています。渡るときと渡らないときに差が出ます。それでもある程度はできるようになってきているかなと思います。走力がない部分をどうやってバトンで補うか。まだまだ粗さはありますが少しずつ精度は上がってきているかなと感じています。
女子はこの冬に入って1年生がかなり走れるようになってきました。秋口とは別人といってもいいくらいの走りができるようになっています。力が付いています12月末や1月初めには2年生が全くついていけませんでした。バトン練習にならないくらい離されている。かなりへこんでいましたが。最近少しずつ走れるようになってきていると感じていましたが。この日、バトン走をやると1・2年生ペアでバトンをやっていました。2組あって1組はある程度バトンパスになっていました。まだ距離感が微妙なところもあります。それでも「離れて全く渡らない」というのがなくなっています。同じくらいのスピードになりつつある。もう1ペアは故障明けなので様子を見ながら。ついていくだけで精一杯。本数を重ねるごとに離されてしまいます。仕方ないかなと。走る練習を積んでいくことでしかできないこともあります。まだまだ。
ある程度のスピードが出るようになってきたかなと感じながら。もちろんまだまだ今のスピードでは勝負になりません。大化けする選手も出てくると思っています。それでも目指すところはそこだけではない。もっともっとできることがあると思っています。
10バトン、25並走が終わってから土曜日に引き続き60mT×3-60m×2を2セット。通常はバトン走をやるときにはT走はなしにしています。時間の関係もあるので。短い距離を最大スピードで走る練習を繰り返しています。疲労も出てくるのでバテてきます。いつもはそこを考えて別々にしているのですがこの日は「しっかりやる」と考えていたのでT走を実施。同様にハードル選手は60mH を。
この時だったか土曜日だったかハードル選手がシーズンのことを話していました。何かと思えば練習でハードルを跳ぶときには「一番下の高さ」で跳んでいたのです。それで試合に行くと「いつもより高いな」と感じていたと。周りの人に「高くない?」と聞いていたといっていました。走力アップのことを最優先にしていたので細かいことはやっていません。とはいえ「高さ」が違っているとは思いませんでした(笑)。それでもある程度の結果は出ているので良いのかなと。無責任ですかね。
さらにそこから60mバトンを4本。最大スピードでのバトン走です。男子はある程度渡る。手の出し方が悪い者もいるので距離感がよくても渡らないことが多い。同じ指摘を何度もされているというのはよくないなと思います。改善するために何をするかを考えてもらいたい。もったいない。女子は上述のようにどれだけ我慢できるかという感じで考えていました。1年生に対して2年生が置いて行かれないという部分。が、思ったよりも善戦していました。1本は「狭くて渡らない」という場面も。まだまだ足りないのですがそれでも着実に変化している。面白いなと思いますね。
通常であればこれで終わるのですが火曜日に走練習をしないのでもう少し走ることに。最後に女子は150mT-120m-90m-60mを1セット。男子は120mT-90m-90m-60mを。さすがにばてていましたが何とか動こうとする部分がありました。実際のレースでこれだけ短い距離を繰り返した後に120mなどを走ることはあり得ません。しかし、今だからこそやっておく必要がある。体力的なものというよりも「きちんと走練習ができている」という自信にもつながります。最後まで動きを保てるかどうかも含めて。よく走っていました。
これで終わらずに「股関節周辺の補強」を。プレート補強を2サイクル入れておきました。これもしんどいだろうなと思いながら。カニ歩きとハードルピラミッドも入れて。さらに20分間フリー補強をやって終了。これはかなりだと思います。長い時間やればいいとは思いません。しかし、こういう機会も必要だと思っています。合宿などができない中で単独でもこうやって負荷をかけていく。それによりいろいろなことが変わってくると思います。よくやりました。
もう少し書きたいことがあるので。また別に。