kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

審判をする2

2021-10-21 | 陸上競技

日曜日。この日も審判。前日から宿泊をしていました。そのため防寒対策が微妙。かなり寒い。30度近くあったところから20度を切るところまでに一気に温度が下がりました。これにより競技パフォーマンスが下がる危険性があります。対策をしておく必要があると思いますがそれだけで十分に対応できるのか。それくらいの寒さでした。

 

競技開始時間も早い。成年選手が出場する400mHも10時スタートでした。女子の走り幅跳びは9時半から。幅跳びには県内選手も出ていました。前日にチャレンジで予選を同じ時間帯にやっています。3人ほど次の日の本選に進める。あ、2日連続で9時半からの競技というのはかなりダメージが。仕方ない部分もあるのだと思いますが。それでも「競技者」あ競技力を発揮するというのは「温度」という条件以外にも厳しい部分がありました。

 

400mHに関してはogw先生と一緒に見ていました。これからのことを考えて。女子の400mHは高さが低い。そのためハードリング技術というのがそれほど必要ないのかもしれません。総じてもう少しハードリングを磨いたほうが良いのではないかという印象。抜き足が前まで持ってこれない選手が多数。10回しかハードルを跳びません。そうであれば走力を上げるほうが記録の短縮にはつながります。当然です。しかし、この部分は改善の余地がある。今年度はとにかく頻度を高めてハードル練習会を行う予定です。ハードル技術の向上を図ります。学校での走力アップのトレーニングに加えて技術的な改善をする。補強なども多少はやるつもりですがそれよりも「必要なこと」に特化してやりたい。実はここに「生き残る道」があるのかなと。

 

男子の400mHには県内関係者が複数名出ていました。大学3年生の選手も51秒台で走っていました。最終組ではkrk君とymd選手が同じ組で走る。これはうれしいですね。関わってきた選手がグランプリの最終組で一緒に走る。県外から来た選手と一緒に。残念ながらこの組が始まる前に奇跡的に風が強くなり雨がひどくなりました。これにより記録という部分は難しくなる。他の組との条件が違いすぎます。それでもkrk君が49秒台で走る。すごい話です。凱旋レース。オリンピック代表ですがこれまでと何ら変わりはありません。相変わらずです。レースが終わってからは小学生にサインを求められていました。スターです(笑)

 

その後ショートハードル。ここに関しては・・・。雨が降る。さらにはかなり風が強い。気温も低く体感温度はかなり低い状況。それでもなかなかスタートできません。批判というわけではなく事実を記録しておきます。レース前に1本走る。その前段階で「ミリ単位」でハードルを調整します。ここに関しては本当に必要なのかどうかです。もちろんぴったりと合うほうが良いのですがそれは不可能。レース前に1本走るのにこれだけ待たされるのはどうか・・・。さらには1本走ってレース前に必要以上に待たされる。またも「完璧にそろう」まで調整がされます。「審判のあるべき姿」なのかもしれません。しかし、この状況でひたすら待たされる選手はどうなのか。1ミリ違ってそれで記録が劇的に落ちることは考えられません。他県ではここまできちんと「ミリ単位」で合わせるのでしょうか。他県では400mHの6台目の位置を間違えていて記録なしになったこともあります。それは問題外ですが、この「ミリ単位」の調整がどれだけ必要なのか。選手は本当にさむがっていました。

 

わざわざ山口まで来てくれています。そこで少しでもいい記録を出したい。もちろん、ルールの中で活動します。明らかに有利になる条件は出せない。しかし、競技パフォーマンスを上げるために何をするのかは考えないといけないと思います。選手の目線で何が競技会として必要なのか。ここは外せない視点だと思っています。審判の方のボランティアで協議会は成り立っています。それは感謝です。そこの部分に関しては間違いない事実ですが、一歩進んで「どうすれば競技者が気持ちよく競技できるか」は考えないといけないと思います。

 

ハンマー投げとやり投げの時間が重なってやり投げの開始が1時間近く遅れました。帰りの飛行機の心配をしている競技者もいたようです。こうなると競技に集中できなくなるのではないか。投擲審判は11名だったようです。2グループに分かれて実施していましたが人数不足のため食事もとれない。出発も8人で行っていましたが投擲審判は本当にきつかったと思います。競技会として成立したという部分は投擲審判の貢献度が大きな気がします。

 

まとまりません。「運営」「競技力向上」とも違う「審判」という視点での考え方。誰のための競技会か。「試合をやってやっている」という感じではないのですが、もう少し考えないといけないかなと思います。以前のように競技中に怒鳴る人はいなくなりましたが・・・。どの視点で見るか。ここは重要だと思います。

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審判をする

2021-10-21 | 陸上競技

かなりの疲労度。釈然としない気持ちの中で。何人かには愚痴りましたが。細かいことは言いませんでしたが。何度も書いていますが「本来業務」ではないことを「当たり前」のようにやる。これが本当に正しいことかどうか。「できるからやる」というのも違うと思います。「やる」と決まってから「あとは勝手に」という流れ。それはどうなのか。

 

土日と田島記念がありました。選手が出場するのもあり審判でした本当は1日でやる試合が「参加者が増えた」という理由で2日開催になる。予定が大きく狂います。本来は土曜日だけだった気がします(日曜日だけかも)。どちらにしても1日しかなかったものが2日間。高校生は1日目に100m、2日目にリレー。普段お手伝いしてもらっている部分もあるのでこういう時にはやったほうがいいだろうなと。持ちつ持たれつの部分もあるので。

 

高校生のレースは午後。選手は学校でkbt先生が見るということになっていました。一次アップのような感じです。誰かが忙しくても他の指導者が対応できるというのは大きなメリットだと思います。私自身は先週は機能停止状態だったのでお役に立てませんでしたが。自分の中でどう処理していくかだと思います。練習面では選手にも迷惑をかけたかもしれません。

 

トラック種目は12時開始。そして審判集合は7時30分・・・。フィールド種目が10時開始だったので仕方ないのかもしれません。私はタブレットをもっていって緊急にやらないといけない部分を実施。が、審判はウォーミングアップ室に椅子がない状態で待機となっていました。これはなかなか・・・。時給200円程度の審判業務です。別に「お金のため」に審判をやるわけではありません。完全な「ボランティア」です。選手が出場するというのもありますし、お世話になているのでというのもあります。とはいえ、せめて座る場所くらいは欲しい。贅沢なのでしょうか・・・。

 

とにかく「うーん」と思うことが幾つもありました。言っても仕方ないのかもしれませんが。いや、どうなんだろう。審判業務に関しては「きちんとやりたい」と思っています。基本は「選手目線」で。選手がどうすれば競技に集中できるか。「審判目線」でやるのは違うと思っています。これは難しい部分かもしれません。審判は「従わせる」という部分が少なからずあるのかもしれません。ルール上の話もあります。私自身は「ルールの範囲内」である程度競技者がやりやすい環境を整える必要があると思っています。あくまで個人的な意見です。他県の試合でどうなっているのかを聞きたいなと思います。

 

今回は県内に関係するトップ選手が小学生と一緒に走るというレースがありました。小学生にとっては貴重ない経験だと思います。今回はkrk君も帰省していて「凱旋レース」となります。小学生には大人気でした。この辺りはまた機会があればということで。今回協力してくれていた選手たちは知り合いです。高校生の時から指導に関わってきた選手や国体でかかわってきた選手ばかり。雑談もしながらやっていきました。こういう関係は競技を通じて生まれています。通常ではなかなかない。別に「強い選手と知り合いだから」という自慢ではありません。まーどうとらえられるかは分かりませんが。こういう部分は人によって「悪意」をもってとらえると批判につながるのだと思います。感覚の違いですから仕方ないと思います。

 

審判をしているといろいろなことに気づきます。それはいいことなのかどうかわかりませんが。気づいたら動くようにしています。これがいいのかどうかもわかりませんが。高体連の試合の時も同様ですが。やる必要があるかどうかわかりませんが「上手く進める」ためにはやっておいたほうがいいなと思う部分がたくさんあります。今回もかなりありました。とはいえ、高体連と違ってどうしてもやらないといけないわけではありません。そこの部分も含めてですね。

 

何となく書いておきます。もっともっと気づきもあったような気がするのですが。とにかく1日目は無事に終わりました。朝早い集合だったのでなかなかでした・・・。疲労度が・・・。

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