金曜日に修学旅行から戻ってきました。その流れの中でsnd学園女子大学が山口県で合宿をされることに。金曜日から日曜日の午前中まで合宿ということでした。fgkw先生に美味しいラーメン屋さんを水曜日に教えてもらう時に土曜日からハードル指導をして欲しいという連絡をもらいました。これまで教え子が大変お世話になっています。断る道理もなく引き受けました。大学生を教えさせてもらうことで自分の中で新しい発見もあると感じていました。






土曜日は早朝に家を出て山口へ。午前中は維新公園で練習、午後からはセミナーパークでの練習となっていました。ハードルがないので学校からフレキハードルを運んできて練習。一日ハードル練習ができるということで計画的にやることに。
どれくらいのレベルの選手か全くわからないまで引き受けています。無責任ですが。修学旅行が直前まであったということもあり、全くそちらに対応できる余裕がありませんでした。午前中はハードルに必要なことをやるというのが良いかなと。めちゃ走るというのではなく、「基礎基本」をやる方が良いだろうなと勝手に判断。もう少しきちんと確認をすればよかったかなという気もしていますが。
ハードルを使ってのアップから始めて本当に基礎基本を。実は3月末に実施される中国合宿で女子のヨンパの指導をさせてもらうことになっています。ある程度自信もあります。まー無名でマイナーな私が偉そうに指導をするというのもどうかなという気もしますが。これまでのノウハウを活かしながらハードルの指導をさせてもらおうと思っています。ここ数年、ハードル練習会を月2回のペースで実施してきました。その中で学んできたことも多くあります。モチベーションを維持するためにやらせてもらっていた部分もありますが、全国入賞するレベルから始めてハードルを跳びますというレベルまで幅広くやらせてもらったことは財産かなと思います。ハードルに特化して練習ができるというのは他の人にはできないことだったのかもしれません。
練習に関してはその場でのハードルを使ったアップをやってから、少しずつ進む動き。3時間近く使えるというとこで本当に基礎的なことをやりました。競技レベル云々は抜きにしてリード脚の運び方や抜き足の動きは課題があると思います。慣れというのもあると思いますが。抜き足が立てられずに内旋しながら運ばれる。リード脚も内側に入ってしまう。どのレベルでもあり得ることだと思います。もちろんハードルに特化して毎日練習できるわけではありません。本人たちが必要な動きを理解してそれを練習の中でやっていくだけで全然違うかなと。
午前中は歩行からリズム、ランニングの中でリードと抜きをやっていく。さらにハードル腿上げやタンブリングをやって一歩ハードル。なぜそれをやるのかという部分も含めて指導させてもらいました。越権行為だと思いながらもハードルに必要なことをやらせてもらいました。ある程度ドリルの中では動きが修正できたかなと。
午後はセミナーパークで。ハードルの高さが足りなかったので学校でハードルの入れ替えをしてから移動。この辺りから半端ない疲労感に襲われていました。年齢的なこともあると思います。無理ができなくなっていました。眠い。本当にヤバいくらい睡魔に襲われていました。意識を保ちながらセミナーパークへ。ハードな日程の中で生活をしていた反動が来ていました。これだけ免疫が低下していたらコロナ等への感染のリスクも高くなります。抵抗力がほぼない気がしていました。ウイルスに勝てる要素がない…。
午後はハードルリズムスキップなどをやってサイキングアップをしてから再びハードルドリル。かなりしつこく繰り返しました。高校生は練習会などで徹底的にやっています。大学生はここまで特化してやることはほぼないと思います。ダメージはあると思いますが、この辺りのハードルドリルを定期的にやっていくこととで股関節周辺の筋力アップに繋がると思います。動画を使うことで必要な筋群の強化ができると思っています。
午前中の復習を兼ねてドリルの徹底を。面白くない内容だと思いますが、必要なことをひたすらやるという感じです。学校に戻って何かしらプラスになることができたらと思っていました。せっかくこの手の機会を与えてもらっています。期待されているかどうかは不明ですが(笑)、こちらとしてもできることは最大限やっておきたいなと思う部分がありました。
大半は基礎とドリル。最後の1時間くらいは実践的にハードルを跳ぶことにしました。ドリルでできたとしてもそれがスピードが上がった時にどれくらいできるか。単純な話ではありません。fgkw先生も言われていましたがまだ、「ドリルでは動きが変わった」と思いますが「実践になるとクセがでる」と思います。速い動きになるとどうしてもこれまでやってきた動きがまた出てきます。基礎と実践をひたすら繰り返すとことで初めて本物になると思います。時間が必要。
色々とやろうと思っていましたが、普段練習で8mで跳んでいると言っていました。たくさん跳ぶよりも様子を見てみようと。やはり1台目までのアプローチが上手くいっていないなと感じました。今回はショートハードルとヨンパの両方の選手がいました。課題とする部分は全く違うのですが私一人で指導することになるので共通する部分を一緒にやりました。踏切位置にマークを置いて「遠くから踏み切る」ということを。
課題を決める→動画で確認する→実際に跳ぶ。これを40分くらいひたすら繰り返しました。1台目までの入りの感覚。全体的に踏み切る時に腰が残ってしまう感じがありました。本人達とあれこれ話しながらより良い方向へ。手応えを得ながらですね。少しはプラスになったかなと感じながら練習を終えました。
後で発覚したのですが翌日の午前中もハードルは別に練習ということでした(笑)せっかくなので徹底的にハードルをやろうと。ありがたいことです。私のような指導者に任せてもらって練習をさせてもらえるというのは感謝しかありません。夜に練習をどうするか確認しながら翌日の計画を立てました。まー実際は全く別のことになったのですが(笑)ここに関してはまた別に書けたらと思います。
夜は少し食事へ。






河豚ϵ( 'Θ' )϶を食べました。いや、美味しかった。幸せな時間でしたね。
色々なレベルのハードル選手の指導をさせてもらうことでこちらも見えてくるものがあります。かなり自信が持てるようになりました。まー私のレベルで偉そうなことを言うなという話ですか。
記録しておきます。少しは選手のプラスになったかなとは思います。分かりませんが。不安はありますがやることはできたかなと自負しています。
また書きます。