一番関心が高い「エビ水槽」の話。私だけかもしれませんが。エビ水槽をどうするかを考えると夜も眠れません(笑)
これまで育ててきたエビ達は抱卵して孵化しています。気が付くとかなり大きくなってきています。購入時から大きかったというのもありますが、倍くらいの大きさにはなっていると思います。毎日毎日☆になっていて心が折れかけていた時期に比べると今は安定しています。ほぼ☆になるエビはいません。こういう状況が続けば本当に面白い。いとおしさも感じています。
水槽が小さいという最大の問題点があります。この水槽では水の量が少ないので暑さや寒さの影響をもろに受けます。また、水質自体も安定しにくい。本当は60センチ水槽で飼うのが適しているといわれています。が、さすがにそれは難しい部分があるので。かなり前に45センチくらいの水槽を購入し、チェリーシュリンプを4匹投入していました。パイロットフィッシュといわれるものです。いきなり水槽の中に弱い個体を入れるとあっという間に☆になってしまいます。水槽内に「生物ろ過」ができる状況を作らないといけないのです。糞をしてそれを分解する微生物が発生しないと水槽内に毒素がたまっていくからです。
この水槽は水草を入れてチェリーシュリンプを放置。特に何かをするというのではなく本当に「放置」していました。餌も全くやらない。水槽内に微生物が発生してそれを勝手に食べてくれるだろうと思っていました。苔が生えるのでそれだけは除去するようにしていましたが2か月くらい全く放置していました。4匹が無事に生存してくれていました。ある程度時間が経過したので「本命」のレッドビーを投入できるかなと。
4匹中3匹は色が薄くなっていました。1匹だけ色が濃いのでよく見てみるとなんと抱卵していました。非常に分かりにくいのですが。ずっと物陰に隠れています。たった4匹しかいない水槽の中でも抱卵するんだという驚き。まー、確率的にオスとメスがいればそれなりにあるのだと思いますが、今回のように完全放置でそれが達成できるとは。
ヤフオクでレッドビーを購入。30匹で送料込みで4000円という激安。近くのペットショップでは1匹で800円くらいします。これはすごいことだと思います。生体なので購入も難しい部分がありますが、信頼がおける方から購入できればこれくらいいいものが見つかる。すごいことです。
時間をかけて水合わせをして水槽に投入。これまでと比べて水量も2倍近くあると思います。油断はできませんがきちんと見守っていきたいと思います。
別の部屋で育てていたのでメインで育てていた水槽の隣にもっていくことに。一人では到底不可能なので手伝ってもらいながら。遠くに引っ越すわけではないので大きな準備は必要ありませんでした。飼育水を使ってやっていますから問題なく。30分程度で移動完了。並べてみるとこんな感じになります。
この状況で少しずつ水替えもしておきました。大きな水槽に関しては2か月間全く水替えをしていませんが、測定してみると硝酸塩も全くありません。少ない個体だったからかなとは思います。今回は新しく30匹購入しているので確実に様子を見ながらやっていかないと失敗してしまいます。これまでの経験を生かしてエビ御殿に近づきたいと思っています。
ほとんど餌は与えないようにしていますが、今回は意図的に与えてみました。近くで見比べると面白いですね。新しい水槽の様子がこちら。餌と比べてそれぞれの個体が小さいのが分かるでしょうか。
メイン水槽のエビ達がこちら。
かなり大きい。倍率の問題で大きさが違って見えるかもしれませんが、どちらも同じ倍率で撮っています。これまでの水槽のほうが圧倒的に大きい。倍以上です。写真中央部にいる白が多い個体が抱卵個体です。メイン水槽は人生で初めて順調にエビが育っています。水槽を一つにまとめるか、このまま別で育てていくのかは考えないといけないと思っています。水質の安定を考えると大きな水槽が良いのですが。別水槽に移そうと思っても抱卵と孵化をしている状態では移動させるのが難しくなります。真面目にエビについて考える日々です。
ちなみにメイン水槽の稚エビはこんな感じ。
何匹いるのか分かりませんが少しずつ大きくなってくれています。油断大敵。少しずつの水替えを継続していきたいと思います。
エビ水槽の話でした。