kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ショートスプリント&ハードル練習

2021-03-18 | 陸上競技

火曜日。この日はクラスマッチ。小雨(?)だったので微妙な感じでした。屋外種目ができなくなってしまいました。結局、それほど雨が降ったわけではないので「できた」と言われたそんな感じですが。実際どれくらい降るのか分からない状況だったので仕方ないかなと。

 

この日はgt先生が再び練習に選手を連れてくるという予定になっていました。しかし、とにかく微妙。天気が悪ければ来てもらっても練習にはなりません。ハードルを跳ぶことがメインなのにドリルだけやってもらうというのは意味がない。こうなるととにかく天気が気になります。霧雨のような雨が降っていますができないことはない。「やる」と決めて動くことに。

 

通常の練習開始時間に合わせて開始。いつもよりも10分程度開始が遅くなりました。この部分の切り替えですね。ここができない。毎回のことですが。その時その時で何ができるのか。何をするべきなのか。考えられるようになるといいのですが。

 

ハードル練習に関しては「別」で実施。すでに練習をしてから来たということなのでアップ任せてすぐに始めました。前回やった内容の確認と実際にハードル跳ぶ。段階を追いながらです。実際に「ハイハードル」を越える練習はしませんでした。ハイハードルを越えなければいけない。そう思うことでいきなりその高さで練習をするかもしれません。しかし、前段階で「ハードルを跳ぶ」ということ自体に慣れなければいけません。とうことでヨンパの高さで練習をしました。この高さで超えられなければユースハードルもハイハードルも越えられませんから。

 

ある程度、やっていく中で「それなり」に形になりました。やはり練習は偉大。抜き足が課題になるのはほとんどの選手で同じですね。普段の動きとは異なる部分があるのでここはしっかりとやっていかなければいけません。少しずつの積み重ねをお願いしました。ある程度やるしかない部分もありますから。

 

うちの練習は通常通り。ショートスプリントを中心にしようと。バランス系と上半身下半身。二重跳びをしてからドリルへ。今回は少し形を変えて。国体合宿で教えてもらった部分を入れました。台ドロップ。うちでやる形と「少し違う」部分があります。「基礎の基礎」から「実践的」な部分へ。「動き」→「走り」の部分が多いので「動き」→「つなぎ」→「走り」の形になればいいのかなと。ここをどのように作っていくか。今の自分自身の課題かなと。

 

あとは通常通り。DM投げから始めて腰押し、スティック5歩、二次加速スティック。そのままバトン走を。この頻度は増やしていきたいなと思っています。これも何度も言っていますが「合わせ」のための準備です。10バトン、25並走をやる意味。ここは考えてもらいたい。毎回話をしていますが「意味のある練習」にする必要があります。単純に「渡す」というための練習ではない。

 

そこから合流走。これも「合わせ」のための準備です。ハードルのときにも書きましたが。ハードルの1台目まで走ってきて「合わない」といって止める。これはかなりのロスだと思います。また走ってこなければいけません。また合わなかったらどうするのか。「合わせるため」の練習をしなければいけません。通常の練習の中に「受け渡しの基礎」や「出のタイミング」などを入れていくことで改善されると思っています。その部分の意味を考えてもらえるかどうか。

 

最後に60mT×3-60mを2セット。ハードル選手は別の形でハードルを。走りをどう作るかという感じです。この日の練習ではとにかくハードル選手の走りが抜群によかった。これまで少し大股になっていたのですがハードル間をスプリントの延長として走れていました。やはり練習は偉大。継続して狙い通りの練習ができれば変化が生まれます。普段の取り組みが間違いなく走りに出ていると思います。こういう部分をしっかりと評価していきたい。


走る方は課題となる部分をどのように修正するか。タイヤを使いながらどう動きを作るか。パワーで運ぶ走りではなく接地やフォロースイングで走る。これを一冬ずっとやってきました。もっといえば年間ずっとやっている気がします。目先を変えながらやりたいことを定着させていく。ここはすごく大切な気がします。どのように作るのか。与えられたメニューをやるだけではなく「課題意識」を持って取り組んでくれるかどうかも大きく影響してきます。


色々なことを感じる時間でした。貴重な経験ができました。日々勉強になる。

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何もしない

2021-03-18 | 陸上競技

月曜日。この日はクラスマッチの練習となっていました。選手は休みにしていました。2日連続でタータンで走っているので回復のために。朝は職場に行って色々とやってから帰宅することにしました。ある程度のことはやりたいなと。

 

心身ともに結構疲れていたので。何もしない。とりあえずラーメンだけは食べたいなと思いながら。禁ラーメン生活を送っていた時期もありますが気が付くと元に戻っている。合宿中にラーメンを食べたこともあり再加速しました。

 

ラーメンを食べようと思って移動したのですが定休日。諦めて別のお店に行くとここも定休日。事前に調べていけばよかったのですが。何店か回って結局、鶏そばへ。うどんでもよかったかなと思いながら。食べに行ったお店のすぐそばに有名なうどん屋さんがあります。なかなかいけないので。

 

特に何もせずに。本当に何もせずに。そんな1日でした。

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国体合宿2

2021-03-18 | 陸上競技

日曜日。この日も国体合宿。ほとんどの選手が通い。県内のコロナの状況も一時期と比べると落ち着いてきています。だからといって油断できない部分はあります。細心の注意を払いながら。

 

この日は私はハードル練習がメイン。分担しながらです。最初のアップの部分だけは一緒に。ある程度やったところから専門練習に。ハードル股関節をして股関節の柔軟性を高める。そこからハードルアプローチ。何度か繰り返して。課題となる抜き足の修正をメインに。

 

話をする中で「ワンステップハードル」について質問されました。一旦横に上げてから前に持ってくる動きをしていると。ここも考え方だと思います。「大きく動かす」ことで間違いなく「遅れ」が生まれます。それにより「抜き足」が前まで持ってこれなくなる。「ハードルドリル」と称されるハードルのためのドリル。実際の動きとは異なる部分が多々あります。ここをどのように指導していくか。

 

簡単な動きをやってからカーブから直線のところのハードル練習。これはシューズで余裕を持ってできる距離で。慣れの部分もあります。単純にハードルを越えていくだけではなく「曲走路」「直線」で感じが違います。外側に振られる部分も含めてある程度の回数をこなす必要があると思っています。地道に。

 

ある程度やって「1台目の入り」の練習。15mと25mにマークを置いて。ここまでの歩数の確認です。この段階で「ずれ」があればそのあとで1台目には届きません。ここの練習は重要だと思っています。45m走って「合わない」と止めるのであればかなりのエネルギーロスになります。感覚づくりという段階で「ここからストライドを伸ばす」という感じを作る。24歩で走るためには自分で思っている以上に「ストライド」を確保しなければいけません。「走っていたら届く」という話ではない。

 

この段階でも色々と確認を。「土の上でやるとき」の話に。土の上で45mでやると届かないのでスタブロを逆にして出ているとのことでした。この部分も「考え方」があると思います。しかし、「実践に即す」という意味では「効果は少ない」と思います。逆脚からスタートして一歩増やす練習をしてタータンで1歩減らす。それは「流れ」という意味では生産的ではない。そうであれば1台目の42~43m地点において流れを作るほうが正解ではないか。

 

考え方があります。私は「実践に即してやる」ほうが効果は高いと思っています。これも人それぞれかなと。逆足でスタートすることで加速段階のイメージも違ってきます。やらないよりはいいという感じかもしれませんが。ここは難しいですね。ヨンパに関しては専門性が高いと思っています。歩数の違いもありますし、レース展開の違いもある。ここを踏まえてどう組み立てるかで結果は大きく変わってきます。「速い」=「強い」でない。ここが最大の面白さかなと。

 

1台目までの24歩で走ると次の17歩の感覚も変わってきます。ストライドの調整が必要です。大きく走っておかなければいけない部分から「少し刻む」という感じになります。ここができないと「詰まる」感じになる。ここの調節も必要だともっています。これもやっていく中で「違い」を理解する。土の上やるならどうするのか。この辺りも考えるべきだと思います。

 

何度も書いていますが「私は正しい」とは思いません。色々な形がある。それをどう練習の中に取り入れるか。位置づけるか。ここだと思っています。特殊な種目というのもあり「正解」というのがあるのかどうかわかりません。単純に「ランダムハードル」で対応力を高めるというのも効果的だと思います、。これは「切り替え」のところや「風への対応」になるのかなと。基本的なレースパターンに関しては「計画する」部分が必要。そう考えています。

 

うちにもヨンパをやらせようと思っている選手がいます。まだ持久系の練習が足りませんが。少しずつ積み重ねていけたらいいのかなと。うちは150mHや120mHで対応しています。これも「基礎」の部分。これだけやっていたら「レースに対応できる」というものではありません。必要な要素はきちんとやっていく必要があるのかなと思います。まだまだ不足している部分があります。

 

疲れました。ダメージがあります。それでも何とかしてきたいなと思います。

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