kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

木田先生が開業します

2023-02-06 | 陸上競技
えーと。このblogをどれくらいの方が閲覧されているか分かりませんが。多い時で450人くらいのアクセスがあります。ありがたいことです。

この場を借りて少し紹介をさせていただければと思っています。私が最も尊敬してお世話になってきた木田先生がこの3月で教職から退かれ、治療院を開業されることになりました。定年を迎える際にもかなり「開業したい」と言われていましたが、今回意を決して自ら治療院を開くことになりました。

私自身、競技指導に関して多くのことを学ばせて頂きました。今の私があるのは木田先生がいてくださったからです。技術指導だけではなく選手との関わり方や調整の仕方も含めて多くのことを学んできました。更に「選手の故障」に関しても毎回木田先生に相談して対処方法を教わっていました。そのおかげで厳しい戦いを何度も勝ち抜いてきました。怪我だけではなく試合前のPNFなども学び、選手の競技力のプラスになってきました。

今回、開業されることになりました。自分自身が多くのことを経験されるだけではなく、様々な実践の中で身体のバランス調整などもされています。この辺りに関しても最も信頼をおいています。

木田先生が話をされていましたが、何度も通って治らないというのを避けたいと言われていました。木田先生の経験的に「もう少しやってくれたら緩むのに」というのがあって、多くの治療院ではその部分を「あえて残す」ようです。治療するというのがメインではありますが、ビジネスなので「何度も通ってもらって利益を確保する」というのがあるようです。この辺りは木田先生が最も苦手な分野です。性格的に「できるだけ治してあげたい」と考えます(笑)ビジネス的には良くないと思いますが、木田先生が利益至上主義で何かをやるというのは無理だと思います。少ない回数で治す。






チラシを頂いたので紹介しておきます。説明文を読んで頂いたらその趣旨や人柄がわかるのではないかなと思っています。


別に私がビジネスのお手伝いをするというのはありません。実際、治る可能性が高いところに行く方が色々な人が幸せになるかなと。何度も何度も治らない整骨院などに通うよりも2回くらい行って次は半年後とかの方がいいかなと。選手よりも一般の方の方が需要があるかもしれないなと思います。肩こりや腰痛、捻挫や肉離れに関してはかなり効果が高い。整体だけではなく気功も使って治療されます。バランスも整えてて根本から改善しています。

4月からの開業になります。年度内はまだ教員として働かれます。何かあったらもっと早く辞めてしまいそうなので心配ではありますが(笑)。治療のこと、身体のことなど質問があれば直接の木田先生に連絡していただければと思います。詳細をこのblogで私が説明するよりも直接の方が分かり易いいかなと。

チラシにインスタやFacebookのQRコードが記載されています。気軽にインスタのDMなどで連絡してもらえるといいかなと。少し前に話をした時には「知らない人から治療に関するDMが来た」とビビっていましたが(笑)きちんと対応してくださると思います。

お世話になった木田先生に私ができることは精一杯応援させてもらうことです。是非とも一度治療に行ってみてください!

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ミカエルの鼓動

2023-02-06 | 陸上競技
日曜日の午後から読み始めてずっと読み続け、気がつけば深夜1時(笑)途中で止めるのか嫌で最後まで読み切ってしまいました。





ミカエルの鼓動。柚月裕子さんの作品です。直木賞の候補作品に上がっていたと。まー読む時と読まない時のギャップが大きいので知りませんでしたが。1章の途中で挫折しそうになりましたが、盛り上がってきて一気に。


心情の描写が細かいなと思います。なんとなく途中で最後の方の予想は立つ感じではありましたが。「命」をどのように守るか。手術を機械を使いながら行う。誰もが高度な医療ができるようになる。平等に医療を受けられるようになる。登場人物の背景と医療現場の在り方が重なる。

この手の作品を読んでいくと「出世欲」や「承認欲求」の話が出てきます。医者も警察も同じような感じなのでしょうか。私はその辺りの部分が皆無に近いので、「そういう考え方をする人がいるんだな」という感じで読んでいます。これまで「出世したい」というのが目に見えて分かる人を数人見てきましたが、「なんのために今の仕事をしているんだろう」という疑問を感じながら客観的に見ていました。私には縁のない話だなと。上手く人と関わっていけばそういう路線もあるのかもしれません。

「共依存」の関係の部分も気になって読んでいました。親子関係で親が子供に依存する。嫌がっているけど実際は同じことをしてしまう。虐待の連鎖というのがありますが、「心理的なもの」に関しては好む好まざるに関係なく「連鎖」するのだと思います。私の子供達は自分の子供と上手く関わはないかもしれないなという危惧はあります。私自身が幼いときにそうだったように。不安を抱えながら読む部分もありました。

「同じもの」を目指す。やり方が違うだけで本質は同じ。だとしても合わない部分は出てくる。医学だけではないと思います。世の中の大半はそんな感じなのかなと。人との関わり方。ずっと不満に思っていてそれを押し殺して関わり続ける。それが幸せかどうか。ここも難しいところがあります。我慢しなければ人間関係は作れない。目的に対してストレートに発言するとそれに対して「批判」がでる。難しいなと感じますね。

医療現場の話でしたが「人」を読むようにしていました。いつも通り、あらすじに関わることは書きたくないので。率直な思いだけ書いておきます。

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