土曜日。この日は久しぶりに競技場へ。木曜日の夜から金曜日にかけてかなりの雨が降りました。そのため練習自体がhグランドでできないのではないかという心配も。そのため時間があるので競技場に行くことに。本当に久しぶりです。タータンで走るのは年始にセミナーパークで練習をして以来でしょうか。選手はタータンでの練習を喜んでいますが。
私は朝から「教員免許更新」のためにあれこれ。放送大学で受講しました。今年度はコロナの影響で試験がマークシート。それも郵送です。調べながら受験することができます。が、これがなかなか(笑)。問題的に微妙なところがあるので調べながら。かなりの時間を使います。この日は11時の練習開始としていたのですが、選手の集合が10時半ということ。早い・・・。それに合わせて移動。気が付くと練習計画を立てるのを忘れました。車の中でマネージャーに口頭で伝える。情けない話です。
グランドが使えるようになってから練習開始。久しぶりの競技場なのでなんとなくできることを探りながら。バランス系をやってからDM∞。そこからセラバンド補強をやってハードル股関節。反発系を入れました。本当に久しぶりのタータンだったので。事前にここのタータンは「反発がもらいにくい」と聞いていました。それでも土よりはましかなという感じですね。選手たちは「跳ねる」と言っていたのでそれなりに反発はあるのでしょう。土で走るだけではなく時々はタータンがいいんでしょうね。
ドリル系をやってから通常の流れで。DM投げと腰押しなど学校でやる練習をそのまま競技場で。蹴って走る感覚ではなく反発に合わせて足を前に運ぶ感覚。ここでしかできない練習ですね。感じとしては良かった。追い風の中でできたというのもあるのですが2歩目で止まる感じがありませんでした。マーク5歩をやって2次加速。タータンで走ると切り替えが速くなるのは間違いないですね。こういう部分を見ると「競技場での練習の必要性」を考えさせられます。時間的なものが許せば競技場練習を定期的に入れるほうがいいのかもしません。今更ですが。
前半マークをしてから短距離系はカーブ直線。これはマネージャーに任せました。うちのグランドではこの手の練習ができません。最大スピードを出すためにカーブ直線をするというのは好きな練習です。この日はバックストレートで追い風に乗って4本ほど実施。30m+30mで、。同時展開でハードル選手に練習を。限られた時間なので走る練習よりもこの部分に時間を割きました。これまで土の上で跳んでいたのでどう変化しているのかを確認する必要があります。追い風の影響からか1台目までの踏切が近くなります。そのためリード脚が当たってしまう感じがあります。高さのピークもずれています。ここも修正していく必要がある。この日は「細かいこと」は度外視して行うことにしていました。まずは「慣れる」という意味合いが強いので。
短距離は戻ってきてスタート練習。20分程度与えて40mまでの確認を。どうしても土の上でのスタート練習はパワーを使ってしまいます。1歩目で土が掘れてしまうので2歩目が出にくくなる。スタート練習はタータンで行うほうがいい。これは間違いないと思います。しかし、現状それができていないので。「慣れ」の部分も含めて各自で確認をさせました。私はハードルとスタブロ練習の両方を眺める。気になることがあれば指摘。何人かは「~の部分が」などの具体的な質問をしに来ました。本人が「やりたい」と思っている動きをどのように取り入れるか。やっていく中で確認ですね。
ハードルに関しては「ある程度」ですが手ごたえを感じています。3歩で最後まで押しきれそうな感じがあります。この冬はかなりの頻度でハードル練習を入れています。ドリル的な練習というよりは走りとハードルの組み合わせの中でやっている。まずは走れること。その中にハードルを入れていくだけの話です。これまでは「3歩で走る」ことが精一杯という感じでした。実際最後の大会も9台目をひっかけてバランスを崩してしまい10台目で大きく失速。このレースを見て「来年度は大丈夫だな」と感じた部分もありますが。「3歩で走り切る」ことを最低限の話にしていましたが、ある程度「対応できそう」という感じを受けたので次は「ハードルインターバルをどうするか」を考える段階かなと。
バウンディングで大股で行くのではなく走りの中で超えていく。走力的なものも上がっているので「踏切が近くなりすぎないように」という練習も入れていけるのかなと。この段階にきて「ハードル練習」になると思います。3歩で走り切るというのではなく「レースをどのように作るか」というのが考えられるようになって初めて「ハードル走」になると思うのです。その前段階で「ハードリング」について触れても大した話にはなりません。酷い言い方かもしれませんが。もちろん、4歩で走る選手がいればそれに応じた練習は必要だと思います。実際問題4歩で押し切れればそれで中国大会に進むこともできます。それが今の県のレベル。その部分も踏まえてこちらも底上げをしていく必要がるのかなと。
後半、かなり肌寒くなってきました。風もあったのですが曇ってきて寒い。選手はそれまでの暖かさの影響でアンダーをに脱いで半袖Tシャツになっていました。突然寒くなってきたのもあると思います。バックストレートで走る予定にしていたのでもうあきらめて走ることに二次加速スティックと中間マークを組み合わせての90m。追い風に乗って中間での動きを作る。ピッチが落ちないようにしっかりと走りを保つ。この辺りの練習がメインです。疲れてきたのもあり最後までピッチを維持するのが難しくなっていましたが、計画通り走ることができました。まずまずかなと。
こういう機会も重要かなと思います。時間があるときにはタータンで練習をしたいなと思います。感じ的にはまずまずかなと。これから精度を上げていけたらと思います。
まとまりませんが。記録しておきます。また書きたいことがあるのですが。ぼちぼち。