kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

国体合宿

2021-03-16 | 陸上競技

土曜日。この日から2日間、国体合宿でした。今年度最後の国体合宿になります。ほとんどの選手が通い。それもありうちの選手も通いで参加させてもらうことに。今回は防府で実施されるので現地集合、現地解散。他校の選手と一緒に練習する機会が少ないので貴重な時間になります。

 

何度か国体練習会が実施されました。その中で「基本的なこと」と「基礎筋力」の部分を重点的にやっています。ここでやったことが各学校でどれくらい実施してもらえるのか。もちろん、それぞれの学校で練習スタイルがあると思います。しかし、数日間やったことで一気に動きが変わるということは考えにくい。継続してやってもらうしかないのかなという部分です。

 

初日は私が全体の指導。ハードルの練習もある程度考えていたのですが参加者もすくなかったので全体の練習を。1時間程度は基礎的な補強。毎回毎回やっているのである程度はできるようになってきているかなと。何人かは「もう少し筋力が・・・」という感じでした。ここは短時間でどうにかなるものではない。本当は冬季でやっていくといいのでしょうが。

 

道具が少ないのもあってアップをやってから「反発系」を。タータンで地面から力をもらうためにどうするか。力を逃がさないという部分も含めてです。これは「基礎」的なものです。色々とやり方があると思っています。ベーシックな部分をしっかりと。数本ずつやっていきました。ここで終了にしたのですが「もう少しやったほうがいいのでは?」というアドバイスを。

 

「学校の練習」であれば頻度もそれなりにあるのでやっていく中で感覚づくりができます。。こういう場面では「繰り返し」を必要とするのではないかと。」今回である程度のことをやろうと思えば回数は必要になります。通常の練習とは異なる。もっと工夫が必要だなと感じました。場面場面でそれに応じた指導をする必要があります。勉強になります。

 

そこから膝締めのためのチューブももあげ。ある程度やってから加速段階の練習を。DM投げと腰押し、スティック5歩を組み合わせながら。加速段階の局面の動きは重要だと思っています。中間の走りだけをやっていってもそこに到達するまでに走りが作れなければスピード向上もない。この局面の動きは重要です。午前中はその部分をひたすら。ある程度やってから二次加速スティックを作ってこれを3本2セット。ピッチアップの感覚づくり。

 

最後にバックストレートでカーブ直線を。最大スピードを出して終わっておく感じにしました。追い風だったのでそれなりに動いていたのではないかなと思います。感じとしてはまずまずなのかなと。

 

午後も同様。基礎的なことを中心に実施しました。最初に補強を1時間程度。そこから午前中の復習を少し。後の時間はひたすらSDとしました。ある程度こちから「必要なこと」を伝える。構えや足運びなどのこと。午前中にやった「加速段階」の部分からのSDです。DM投げや壁引き出しを織り交ぜながら。1時間以上できたというのは大きいなと思います。専用仕様なので8レーンすべてにスタブロを置いてから実施できます。参加人数も多いですがこうやって8レーン使えるとある程度の効率が上がります。

 

構えた時に前足側に力を入れておく。腰引きなどをしながらその感覚を作る。一歩目を早く着くという考え方もありますが、「重心を大きく動かす」という話をしました。0スタートなので最初に大きな力を出して重心を動かす。そこから止まらずに前に進んでいく。ここの部分の確認をしたいなと思っていました。腰が真っ直ぐ上がることや一歩目の角度なども含めて繰り返しやる中で「一番いい感覚」を身につける。単純に繰り返すだけではなく何人かでチェックしながらやっていく。

 

私自身も見ながら勉強させてもらいました。どうすればもっと良い動きができるか。他の指導を見ながら勉強することは大切だと思います。最終的に「選手にプラスになるかどうか」が重要。この感覚も自分の中でもっと大切にしていきたい。

 

そんな感じで1日目を終えました。うちの選手、できれば「いつも通り」にやってっ欲しかったですね。それなりに声出しなどはしていました。が、いつもと比べると10分の1程度。準備なども率先してやってくれていましたがまだまだ普段と比べると足りない。マネージャーは大活躍でした。この子がいなければ成り立たないくらいでした。先を見て動けるようになってきているなと。マネージャーがしっかりしてくれると選手も競技に集中できます。ありがたい話です。

 

とりあえずやったことの記録として。また書きます。

コメント
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