雑記に近い感じになります。面白いかどうかは別にして考えていることを記録しておきたいと思います。
tokushoの後半からほとんどの指導がショートスプリント中心になっていました。その中で色々なことを学ぶことができました。あの頃、今考えていることが実際にできていたら全く違う結果になっていたのかなという気もしています。その後のことも含めてですが。完全にショートスプリントに特化した感じになっていました。tokushoで12秒14、12秒17、12秒43、12秒9。hoshoで12秒15、12秒30、12秒67。かなりの選手が育ってくれたと思います。
元々ロングスプリントの方がやりやすいと感じていた中でのショートスプリントへの移行でした。選手の数が少ないというのもあり「選択と集中」という中でのショートスプリントに特化する感じでした。同時にロングスプリントをやるためにはかなりの覚悟が必要だというのがあります。
15年くらい前の話になってしまうのでどうかと思いますが。rinaが初めてインターハイに進んだ時。この2年間はこれまで指導してきた中で一番練習をしたと思っています。それに耐え得るだけの「気持ち」を持った選手が揃っていたと思います。男女共にでした。かなりのチーム力を発揮していたと思います。長距離がいない中で県総体でトラック総合優勝。投擲も含めて県総体総合優勝を果たしました。中学時代の実績はほぼない。中国大会にさえ進んだことのない選手たちが集まってやり遂げたことに関しては今でも誇りに思います。
話が逸れていますが(笑)で、tokushoの初めの頃はかなりロングスプリントに特化した練習をしていました。まー知識がなかったというのも大きな理由だとは思いますが。それ以後は選手の「モチベーション」の違いもあってロングスプリントからは遠ざかっていた感じがあります。本当に強くなろうと思えば「かなりの負荷」がかかるからです。もちろん、優れた能力があればこれもそれなりでも対応するのがしれませんが。
とにかく「何がなんでも」という選手に対してしかできない部分があります。自分自身がヨンパをやっていたこともあり、「きちんとやる」というのが当たり前になっていました。が、それは今考えると「異常」であって普通の人たちは「キツイことはやりたくない」と思うのです。その中でロングスプリントで戦うというのは難しい部分だと思いますね。
この冬は「何がなんでも」を求めていましたが、なかなかそれに見合うだけの行動ができない。女子に関しては1月以降3月末までほとんど走る練習ができなかったというのもあります。これで戦えるほど甘くはないなと思っていました。他人事のように書いていますが。しつこく言い続けてきてもなかなかわからないというのがありました。覚悟云々というのは求めてはいけないのかなという感覚さえあります。
またも話が逸れますが。先日県選手権の2日目にレースのない選手に強度の高い練習をしようと考えていました。この時、かなり強い負荷をかけたいと思っていたので私の審判業務がない時間を指定しました。一人でできる話ではないと思うので。が、返事としては「男子の100mのレースが観たい」というようなもの。いや、もはやこの状況で「戦う」ということを口にすることさえ許されないなと感じました。それ以後は全く指導はせず。優先事項が分からない選手に対して何をやっても変わらないと思います。
これに対して批判をする人もいるのでしょう。まーそれはそれ。が、「競技をする」というのはそんな適当な話なのか。その前にも他の選手が「県総体ではヨンパで勝負したい」と話してきました。それに応じたメニュー提示をしようと思っていたら、「ショートハードル」のメニューをやりたいとずっと言ってきます。もう指示するのも辞めました。ここに矛盾があることに気づかないというのであればもう何を言っても意味がないなと無力感を感じました。
勝負したい。それを口にするならそれに見合うだけの行動と覚悟が必要です。こちらもそれに合わせて考えます。が、結局目先のことしか考えない。その場その場の考えを主張する。それならそれでいいと思います。私が時間と労力を使って何かをする必要性は皆無だと思います。間違っていると言われるのか。
まー好きに評価してください。
与えられる。これが当たり前になっている。こんな状況で「普通の選手」が戦えるようになるとは思えません。強くなりたいと飢えている選手の方が圧倒的に強くなります。当然の話です。「頑張りたい」という気持ちが持続できないと嘆く。いや、そのレベルの気持ちでは勝負はできないのです。進学校の生徒が「志望校」を目指して勉強をする時に「でも努力できないんですよね」と言っているのと同じです。絵に描いた餅。何も得るものはないでしょうね。
「こんなに頑張っているのに結果が出ない」という考え方で選手が競技をやっている。まー大半の場合、「本当に必要な努力」ではないのです。比較対象が過去の自分であって、本当に強くなるための努力ではない。この辺りのことは資質の部分もあると思いますが、徹底的に言って聞かせないと分からないと思います。今は中学校ではそこまで競技に対しての話はされないと思うので。
いや、本当はロングスプリントの練習について書きたいなと思って書き始めたのですが(笑)最近考えていることをストレートに文字にしてしまいました(笑)。まー本当はかなりオブラートに包んで書いているんですが。本題はまた別に書きます。