金曜日。この日は前日に引き続きテスト返却授業。午前中のみでした。バタバタ採点して返却しなければいけないのでなかなか大変です。余裕がないですがやるしかない。そこから大掃除。終わるのは前日と同じくらいの時間帯でした。
我々はその後色々と準備。学力検査に向けて。今回は72時間ルールがで適用されます。コロナウイルスが72時間経過したら死滅するという事で教室などは一切生徒が入らない。普段であれ前日に準備しますが今回は72時間ルールのため月曜日は学校が休みになります。
運動部などでは「学内での他校との練習禁止」となりました。急な変更だったので該当顧問はかなり大変そうでした。神経を使います。このことに関しては色々と思うことがあります。うちの部活だけでなく相手方とのやりとりも必要になる。県外に行くとかではないのでそこまでのリスクはない気はします。決められたからには守ります。当然の話ですが。
この日の練習に関してはサーキット。校舎の片隅でひっそりと実施しました。ほとんど任せてやることに。バランス系、サーキット、腸腰筋などをやってから1時間程度のフリー。ここは完全に任せました。前日に気になる部分があったのでその辺りを指摘しておきました。接地をどうするか。角度の問題も含めてです。良い角度で入りたい。「縦の動き」をしますが本当の意味で垂直にならない。結果的瞬間的に垂直になる部分が出てくるが、前方向に進みたいのであればやはり「接地角度」は大切だと思います。
ある程度課題を示していました。私が練習場所に行ったときにはこの途中でした。こちらからは何も言わずに続けさせました。少し遠目に見ながらですが。なんとなくパターンでやっている部分もあります。自分に必要だからやっているのか、普段からやっているからそれをやっておけば良いと考えるのか。ここにも「差」は出ると思います。考える力。ここは本当に大きなことだと思います。
さらに少しだけ走ろうかなと。20分程度与えて今度は「進みながら何をするか」を考えてやるようにと。重心移動がある中でどのように動くか。考えながらだと思います。課題が明確にできている者はそれなりに考えてやります。これまでは「一律」で与えてきました。この形でなければ「不平等」だという不満が出るからです。「◯◯ばかりを優先して指導する」という意見も出てきます。この部分に関してはグランドレベルで見てもらわないと分からないと思います。明らかに「差」があるものに対して「全く同じ」指導をするのは不幸だと思います。
ここは競技力云々ではなく「やろうとする姿勢」に応じてこちらも対応する必要があると考えています。賛否両論になるでしょう。過保護になるのは良くない。さらには「どのよう取り組んでいるか」は重要だと思います。以前に比べて随分良くなったとは思います。
私がやりたいなと思う水準はかなり高い。そこに対して妥協もするようになったきました。「できない」「そこまではではない」という思いを持つ者も出てくる。「一律」で求めるとこちらも相手もしんどい。「やりたい水準」に合わせる事もしていかなければいけないなと。
シザースをしたり片脚スキップをしたりする感じでした。ここも任せながら。「〜を意識してやっているのですがどうでしたか?」という質問も。こうやって問われたときにきちんとアドバイスできれば良いのかなと。結局は「自分が何を目指すか」だと思います。それに応じた取り組みが自然とできるようになる。なんとなくやっていることが悪いとは言いません。もったいないなという気持ちは常にありますが、「その気」になってシビアに自分と向き合わなければ行動自体は変わらないからです。
最後に数本全体で走って終わり。狭い場所で走っているので近くから見ることになります。全体の動きが見えない。ここも難しい。まーこの日はそういう細かい動きは各自に任せるという放任にしていたのでそれで良いかなと。もっと離れたところから見ないと分からないこともあります。
色々と話をしました。最近はミーティングというのをやらなくなっています。前みたいにもっと増やした方が良いのかなという気もしています。練習中に必要なことは言い続けています。取り組みの姿勢に関しても、やり方に関しても。改めて言う必要があるのかなと。ここも試行錯誤なのかもしれないですね。
何となくまとめておきます。なんとなく。