エビの話。
12月9日にエビの抱卵が分かりました。それ以後、いつになったら負荷するのかを様子を見ながらやっていました。2日に1回程度、500ml程度の水替え。硝酸塩の濃度が上がらないようにするためです。前回は「抱卵したら水替えをしないほうがいい」というネットの情報に惑わされていました。結局、足し水をしているだけでは硝酸塩の濃度が上がってしまうだけになります。硝酸塩は水槽の中から出ていかないからです。分解もされません。「水替えをしない」という情報だけでやっていたので上手く育ちかけていた稚エビは全滅。他のエビもダメージを受けていました。
今回は抱卵してから定期的に水替えをしています。抱卵してから孵化するまでには「600÷水温」で日数が分かるということでした。年末年始、ヒーターを入れていたにもかかわらず水温が15度くらいまで下がっていました。年始にヒーターを別のものに変更。安定して23度くらいになるように設定しなおしました。それでもいつ孵化するのか分からないなという状況ではありました。
1月8日のエビの状況がこの写真です。
お腹にある卵が赤みを帯びています。こうなるとハッチアウト(お腹から離れて孵化する)寸前です。毎日のように確認をしていましたがなかなか分かりません。観察を続けていました。
そのタイミングでまた別のエビが抱卵しているのが発覚。
このエビ、最初はオスだと思っていたので驚きました。大きくなるにつれて身体が丸みを帯びてきて雌らしくなっていました。白色が多い個体ですが、基本オスの影響をかなり受けるようなので負荷しても通常のレッドビーシュリンプのようになるかもしれません。まずは孵化してくれることを期待しながら見ていくしかないかなと思っています。
ずっと見守り続けて水曜日。やっと稚エビを発見。これはかなり小さいので見つけるのが困難です。まだ1ミリくらいしかないですし、水草などの陰に隠れているからです。何とか撮影できたのがこれ。
非常に分かりにくいですが。まずは孵化したということで、これから様子を見ていきたいと思います。硝酸塩の値が上がらないようチェックしながら、定期的な水替え。ある程度大きくなってきたら大きな水槽に移そうと思っています。小さい水槽では水質の安定が難しくダメージを受けてしまいます。バタバタしすぎて何もできていない感じがありますが。エビの様子は見守り隊と思っています。