土曜日。この日は練習でした。テスト期間中ですが午後から勉強できますし、翌日は休み。きちんと時間を有効に使っていけば全く問題ないはずです。それができないのであれば、結局競技の結果も出せないと思っています。自分に返ってくる。2時間程度の練習です。
専門練習メインになっていました。前日にメニューを作って送っておきました。バトン練習をしたいのでそれまでの時間をアップに使う。専門練習の時間を確保するために何時になったら専門練習に移ると決めて、アップ完了が何時という逆算。決められた時間の中でやることが必要かなと。何をやって何をやらないか。優先順位をつけながらやっていく。
シーズンを見越してのバトン練習としました。2走と3走は確定かなと思っています。ここは固定したい。1走と4走をどうするか。この冬、スプリントを上げることを主眼に別メニューを作ってきました。それに合わせて身体作り。ある程度走れるようになってきているかなと思っています。何人かは朝練でドリルを徹底的にやっています。ハードルを使ったドリルをかなりやってきているので別人のように進むようになってきているかなと感じています。それをどう結果に繋げていくか。
この時期なので「まだ誰が走るか分からない」というのは良くないかなと考えています。個人的には冬季練習でもメンバーを固定してやりたい。それができていないのでここからは試合をイメージした走順で。それ以外は「渡す」「もらう」ができるようにやっておきたい。10バトン、25並走をやってから合流走。これまでは合流走は「40-60」でやっています。が、この後の練習を考えた時に「30-60」へ変更。対応ができません。ここですね。また説明書を作っておきたいなと思います。ここで「距離感」を掴んでおく。
それを活かして直線でのバトン。カーブを使っての練習でも良いと思いますが、まずはきちんと安定して渡す距離を確認しておかないといけません。陸上に対する理解がどれだけできるか。理解させるのが難しいと思ったのでこの日は「とにかくやる」という形で。バトンを渡すためにマークを置いていますが、考えたら分かる。考えないから分からない。まー良いんです。そこを理解させるために時間をかけていたら短時間での練習ができないので。
ここまでを約1時間で。少しオーバーしましたが。そこからは専門へ。小雨が降ってきたこともあり、砂場と高跳マットは使えなくなりました。仕方ない。跳躍系はこれまで教えてもらったことの復習として選手に任せる形になっています。ここはダメなところですね。本当はもっと勉強しないといけないのですが。
それ以外はバックストレートでまとめて。ショートハードルもここに設置して。男女のヨンパはバックストレートを使う以外に選択肢はないので。ショートスプリントもスタートの出の感覚を掴みたかったのでバックストレートで。元々スタートで起き上がるタイプです。見ていて1歩目は悪くないのですが2歩目が出ません。構えから修正していって2歩目の意識をさせる。これがハマった部分があってめちゃくちゃスムーズに進むようになりました。これは面白い。何度か見ましたが「分かった」と言っていました。こういうことだと思います。課題を明確にしてそこを繰り返し克服させる。大きく変わります。
ショートハードルは1台目のアプローチと3台目まで。前回と同じです。繰り返しながらやっていくことが大切です。とにかく慣れる。そのためには跳び続けるしかないかなと。「課題を明確にして」というのと矛盾するかもしれませんが。1台目までで少し鈍ります。こちらもスプリントに関してはかなり速くなっています。それを活かすためには経験が圧倒的に足りない。何台も何台も跳ぶ。もう少し経ったら細かい部分も含めて指導できるかなと思いますね。優先順位としては「経験させる」というところだと思います。
ヨンパはスタブロから。本数はそれほどいけませんが。ここも2年生はかなり上手い。1年生はまだ経験不足だと思います。何もしなくても上手く跳べる選手もいるとは思いますが、やはり経験を積まないといけません。ストライドの調整と距離感。1年生はある程度走力があります。2年生はまだ足りません。最終的にどのような順位になるか。
50分程度専門の時間を確保して最後に全員で「250」を。昨年はマイルのための練習を一切やらずにレースに出ていました。後半の失速もあります。今年は「狙いたい」「狙える」と思っています。両リレーでのインターハイ。十分可能なところまで来ていると感じています。そうであれば全員がその意識を持つ必要がある。短短だから、短長だから。そんな枠組みにとらわれるのではなく「勝つために何をするか」だと思います。競争する機会を与えたい。この中で「マイルが走れるかどうか」を判断していけたらと。学年とかではなく「強い者が4人」で組まないと戦えませんから。
グループを2つに分けて。1組目はショートスプリント系が多くなっていました。ジャンケンで分けています。ショートハードルの選手が最初からぶっ飛ばしていました。こういう姿勢は大きいですね。それにロングスプリントの1年生が付いていく。かなり離されました。スピードがある方がここは強い。ショートハードルの選手もマイルメンバー候補になると思います。
2組目は実際にマイルを走って来た選手が大半。場所取りなども含めて上手くやらないといけません。前半からショートスプリントの選手が出る。それについて跳躍選手が出る。後先考えずに飛ばしていました。流石に最後はへばって短距離エースに流れていましたが、これは本当に面白くなるなという安心でした。かなりのところまで行けそうな感じ。
同時に2年生が完全に置いて行かれていました。スピード不足もあると思います。一冬越えて1年生が力が付いているのがあります。1年生はこの冬ずっと朝練習を継続して来ました。その成果が出ていると思います。2年生は朝練をやっている部分があまりない。差がついているのかもしれません。ここに関しては全体に「足りない部分を補う」ことを伝えています。やるかやらないかは本人達の考え方ですから。悔しいと思いますが、走力で負けています。ここから目を背けないことでしょうね。今は絶対に勝てない。これからどうするか。県総体までにどう差を詰めるか。ここだと思いますね。悔しければやるしかない。やらなければ勝てない。
見ていて「力がついているな」と感じています。去年はこの時期、女子はほとんど走っていません。練習さえできていない感じでした。去年よりは間違いなく強い。それも比にならないくらいかなと。戦えると思います。
あとは私のモチベーションがどれだけ維持できるかなのかなと思っています。陸上競技に対してどこまでも熱を持てるか。ここまでやったらあとは何とかなるのではないかなという気持ちもあります。ここまで来たら勝負したいなという気持ちもあります。
とりあえず記録しておきます。手応えはあります。本当に。