kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ウエイトをする

2010-09-04 | 陸上競技
木曜日、練習は少し落とし目にしました。とはいっても身体作りはきちんと継続していきたいと考えているのでやらなければいけないことはやります。

朝練の時に私は一人でジョグをして、何だか身体が動くようになってきたと感じていました。腹筋と腕立てをしてひょっとしたらもう少し身体を動かせるのではないかという気になってきました。元々トレーニングは好きですし動かし始めたら楽しくなります。選手は午後からウエイトですから私は朝やっておこうと思い付きました。もちろん、ウエイトなんて10年くらいやっていません。かなりの筋力低下は覚悟していましたがトレーニングを再開しようという気持ちが出てきて無理しない程度にやろうと。ベンチは思ったよりも低下していませんでした。とはいっても当時よりも30キロ減らしてやっていますが…。スクワットも出来るような気がしてきたのでやってみましたが思った以上に下半身の筋力低下は激しかったようです。かなり軽くしてやりましたが1セット目から少し腰に違和感が…。それでも3セット押し通しました。やっぱり腰が痛くなってしまいました(;_;)。もっと徐々に負荷を上げていく必要がありました。腰が痛い…。

私の話はどうでもいいのですが、午後からはウエイトにしました。いつも通りのやってからプラスアルファでサーキット形式の補強をしました。ここ最近、補強で追い込むというのがありませんでした。補強は自分のためにやるものです。本当に強くなりたいという気持ちがあれば苦しくても手を抜かずに最大限の努力ができるはずです。今課題としている部分を克服するために何をするかだと思っています。技術的な課題ももちろんありますが、それを支える「心」の部分がありますきちんと出来ていなければ何も出来ません。特に最近波があるように感じていましたからそこの部分を何とかしたいと考えていました。通常の負荷よりもかなり強めにかけられるようにしましたが、全体的に最後までしっかりと取り組めていたように感じました。何だかんだいってもここまで積み上げてきたモノがあります。その雰囲気を作るまでにかなりの労力を要します。ここ最近はバタバタが多くてそこまでいきませんでしたがやっとそこまできたかなという感じです。まー最低レベルの話ですが。

能力が高い選手はどんな練習をやっても伸びます。極端な事を言えば流しをしてダッシュをしておけばそれなりの走りが出来ます。そんなものだと思っています。しかし、普通の選手が速くなるためにはそれなりの努力が必要となります。地道な努力であったり、精神的な成長であったりと多くの面で求められるモノがあります。偉そうに思われるかもしれませんが、そこができないチームは数え切れないくらいたくさんあります。中学時代のベストを更新できない選手もたくさんいます。それには必ず原因があるのです。そこが分からない限り強くはならないと思います。

うちもまだまだです。しかし、人間的な成長は少しずつしていると感じています。これから秋のシーズンに向けて更なる成長を期待したいと思います。
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走り込む

2010-09-02 | 陸上競技
水曜日、この日も朝から走りました(笑)。選手は軸作りをしていましたが私は調子に乗ってウインドスプリントまでやってしまいました。朝から汗だくです。ぐったり(^_^;)。

午後の練習は市営競技場での練習としました。久し振りにいきましたがグランドに草が生えまくっていました。夏の間放置されていたのでしょうか。一応管理する人がいるのですがトラック自体に草が生えています。400mのスタートからバックストレート、第三コーナーまでが草に覆われている感じです。夏にうちがもっと行って草抜きをすれば良かったなと思いました。使用する者が協力して除草作業をすれば簡単にできるはずですから。

練習はサーキットをやってから加速の練習。競技場内に芝生がありますから少しの傾斜を利用して3歩目までの脚運びを繰り返させました。傾斜がありますから思い切り投げ出さないと身体が動き始めません。膝の角度を保ちながら進んでいく。走るだけではなくどうしないといけないかを考えながらやる時間が必要だと思いやらせました。この動きと平地での3歩を組み合わせながらひたすらやることにしました。

途中合宿の事で連絡をする必要があったので電話をしました。これがまたつかみ所がないというか毎回電話で連絡をしている内容と違います。普段聞かれないことを言われたので、意味を確認しようと聞き直したら上司に対応を代わられました。いやーそんなに大きな話ではないと思うのですが。普段無料開放している場所を使うかどうか確認されて、そこに料金が発生するような言い方をされたので聞き直しただけなのですが…。クレームを言うのではなく対応が違うのでどうなのかというだけだったのですがなかなか上手くかみ合いません。かなりの時間を要しました。卒業生が来ていましたがこの対応に多くの時間を要したためほとんど話しはしませんでした。仕方ありませんね。

練習はその流れでスタートの確認。スタブロからの出を繰り返しました。その前にやってきた動きと結びつけていく事が大切になります。見ようと思っていたら今度は別の卒業生が来たのでその娘と話をしていました。結果的に練習はほぼフリーのような状態になってしまいましたが、指摘できる部分はしましたから大丈夫かなと(笑)。動きを意識させるために道具を使ったり地形を利用したりする。嫌でもその動きになるような練習にしていくことで効果が出てくるのではないかと感じました。もちろんやれば良いというのではなく意識するポイントをきちんと理解して取り組まなければ意味はないですが。

最後にセット走をしました。短短は150mと80m、120mの組み合わせ。短長は200m、120m、80m、150mの組み合わせとしました。短時間でやりたかったので短長はRESTはウォークのみ、短短は質を下げたくなかったので少し長めにRESTを取りました。短短は3年生が走れ始めた感じがあります。これに引っ張ってもらって他の者も質が上がります。良い傾向です。
短長は1セット目、なかなか身体が動きませんでした。疲れてきてから動きがうまくコントロールできない部分があります。2セット目はかなり良いましたから腕を使って走ることが出来ました。ここが出来れば前半の加速段階も改善されていきますし、ラストの動かなくなってからの走りも変わってきます。2セット目はまずまずでした。これが1セット目からできないと勝負になりません。持っていき方を考えないといけませんね。

後片付け、全員がブラシをかけに行きました。しかし、ブラシは4本しかありません。他の者は木製のトンボをもって何かしらをやっています。ここ最近、特定の人物だけに負担がかからないようにと言い続けていますから「自分も何かをやらないといけない」という気持ちになるのでしょう。しかし、ほとんど意味がない事をやったところでそれは何も生み出しません。自分も何かをやっているという気持ちになるだけです。中途半端にやるのではなく、他の事をやって貢献すればいい。ブラシをかけなかったのなら荷物の持ち帰りを自分がやればいいだけのこと。そこが分担です。形だけの理解ではなく本質的な理解をしてもらいたいですね。

全体に「苦しい時、思い通りにいかないときに本当の力が問われる」という話をしました。スムーズに物事が進んでいる時は何も悩みません。しかし、それ以外のほうが多いのが現実です。大抵の者は苦しい時に諦めて投げ出してしまいます。ここをやり切るかどうかで本当の価値が決まってくると思っています。強制的に練習をさせられていると思っている者、気持ちが競技に向かっていない者はこの辺りが分かりません。持っている能力を最大限に生かすことができない。言われていることを理解して「心」を動かすことができれば必ず変わります。そう信じて選手と関わっていきたいとおもいます。
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タイヤ引きをする

2010-09-01 | 陸上競技
火曜日、この日から2年生は就業体験実習が始まりました。これにより全員がそろう時間がまちまちになります。就業場所が市内や市外に分かれているので練習云々ではない部分があります。話を聞くと他校では運動会等があるため朝から炎天下の中で練習をしているようです。それから比べると楽をしているのではないかと感じますね。

朝は朝練を再開しました。私も少しずつ身体を動かしていこうと考えています。。日曜日に「過労死」の話をテレビでやっていたので普段やらないことをやってリフレッシュをしようと思って身体を動かすことにしようと。1キロウォークの3キロジョグです。最初からやり過ぎるとかなりの確率で諦めてしまいますから徐々に負荷を増やしていきたいと思います。朝の時点でかなりの疲労感(笑)。これが気分転換になっているかどうか非常に疑問が残りますが…。女子のジョグを見ていて感じたのが疲れてくると「腕を振らずに肩を振る」ということです。マイルのラストでも同様の事が言えます。これでは戦えませんからきちんとこの辺りも意識させていき腕で身体を進める感覚を身に付けさせたいと思います。

午後はサーキットをやってからあとは身体を動かすことにしました。合宿で技術的な事をかなりやってもらったのでそれを動きの中で定着させていきたいという考えがありました。細かいことをやり続けていると時間がかかるので何かをやりながら強制的にその動きを身に付けられるようにしようと。前日に師事している方と様々な話をするなかで何となくイメージされた部分です。こんな練習が良いと言われた訳ではないのですが、せっかくやってきた動きをなんとか実践的な走りに結びつけていきたいと思いました。結果的にタイヤを使って動きを作るのがベストだと考えてタイヤ押しとタイヤ引きをやりました。

タイヤ押しは加速段階の脚運びを意識させました。坂道でやった動きを短いタイヤ押しでしっかりと確認していきたいと考えていました。いつもと実施する場所を変えて行いましたが砂が邪魔で上手く進めない者もいました。滑るのだと思います。キックの力だけで進む者は難しいと思いますね。基本的な動きがきちんと出来ていないと上手く進みません。その流れのまま加速段階の投げ出しと脚運びを。随分改善されてきてはいますがまだ回転が後ろ側になってしまいます。時間がかかります。

そのあとは短時間でタイヤ引き。短い距離と長めの距離の2つのパターンでやりました。短い距離では身体を起こさずに脚をきちんと運ぶこと、長い距離では後半の腕振りと接地ポイントの確認に課題を置きました。選手を数人病院に連れていかなければいけなかったので全員の練習は見れませんでした。パワーで運ぼうとするとどうしても後半の動きが悪くなります。ここを何とか改善していきたいと思っています。最後の部分が克服できなければレースにつながっていきませんからね。

最後にウエイトをやって終了。しっかりと練習時間が確保できました。私は疲れ気味になってますが(笑)。
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