kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

よるのばけもの

2023-01-25 | 陸上競技
前の本を読んで。その流れの中で「よるのばけもの」を読むことになりました。図書担当の先生と話をしていて、「住野よる」さんの作品を読んだと伝えたら、「よるのばけもの」も読んでみたら?と勧められました。基本勧められると読むようにしているので。



中学生の話。内容は「いじめ」に関すること。今の仕事をしているからとかではなく、やなり「避けては通れない」部分だと思います。感想を書くときにネタバレになるようなことは書きたくないなと思っています。この記事を読んで作品を読んでみたいと思う人がいたらその人の「感じるもの」を奪ってしまう可能性があるから。それだけは避けたい。

「ばけもの」ってなんなんだろう。今の自分の姿は本当の姿なのか?もっというと「本当の自分」ってなんなんだろう。強くそう感じます。そのことは今の私自身にも置き換えられるのではないか。「今」の自分は何者なのか。何を求めて生きているのか。存在価値があるのかどうか。時代の移り変わりに取り残されている「過去の遺物」なのではないか。そう感じる部分が多くあります。

読みながら考えさせられる部分が多くありました。「また、同じ夢を見ている」とは違う感覚です。あの時こうしていたら。そう思う後悔は常にあります。今の人生を選んだのは自分自信なんだと思います。その責任は自分自身が背負うしかない。その中で「今の自分」が本当の自分の姿なのか疑問に感じることが多くあります。答えはどこにあるのか分かりませんが。

考えさせられます。本を読むことで様々な感情が自分の中で渦巻いています。出口はあるのか。分かりません。

コメント (2)
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